触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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崎山比早子(さきやまひさこ)さん講演会の報告とこれからのこと

<原発・環境・エネルギー問題>        2013.9.22
             
崎山比早子(さきやまひさこ)さん講演会の報告
とこれからのこと 
   
        
      放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク 佐藤 茂雄

講師に崎山さんを迎えて、

 9月14日、「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」発足の1周年記念講演会の講師に崎山比早子さんをお招きしました。テーマは、「いのちを守る!~内部被曝と食べ物~」、サブテーマは、「低線量放射線のリスクは、なぜ過小評価されるのか?」というもので、今の時期にピッタリのものでした。崎山さんを講師に選ばせて頂いたのは、専門家・科学者として、その姿勢が一貫していること。「科学」の見方、事実の把握、いのちと健康をあくまで重視し、守ろうとする姿勢など講師自身が素晴らしい方であることからです。まやかしの「科学」への反論。言い過ぎないし、言い足りないでもいない。(安倍首相の大うそにはかなり激しく怒っていましたが…)あくまで冷静に判断している、確信をもって説明をする。逆に、分らないこと、不確かなこと、不十分(解明など)のことも、そのことを、はっきりと言う。今回の講演会を取り組んで、市民と専門家・科学者との対話とは、こうしたもの(であるべき)と思いました。私は、話していて、何か、とても安心感・信頼感のようなものを感じました。

風化の傾向について、 崎山さんの言った言葉が印象的でした。

 「世の中、だんだん福島原発事故のことを忘れがちになって来ている。しかし、私たちが忘れようが、忘れまいが、放射能はある。ずっと何十年も、何百年もそこにあるのです。私たちは、それから目を離してはいけないのです。」この放射能といのちと健康の問題に関しての第一人者である崎山さん、長年のかかわりの中で達観されていらっしゃると思いました。

 その崎山さんの様々な資料を駆使してのとても分かりやすい口調での①講演(1時間30分)は、参加者に非常に好評でした。そして、その後の②質疑応答(1時間10分)にも多くの方が残り、非常に丁寧なやり取りができました。更にまたその延長戦の③「崎山さんを囲む会」(1時間10分)も、様々なことを話すことができました。

「雰囲気」「場」「空間」が大切―市民学習の継続が変革の力になって行く。

 私は、この9月14日の崎山さんの講演に向けて、崎山さんにかなり欲張って、いっぱい質問をメールで出しました。そのいくつかは講演の中、質疑応答でも取り上げていただいています。しかし、全部ではありません。この全部でないという意味は、きっと、あとの「答えは、自分で見つけないさい」「自分たちで考えなさい」ということだと解釈しました。こうした機会に質問をまとめる、ということ自体に意味があるのだと思いました。崎山さんに講演、質疑応答、囲む会、と長時間、連続で行っていただいて、それを私たちが体験する中で、自分(自分たち)で考えてみる、考えていく、その基礎・基本みたいなものは、何となくつかめてきたと思いました。後日、講演会の録画動画をチェックしみて、このような講演会の「雰囲気」「場」「空間」を持つことの大切さを感じました。

 ①講演会②質疑応答や③「囲む会」では、いろいろな発言が出ました。いろんな意識のレベルがある。人によって、関心事も違う。いろんな考えがある。そして、それを言ってもいいんだ、それを周りで認め合う、容認する、そんな、そうした「雰囲気」「場」「空間」がこの講演会にはありました。それに対して、専門家・科学者である崎山さんが、いろんなレベル、いろんな疑問に、質問に、丁寧に分かりやすく答えてくれる。解説する。一緒に考えてくれる。他の参加者も意見を言う。認め合う、尊重する、反応する、議論する。一致点をといって、集約も試みました。こうした双方向の取り組みが、次の学習や行動に繋がっていきます。これが「市民学習」の基本だと思いました。この市民学習の継続が変革の力になって行くのだと確信しました。(いつも講師を招くことはできませんが…)

コツコツと長い闘いに世代を超えた取り組みを

 私たち、「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」は、その準備期間から含めてこの2年間、放射能の自主測定、汚染マップの作成、子どもたちの尿検査の依頼、学習会や講演会の開催、栗原市への7次にわたる要請活動、市長・市議候補者への「未来への責任」を問う公開質問状など行ってきました。「脱被曝」=「放射能から(子どもたちの)いのちと健康を守る」という、その一点から、地域で共同・協働の取り組みをすすめる働きかけを続けてきています。特に、毎月第2土曜(午前中)に行う月例会(今回の講演会も9月例会を兼ねました)では、「情報を共有し」「学習し」「つながり」「交流する」場をつくっています。

 私たちには、まだまだ不十分なこと、いっぱいあります。しかし、私たちは、放射能汚染が長期に続くという事実に向き合い、長い闘いをしていく覚悟を固めようとしてきています。その覚悟を「私たちの非核(核廃絶・脱原発)・脱被曝宣言」(案)で示しています。

 私たちの運動の核は、今は、団塊の世代です。その仲間たちが、それぞれの特色を生かし、それぞれの分野・地域などで、頑張っています。そのために、原発(放射能)問題を勉強し、調べ、議論し、賢くなり、自分たちで判断して行こうとしています。さらに、これからもコツコツと長い闘いを余儀なくされることから、もっと若い世代を巻き込み、さらに、その次の世代までを見据えた運動の組み立てを、これからしていかなければなりません。

「未来への責任」「地球環境全体への責任」を、放射能と向き合うのが、当たり前の世界=日常化へ、

 自分たちの世代でも、風化の傾向がますます大きくなっています。「30年後に影響?年寄りだから、もういいや」「年寄りは食べて責任を」これらはすべて、誤情報による誤解であり、間違っています。放射能の健康影響は、癌だけではありません。低線量被曝と内部被曝の影響は、すべて隠されてきており、大人、年寄りにだって様々な影響は出てきます。その年寄りの中にも感受性の強い方、病弱な方、免疫力が低下されている方など放射能の影響を受けやすい方はいっぱいいます。それに何よりも私たち年寄りには、「未来への責任」があります。「もう、いいや」ではなく、年寄りこそ、子、孫のために、脱被曝と非核(核廃絶・脱原発)のため、奮闘しなければ責任を果たせません。また、それも人間の子孫へのというだけでなく、その子孫をふくめた地球環境(自然界)全体への責任も果たさなければなりません。放射能と闘いは、こらからも長期にわたって続きます。それと正面から向き合うためには、今のように風化させて行くのではなく、逆に、―放射能と向き合うのが、当たり前の世界=日常化―させて行かなければなりません。そうしなければ、この地球(正確にはそこに住む生物)と人類は、確実に滅びてしまいます。

月例会など市民学習を継続、知を力に、変革に。

 この月例会を中心とした市民学習は、これからも継続して行って行きます。いつでも、都合がつけば、参加を、と呼びかけていきます。私たちは、今は、微力かも知れないが、無力ではありません。知は、必ず、力となります。その力を合わせれば、現状を変革していくことができます。




講演会の動画録画の普及を検討中です。

 この取り組みを参加できなかった方々にも、またこれからは、是非こうした取り組みに参加して欲しい方々に、報告集を普及しようと、(文字起こしをと)当初は、考えました。しかし、改めて録画した動画を見たところ、文章にしては、その雰囲気や「空気」は、伝えられないと思いました。これは是非とも動画のままで見て欲しいと。それが、一番、説得力があると思いました。それがきっとみなさんの力になると思いました。最終的にどのような形にあるのか検討中です。当日配布した講演資料に全体の解説文書をプラスし、DVDか、UBSメモリーになります。例会とは別に少し時間を取っての上映会も検討中です。小さな集りで上映することも可能です。

崎山比早子(さきやまひさこ)さん講演会記録集(動画部分)

①主催者あいさつ(10分) ②講演(1時間30分)③質疑応答(1時間10分)④「崎山さんを囲む会」(1時間10分)
①のDVD化は終了。②~④のDVD化は未。②~④のUBSメモリー化は終了。

問い合わせは、「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」事務局まで、
連絡先/本田敏夫 TEL・FAX 0228-23-7707   E‐mail gsbjj525@yahoo.co.jp
詳細が決まり次第このブログにも掲載します。

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