触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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Dear フランキー 

MOVIES-11月、続々とはならず、久しぶりのアップ。            
                                       2008.11.30

Dear フランキー    2008.11.26

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 製作年度2004年 102分のイギリス映画 
 関連するリンク先― ヤフー映画 Dear フランキー

あらすじー 主人公のシングルマザーのリジー(エミリー・モーティマー)は、物心つく前に、父親の暴力を受けて難聴になってしまった息子フランキー(ジャック・マケルホーン)を護るために、イギリス中を転々として逃避行のように生きています。「死んでるも同然よ」と同行してくれている母親に言われるような暮らし方です。フランキーが物心ついてからは、「お父さんはね、<アクラ号>という大きな船に乗っていて、世界中を航海しているの」と嘘をついてしまいます。そして、その嘘のためにリジ-は散々苦労することになります。フランキーは郵便局の私書箱宛にせっせと手紙を書き、リジ-が「架空の船乗りの父親」になり代わって返事を書きます。9歳のフランキーは部屋の壁に世界地図を貼り、<アクラ号>の航跡や停泊地を追いかけ、夢を膨らませます。

 ところが、ある日、フランキーの暮らす港町-グラスゴーに、本当の<アクラ号>が寄航することになり、フランキーは大喜びしますが、リジ-は大慌て。リジ-は「1日限りの父親役」を努めてくれるアルバイトを捜そうと奔走します。リジーは、男を漁る女に成り下がっても、自分の体を賭けても男=父親役を見つけようとします。ようやく、友人の協力でニセ者パパ(ジェラルド・バトラー)を確保し、フランキーに対面させることになります。流れ者のようなそのニセパパにフランキーは、直ぐに打ち解けていきます。今さらパパ(ニセ)に会うことを反対していた祖母は、宝物のように水切り石を眺めるフランキーを見て嬉しそうに「良かったわね。キレイな石ね。」と言ってくれます。

 しかし、リジーは、彼が、もしフランキーを傷つける男だったらと考え、どうしても心を開けなません。しかし、彼の人柄がわかるにつれ、お互いに惹かれていきます。予定の1日が2日間になりますが、やがて別れが訪れます。その後、実の暴行父は、危篤状態になっており、息子との面会を求めますが、リジーは危険を感じ、拒否します。やがて、その実父は死亡し、リジーは、フランキーに「お父さんは、病気で死んだの」と告げます。しかし、それでもフランキーは、相変わらず、手紙を書き、出します。

キラリと光るイギリス映画

 11月にも、MOVIESを続々アップしますとは、言ってみたものの、良い作品がなければできません。15日、16日と最新のインディジョンズ…と、私の好きなヴィゴ・モーテンセン主演のイースタン・プロミスを見ているのですが、星が☆☆☆+△で4つに少し届きませんでした。11月はもうダメかと思っていたら、TVのNHKBS2でこの作品を何気なく見てしまいました。期待もしていなかったのですが、偶然に、いい作品に出会えたと感じました。

 もともと私は、「父(この場合、ニセパパ)と息子ものに弱い」という性格?を持っています。つい、涙腺が緩くなってしまいます。何もこの映画のジェラルド・バトラーに自分をダブらせているわけではありません。あの格好良さに憧れますが…母親役のエミリー・モーティマーもいいですね。どこか、若い頃のデミイ・ムーアに似ていて。祖母、友人など脇役もいいですね。それにフランキー役のジャック・マケルホーン、純真で、素朴ないい感じを出していました。

 出演者がよく思えるのは、脚本、演出が丁寧で、しっかりしているということかもしれません。嘘をついてまで、リジーのフランキーを護ろうとする必死な心情が伝わってきます。そして、フランキーが、本当はリジーの嘘に気付いていることも何気なく判るようにしています。この映画のラストは、はっきりとは描かれていません。しかし、見る人に「おそらくハピーエンドになるだろう」と予想させているように思います。フランキーは、ニセパパにまた会えることを確信しているように思われますし、リジーとこのニセパパはやがて必ず結ばれます。(二人のキスシーンは、じれったくなる程、息が詰まりました。)ニセパパは、友人の弟ですし、何よりも、もう、障害となっていた暴力夫は亡くなっています。

 様々な小道具やディテールにも意味があって面白く感じました。まず、何といってもモチーフとしている「手紙」。それに、フランキーへのプレゼントの本、水切り石、ニセパパに渡したタツノオトシゴ、フランキーが住んでいるアパート階段の海面のタイル…それに映画全体の雰囲気を作っているような港町―グラスゴーの風景(特に小高い丘の上から見たーここは、フランキーのお気に入りの場所)。

 イギリス映画の現代を描いたものの中には、こうしたこじんまりとしたものでも、何かキラリと光る良いものを持ってる作品が、時々みられます。私は、こうした作品が大好きです。

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