触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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「考えないヒト」と「ヒトデはクモよりなぜ強い」

<BOOKS> ①
 「考えないヒト」と「ヒトデはクモよりなぜ強い」 
 「考えないヒト」正高信男著、中公新書。
 「ヒトデはクモよりなぜ強い」オリ・ブラフマン、ロッド・A・ベッグストローム著、日経BP社。

 今日は晦日、一年の最後にちょうど読み終わった本について書きます。書評では改まっているし、とりあえず「BOOKS」というカテゴリを作ってそこに。この一年はかなりの量の本を読みました。
 「考えないヒト」は104冊目になります。この中で、私が一番重要だと思ったのは、P74の5行目~「私たちにはコミュニケーションの手段として、ことばを用いようとする本能ををもっている。…教育なしに立派に言語的コミュニケーションをとれるようになるものではない…」「…幼児期からどれほど日常的に、心の中で、ことばを用いて思考する習性がついているかーそれによって、ワーキングメモリーは鍛えられて発達する。…ことばの能力も育まれ、それが正のフィードバックとなって返ってくる…」「言語を用いて考える癖を子どもの時分からつけておかないとループがしっかりと働かないまま、人間は大きくなってしまう」というところ。この頃、大人でも「内なる言語(内言語)」を用いない、よく考えてからことばを用いない人によく出会います。本書でも取り上げている「キレ」やすい人。若者だけでなく中高年にも増えています。「キレ」ているわけでなくとも「感動した!」などとワンフレーズで劇場型政治を演じた無責任な政治家もいましたが…私自身もことばに気をつけず失敗したのはこの半月の間でも幾度もありいつもその連続です。発言としてことばを大切にすることは勿論ですが、一つ一つのことばを大切にして文章にして表現することも、とても重要なことです。そんなこともあってこれを機会にと、ブログを始めました。
 次に本書で私がチェックしたのはP133「他者の関係で自己は規定される」とP137「他者からの期待と自己実現」のところ。私自身は何か自己実現をというような意識はあまりないのですが、結局他者との関係でいつも何かをしているなとは思います。それが世間の評判が気になるとか、誰かと繋がっていないと不安だということではないのです。それでも他者との関係を無視してはやはり自己の意識は形成されていないと思います。
 最後に、P140「認知的集団の限界」~イギリスのサル学者ロバート・ダンバーは「現代の人間が社会生活を営む環境の規模は、150人を平均としたまとまりが、最適な形態なのではないかと論じた」(P142)と記しているところ。平均150人とは、100人から200人の間のことでこれは、学校統廃合のところで、世界保健機構(WHO)の学校は「小さくなくてはならない…生徒100人を上回らない規模」と述べていること。私が「100人程度を一定規模の(最適な)学校として位置づけること」と主張していることと、整合性があります。
 「ヒトデはクモよりなぜ強い」は10月25日に読み終わっている本です。本書のサブタイトルは「21世紀は、リーダーなき組織が勝つ」です。内容は、「従来力の強かった中央集権型の組織(クモ型)より、これからは開かれた、分権型の組織(ヒトデ型)のほうが強い。」というものです。ヒトデ型にはCEOのように強くボス的なリーダーはおらず、触媒の役割を担う者がいる。「どうしたらいいか提案はするが、提案した後は、みんなの好きにさせた。」「…触媒は仕切りはしない。…人々が行動を起こすよう触発する存在として重要なのだ。」「…ネットワークをつくったり、…身を引くときを心得てもいる。」(P225)ここまで引用すれば、何故今頃本書のことを取り上げたかはお分かりになると思います。そうです!このブログの変なタイトル?「触媒生活」はここから来ています。また、12月31日付の朝日新聞「交流で「感化力」培え」を見ると脳科学者茂木健一郎さんは、「所属の論理は時代遅れです。」「ダイナミックな交流を通じて触れあうこと共感し、感化される「感化力」が大事です」組織と個人の関係については「個人と組織はアフリケーション(同盟)なんだ、と。それぐらいでやんないと、個人も組織も輝かない時代です。」と述べています。彼の著書「感化力」はまだ読んでいませんが、いずれ「個人と組織について」も含めまとめてみます。私のモットー、願望とした「触媒」としての役割、このあたりも含め膨らましていきたいと思います。
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