触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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セミナー「市民参加が広がる広報力アップのコツ」

<NPO>

セミナー「市民参加が広がる広報力アップのコツ」
に参加して
                   
                      2009.2.16


 2月15日(日)午後に栗原市市民活動支援センターを会場として開催された表題のセミナーに参加しました。今回も宮城県主催、NPO法人「杜の伝言板 ゆるる」企画のみやぎNPOマネージメントセミナーでした。チラシの案内では「活動を広く知ってもらいたい、イベントに参加して欲しい、新しいボランティアを募集したい、とは思うけれど…と、お悩みの皆さん!ググッと心ひかれる魅力ある広報、思わず参加したくなる広報、になるコツを学び、活動をもっと盛り上げましょう!」となっていました。

 参加者は31人。私のような年配者は4人ほど。中年は若干。殆んど若い人たちでした。青年団、社協、スポーツクラブなど方が多かったようでした。男女はほぼ半々位でした。今回も、会場が栗原市(築館)でも対象は栗原・登米地域で、実際には東部気仙沼方面からも来ていて、栗原市内からは半分程度でした。

<講師の紹介>
 
 吉田 理映子氏 (特定非営利活動法人)市民活動情報センター・ ハンズオン!埼玉 理事。

 大学卒業後、広告代理店に勤務。企業の広報戦略の企画立案、政策実施を担当する。倉本 聰氏の「広告制作参加型プロジェクト」などに携わる。その後退職し、現職に。市民が、小さな声でも、まとまらなくてもいいから、自分で伝えることは面白い。」を基本的考えとしている。埼玉育ち、浦和在住。夏は息子・夫と富良野で畑仕事をしている。全国のNPO,社協、大学、専門学校などで「広報講座」を行っている。

<セミナーの内容>

0.はじめにーいろいろな伝え方

 まず、最初に参加者の自己紹介から、「氏名、やっていること、今一番行ってみたい所を」と注文。6テーブルごとに一人ひとり発言。ここでどんな人がいるのかー(その場の)空気を食べるーことを。発信力と受信力が試されました。

 講師は広告代理店時代には、「広く、早く、多くの人へ、」という企業の「競争原理」に基づくものを追求してきたといいます。しかし、現在は、人の心に伝える、届く、継続性があるー深く、ゆっくり、一人ひとりに、という「共創原理」に基づくものを追求しているといいます。

1.伝わる原理 「広告」と「広報」二位一体のルール

 広告と広報は重なる部分はあるけれど(伝わる、伝わってしまう)役割が違う。
 広告は「Bay Me」で「買ってね!」と0.6秒の間に人を振り向かせる。チラシ、看板、ポスターなど。
 広報は「Iove Me」で… イメージができていること。広報誌、記事、イベントなど。=パブリック・リレーションズで、心の通路に情報をポーンと伝える。向こうからも(情報が)帰ってきて、心と心の通路ができて何回も行き来する中でできあがる。

5つのDon!
 1Don! どんな人から トーン(感じ)&マナー(様式)の確立を
 2Don! どんな人へ ターゲットをはっきりと 広告はラブレター
 3Don! どんな点を その人たちの近くに寄り沿っていく
 4Don! どんな時に 
 5Don! どんな手段で メディアミックスを

 具体例として、まずハンズオン埼玉が関わってきた作業所のクッキー販促の <クッキープロジェクト> の紹介がありました。その作業所の今の「困った」は、障害者の今の月収5万円を何とか7万円にして、結婚もしたいということでした。そのために切り口を「クッキー」としながらも、参加して楽しい、と思ういろんな「仕掛け」を作ったそうです。「まぜこぜ」(障害者、家族の会、社協、行政、NPO,主婦、学生、小学校、企業、ホテル、シェフ、デザイナー、マスコミなど)の参加によって、各方面に不便をかけながらも、いろんな視点が加わり、その中からたくさんの「気付き」が生まれていき、成果も上げてきているということです。

 次の具体例は、埼玉県とのタイアップの <おとうさんのヤキイモタイム> の紹介でした。内容は、子育て中のお父さんへの子育て支援策です。そのための講演会を浦和でするとかということでなく、県内各地、各団体などで屋外において親子でヤキイモを焼くというキッカケ作りを進めているのです。ここでもいろんな「まぜこぜ」になりながら、キャンペーンや実物(さつまいも)は用意するものの、その中での企画・実施は、お父さんたち「みんなに預ける」そうです。ハンズオン埼玉が花を咲かせるのではなく、いろんな花になる、どんな花が咲くのだろうか?どんな花になるのだろうか?ということがみんなの楽しみになるといいます。

 その他にも、 ユニセフ (子ども、ブルーをトーンとして)や高知県の 馬路村 (子ども、手書きの筆文字)や コミュニティ・ユース・バンクMOMO  (すべて四角に折るー平等をテーマに)などの広報活動が取り上げられました。
 
 2.「伝える」幻想と真相
 
 「幻想における危険な落とし穴」は、「どなたでも、ご自由に、お気軽に、楽しい、ためになる…」。―これらは禁句です。そのように書いても実際には、そうなっていなかったり、逆であったりとその人(受け手)の身になっていないものばかりです。「幻想」は、いわば、周りの人、全てに発信者から矢印が向かっている状態。(実際には、届いていないし、相手を信用していない。)「真相」は、周りの人の中からたった一人をターゲットに(矢印は一直線に)することによって、その人に伝わり、それから、その人が他の人に言いたくなり、さらに伝わって行きます。その一人の相手を信用することが大切です。(ビリヤード作戦)これは、競争原理の企業の中では他社には見せませんが、共創原理では、ここをみんなに見せられます。そして、いろんな人に聞けて、助けられます。こちらから「助けて」と言えば、周りに広がります。例えば、チラシを置く場所も周りに聞きます。聞いて「何、これ?」と関心を持ってもらい、考えてくれる人が増えます。

 ハンズオン埼玉のA44つ折の栞は、更に、表紙を一部折らないと完成しません。それで、周りの人に折ってもらいます。折った人は「私の栞(チラシ)」として配ってくれます。(助けてコミュニケーション) ヤキイモタイムのチラシもA43枚つづりで、1枚は、その人の胸ポケットに入り、後の2枚は配ってもらえます。(更に、詳しくはウェブを見てね!と記載) 別の子育て支援のチラシは保育園に貼ってもらうのに一部切らないと貼れません。先生に切ってもらうことによって「先生の作ったチラシに」なり、このように最後に「助けて!」というシーンを作ります。(立会い出産広報)←なるほどと感心しました。

<その他、印象に残ったこと…>

 ある障害児施設のボランティア募集に関わっての話。―それまで綺麗な洗練されたボランティア募集のポスターを出していたけど応募はゼロ。対象の子どもとじっくり付き合い、その子が時間をかけて反対文字の「風」と「光」を書きました。よく聞けばまだ屋外で「星を見たことがない」「星のようにみんなを照らしたいと…」いうことでした。そこで、「ボクと一緒に、星を観にいってくれる人を探しています。」と募集しました。その結果、それだけのボランティアなのだけども、7人の学生が集まりました。トーン&マナーを「あったかい施設にしたい」と決めたことによって可能になったことでした。

 ハンズオン埼玉の事務所の壁は張り紙だらけです。企画書を出しても「聞いてないよ、そんなの!」というのが多い筈です。そこで、張り紙の出番です。「ねえ、どう思う?」とみんなに聞きます。これは、 恵庭市立図書館 のやり方を頂戴しました。(掲示やエプロンに「くらし言葉を使う」を実践)

 また、NPOとは、「一人の困ったことを、みんなの困ったにしていく、一人のうれしいを、みんなのうれしいにしてく」ことだと講師が言っていたのが印象的でした。「市民の日本語」(ひつじ書房)と「私のだいじな場所-公共施設の市民運営を考える」(ハンズオン埼玉発行)を紹介されました。-「その街、地域をだいじな場所にしていく。それを一緒につくっていく。」といくことを強調されて言っていました。私は、講師の話を聴いていて「それが、公共ということだろうか?」と、この栗原とか、図書館を思い浮かべながら考えていました。 私は、早速、この2冊を入手してもう少し、このセミナーで講師の言っていたことを深めてみたいと思いました。
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