触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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デジタル・デバイド(情報格差)を考える 

<雑感>
デジタル・デバイド(情報格差)を考える                       
 2009.5.7

近頃、私は、表題にした「デジタル・デバイド」について自分自身の問題として、考えざるを得ない事態に何度も遭遇してしまっています。正確にはそれが近頃始まったというよりも、もっとずっと前からあったのですが「最近、つくづく自覚した」というところです。

具体的にはどういうことかというと、

① 携帯電話がよく使えない。

ようやく1年ほど前から妻の都合から私も同じ会社(ソフトバンク)の携帯をもたらされるようになりました。最初はいろいろな機能を付けたのですが1ヵ月後に使わない機能ははずしてシンプルにしました。(メールは無しに)それでもこの一年間、ほぼ発信用として月に何度か使用する位。(街中にも公衆電話がめっきり少なくなりました。)夫婦で出かける時、途中で別行動をしたり、時間を調節するのには、この間も結構、便利に使ってきました。しかし、ソウルでは充分生かせませんでした。結局、まだ充分に使いこなしていないのです。

② デジカメもほとんど使わない。うまく使えない。

ご存知のように、このブログには、ほとんど写真が出てきません。我が家の庭の写真は娘が帰省した時に取ったものを娘に入れてもらったものです。これでも私は、中学生で特殊写真の雑誌への投稿(掲載)をしましたし、子どもたちが小さかった頃には、今時の親が動画を撮っているように一眼レフで(それもいろいろレンズをそろえて)撮っていました。雪山でカメラを落として以来、どんどん写真は簡素化する方向になってしまい、今度のソウルではデジカメを持っていっても1枚も撮ってきませんでした。

③ デジタルテレビを入れても1年間あまりよく映らなかった。

 1年前の地震でテレビが壊れ、デジタルテレビに買い換えたのはよいのですが、天候によって映りが左右されよく映っていたとはいい難い状態でした。仕方なく、映りの悪いアナログの方も見ていました。(日テレ系は全く映らず)それでも北京オリンピックと篤姫(これはデジタルでというよりBSで)を綺麗に見られたのには満足しました。多分そうではないかとは思っていたのですが、原因は「アンテナの向き・感度」でした。業者が配送してきて設置し、調整していったのですが、いい加減だったのです。今度、母屋の方もテレビを同じ型のデジタルテレビに買い換えることにしたのを契機にアンテナの更新・調整をきちんとしてもらいました。これでやっと、アナログを廃止してデジタルに1本化ができました。

④ DVDレコーダーで未だに録画ができない。

 今年の初めまでテレビの録画はビデオでしていました。ビデオデッキはその時点でもう3代目くらいでした。3代目でようやくDVDが入ってきました。(ビデオとDVD一体型)ところがそのDVDの部分が壊れてしまいました。その時点で「ブルーレイとデジタルテレビ一体型を購入して私たちが見ているデジタルテレビを母屋に」と妻に提案したのですが、却下されました。仕方なく、デジタルハイビジョンレコダーを購入しました。これですっかりビデオは見られなくなりました。これまで録画したビデオはかなりの数になっていましたが、殆んど見てもいませんでした。「記録として残したい。」「見たい番組が同時間に重複する。」かつて、それは確かにあったとは思います。しかし、結局殆んど見ていません。そして、この頃はそうしたいと思うことがなくなってきました。何故でしょうか?この間必要だったのは、少し遅い時間帯の連続のドラマで妻が寝むくて、仕方なくビデオに録画しておいてあげるということは結構ありました。その位で私自身が録画の必要性を感じたことはほとんどありません。先日娘から電話で「BSでやる平井堅のKen‘s Bar」を録画しておいてと頼まれました。夜と真夜中の2回チャンスがありました。(BSとハイビジョン)Gコード予約が出来なくて、眠いのをガマンして2度もチャレンジしましたが2度とも失敗しました。(情けない!!)もう、この歳になるとテレビやDVDも、「見たい時、見るべき時に見るしかない」と思うようになって来ました。映画もです。農村地域に住んでいては、なかなか映画館まで足を運ばないのですが、映画も「出会い」です。そう思うようにしています。最近、ひかりTVを試してみたのですが、結局キャンセルしました。「私が、どうしても見たい」という内容の番組が無いのです。

⑤ その他の情報機器の設置、設定、操作が上手くいかない。

 このひかりTVの「お試し」をしたのですが、その時、無線LANをはずさざるを得なくなりました。その後、結局、ひかりTVはキャンセルするのですが、今度はこの無線LANの接続が出来なくなりました。(散々苦労して接続したもの)今、使っているPCも何度もトラブルを起こしてきました。(このPCは中古。正確には同種の前のもの)その都度、深夜の電話で若いオペレターの指示に従って根気よく(根気のよいのは若者の方か?)時間を掛けて何とか問題をクリアしてきました。最近では、日常化しているトレーニングルーム(ランニングマシーンで)での40分間の早足ウォーキングに音楽をつけるため、最初はiPod Shuffle の第二世代(1GB)を活用してみました。その後、現在は少し値が張りますがヤマハのBODIBEATを使っています。また、iPod Shuffleは結構、気に入ったので日常の生活の中で(あるいは旅行中などで)その第三世代(4GB)も使い出しています。この「運動と音楽」については、後日改めて書きます。ここで、「使っている」とは書きましたが、正確には「なんとか、かんとか使っている」といったところです。音楽の内容を変えたり、操作を変えたり、初期化を何度も繰り返しつつ、容量を睨みながらの時間をかなりかけての悪戦苦闘です。それでもこれを「何とかしよう」と頑張れるのは目的がはっきりしているからです。

 話は、変わりますが、私は、1年ほど前の2008.2.11にブログで梅田望夫氏の著作の 「ウェブ進化論」と「ウェブ時代をゆく」を読んで を< BOOKS > で書きました。そこでは「情報格差」に関して次のように書きました。                   

私は、…「ウェブ・リテラシー」なるものに引っかかるのです。本書ではこれを次の4点にまとめています。
 ①ネット世界の仕組み、原理をよく理解している。②ウェブ上での表現ができるサイト構築能力がある。③「バーチャル経済圏」の仕組みを理解しウェブ上で新しい技術でサイト実験ができる。④ウェブ上の新しい技術を独学できるレベルまでITやウェブの理解とプログラミング能力を持つ。(ただ、ウェブ・リテラシーの定義はまだ定まっていないらしいです。)
 私などはせいぜい①と②が少しだけの程度です。これからも少しは勉強していくつもりですが正直言ってかなり厳しいです。 今、私の手元に読みかけの本 「ITがつくる全員参加社会」 (NTT出版2007.12.27発行)があります。その中に 平成18年通信利用動向調査があり、世代別のインターネット利用状況が出ています。40歳代で90%超、50歳代で75%、60~64歳で60%、65~69歳で48%、70歳代で32%、80歳代で16%となっています。そして「50歳代の利用率はほぼ一定で、60歳代前半も4ポイント弱の改善に過ぎないから、このままのペースでは、5年先でも利用率は75%程度が精一杯で、高齢者の1/4はパソコンとは接触しないまま生活を送っているだろうと、推測できる。」とし、この本では、高齢者に対しての 情報アクセシビリティ(情報格差も参照のこと)の改善を提起しています。 しかし、私は現実にはもっと情報格差があるのではないかと思っています。この本では男女差には少し触れていますが、地域差、職業差についてはほとんど触れていません。私の住む東北の農村では各世代ともこの数値よりさらに20ポイント減が私の実感です。(80歳代ではマイナス?ーほぼゼロです。)またパソコンに接触しても、受身のままで自ら情報の発信ができなければ、ウェブ時代では殆んど意味を成しません。

 この時点では、私自身がインターネットを使えて、かつブログ等でたまたま、情報発信しているものであるためか、自分が「情報格差の弱者」などとは思ってもいませんでした。確かに私自身も弱者なのですが、現在の問題はもっと深刻なように思われます。

 Wikipedia の「デジタル・デバイド」の解説より私の関心のあるところを少し長くなりますが引用しますと、

日本の概説 [編集]―
日本においては、1990年代以降、インターネットなどのコンピュータネットワーク(情報技術)が普及するにつれて、パソコンなどの情報機器の操作に習熟していないことや、情報機器そのものを持っていないことは、社会的に大きな不利として働くようになった。
情報格差で下位に位置づけられる対象としては
情報機器の購入・維持や教育を受けるための費用が出せない者
中高年など、長い間情報機器がない環境で過ごしてきたため、情報機器に対する拒絶反応(コンピュータアレルギー)により情報機器を利用しない者
放送(地上波・地上デジタル)・通信(ブロードバンド)の採算性が人口等の条件により悪く、サービスが提供されていない地域の在住者
などが挙げられる。
政府の対応としては、e-Japan計画が策定され…
放送・通信の格差により生じる問題点 [編集]―
通信速度の差は、情報収集等の能力の差に繋がる。近年では行政機関のオンラインシステム、学校教育や就職活動、情報系を中心として、各種産業においてブロードバンドへの依存度が高くなっており、町・村役場のオンラインシステムや学校のカリキュラム遂行に支障が出たり、就業機会に影響があるなど、デジタルデバイドの一形態ともいえる問題がある。これにより、地上デジタルテレビジョン放送(地デジ)・ブロードバンドの提供されない地域(特に村・離島)から若年層が離れる人口流出なども発生し始め、過疎化の促進による悪循環を促している面もある(過疎対策の中に地上波放送・ブロードバンドの普及が含まれていないが、総務省主導の「次世代ブロードバンド戦略2010」は、過疎対策としての目的で盛り込まれたわけではない)。
地デジやADSL・FTTHのCMでは「全ての市・町・村に提供されていない」ことや、「地デジやブロードバンドを利用できない地域がある」という点についてはほとんど触れず、画面の隅に小さく表示される程度でしかない。それらのCMは提供されない地域(村・離島)でも視聴できるため、あたかも全域に余すことなく提供されているかのような誤解を生むおそれもある(特に、回線の絶対数が多いことを強調する宣伝も多々見られることがあるが、回線数の多いことが、提供エリアの拡大を示すものではないことにも留意するべきである)。
ADSLやFTTH、CATVといったブロードバンド回線の利用を前提としているIP電話が利用できない。
個人情報の保護に関する法律の施行や学校関係者の不祥事を装った振り込め詐欺の被害が急増しているため学級やPTAの緊急連絡網をインターネットによる直接連絡に切り替える動きがあるが、その際に情報格差 (通信格差)の発生している家庭への対応が問題となっている(ネット端末を―パソコンはもちろん携帯電話さえも―持たない人は未だにいる)。また、2003年頃に大規模な問題となった振り込め詐欺に未だに引っかかる人が絶えない。報道されている被害者は高齢であり、インターネットによる情報を入手できない状況になるために詐欺に引っかかってしまっている可能性がある。(年金暮らしであれば出費を削減するために新聞を取らないとなれば犯罪の手口を知る機会は近所の人や子供・孫によって提供されるまで知ることが出来ない。)警察からの情報もインターネットによりもたらされているため、インターネットを扱えなければやはり知ることができない。

このように PCやインターネットなどの情報技術(IT)を使いこなせる者と使いこなせない者(個人)の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差は広がってきています。若者や高学歴者、高所得者などが情報技術を活用して、ますます高収入や雇用を手にする一方で、PCを使いこなせない高齢者や貧困のため情報機器を入手できない人は、より一層困難な状況に追い込まれていきます。こうした個人間の格差問題の他にも、先進工業国が情報技術によりますますの発展をとげる一方で、アフリカなどの途上国が資金難や人材不足、インフラの未整備などで情報技術を活用できず「置き去り」にされ、経済格差が拡大するような国家間、地域間の格差もあるといいます。

こうした個人、国家、地域にわたるデジタル・デバイドを今後とも注視していかなくてはなりません。勿論、自分自身の問題としてもです。
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