触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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<子どもの本シリーズ15>

<子どもの本シリーズ15>               2010.11.28

ストリーテリング勉強会(11/28)での発表  

(NO.28) かにむかし

わらしべ長者―日本民話選 (岩波少年文庫) 木下 順二 (著) 赤羽末吉(画)より

<内容の紹介> (出版社の紹介より)

 むかしむかし、かにが浜辺に出たところ、砂の上に柿の種がひとつぶ落ちていた。かには喜んでその種を家の庭にまき、毎日毎日せっせと水をかけ、こやしをやっては「はよう芽を出せ柿の種、出さんとはさみでほじり出すぞ」と唱えた。すると、ほじり出されてはたまらないと思った柿はやがて小さな芽を出した。かにが熱心に世話をして、柿の木は大きくなり、たくさんの実をつけたそう。それを見ていたのは山の上のさる。さるはさっそくやってきて、かにに話しかけた…

 おなじみ『さるかに合戦』の物語。墨絵を想起させるイラスト(絵本は清水 崑が絵)が、日本情緒たっぷりに、このよく知られた昔話を描きます。かにとさるの会話は、方言まじりの温かい響き。「かにどん、かにどん、なにを しちょる」とさるが尋ねれば、かには「おら、やっと柿の実が熟れたで、はようはい登って もごうと思うが、気がせくもんで……」と言った具合です。

 意地悪なさるをこらしめようと一致団結するのは、かにの子供たちと栗、蜂、臼に、はぜ棒と牛の糞。この一団がさるの家めがけて進む道中は、がしゃがしゃ、ころころ、ぶんぶん、ぺたりぺたり、とんとん、ごろりごろり……と大騒ぎです。次々と仲間が加わり、擬音語がにぎやかになっていくところが楽しいですよ。

<お話のリストー東京子ども図書館>の紹介より

 言葉のひびきがとてもいいので、幼児向きの話だが、年齢を問わず多くに子どもに喜ばれる。
はじまりは、特色のある語り口を生かして、思いきってゆったりと。柿の種や、芽に話しかけるカニのことばは、まをとって、うたうようにていねいに。

 カニがサルに殺されるまでと、子ガニが親の仇討ちをするまでと、話が二段に分かれているが、前半にあまり力を入れすぎぬよう、じょうずにバランスをとって、みんなでサルをやっつけるクライマックスで、いちばん話が盛り上がるようにもっていくこと。最後のパンパン栗がはね返ってから、臼が落ちてくるまでは、一気に語りぬけるように、充分練習したほうがよい。

 聞き手と呼吸が合うと、子ガニと、パンパン栗や蜂、牛の糞とのやりとりなど、とてもたのしく、最後にサルが「平とうへしゃげてしもうた」ところで、大満足となる。

<はじめて人前で、話してみて>

 大きめの絵本(清水 崑の絵)を子どもたちに読み聞かせたことは、何度もあるのですが、ストリーテリング(す話)でするのは、はじめてでした。かにむかし、さるとかに、さるかに合戦、とかなりな数の絵本、それにそれらのもとになっている各地の昔話があります。それらの全てに目を通してはいませんが、おはなしでするのなら私は、これがベストだと思っています。

 元々は劇作家の木下順二氏は、佐渡の昔ばなしを元にしてこの「語り口」を非常に大切にした民話を書いたようです。そして、この単行本の「わらしべ長者」(現在は岩波少年文庫で)の内容と絵本の内容とでは、細部が少々異なっているところが何ヶ所もあります。そのいきさつはよく分かりません。そして、絵本の方の難点として、最後にサルが痛めつけられるところで、絵だけの見開き場面が先にあって、文章は次のページになってしまっているところがあります。リズミカルなこの民話の「語り口」を充分に生かすには、やはりこの作品はストリーテリング(す話)に限ると思います。

  さて、私が話した結果は?、1ヶ月くらい前からコツコツと準備をしてきましたが、まだまだでした。前半のカニのしぐさの繰り返しでダブってしまったり、(途中で修正しましたが…)擬音語の1つを間違えて(頭からすっ飛んでしまい、シラを切って別の言葉でごまかした)その2回目に修正したりと散々でした。しかし、後半は気を取り直し、最後のクライマックスにもっていくまでノーミス、それに一気に勢いよくでき、話は盛り上がりました。所用時間は10分でした。目安は10分ということです。ですからそれで良さそうですが、前半をもう少し、丁寧に、正確にやり切って、結果が、10分~12分にすべきだと思いました。

 それにしてもこの話しをするには、かなりのエネルギーが必要です。子ガニと、脇役のパンパン栗や蜂、牛の糞とのやりとりも練習中にはもう少し特徴付けてできたのですが、本番では少しトーンダウンしてしまいました。今回は、お話しするイメージは、だいぶ膨らませて臨むことができたのですが、まだ充分に生かされていません。体調を整えて臨むことも大切だということも、今回よく分かりました。完成までにもう少しのところまできているので、再チャレンジをし、それを子どもたちの前で、できるところまでもって行こうと思います。

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