触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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「学校にかかわる入札問題」の背景と解説

<教育問題>                               2011.1.27

「若柳中学校校舎、築館中学校体育館改築をはじめ、学校にかかわる入札問題」の背景と解説

 宮城県栗原市では、昨年末(12月16日)に学校改築落札が2件、最低制限価格と一致していたという官製談合疑惑が起きています。同種の疑惑(落札額と最低制限価格の一致)は過去3年間にも21件あっとも新聞で報じられています。これは、官製談合が常態化していたという疑惑が出てきたということだと思います。

 また、今、栗原市では、学校統廃合(再編)計画のトップバッターとして金成小中一貫校建設がどんどん進められようとしています。この校舎が当初の中学校を17億円で改築するというものから、いきなり25億円新築へ変更されました。確かに保護者等の不安を解消するのにそれなりの施設・体制は必要です。しかし、それがハコモノで引き付けたり、幻想を与える前例にならないか危惧されるところです。しかも、これを、市民に十分に諮らず短期間で決めてしまっています。

 ここ、栗原市では、金成小中一貫校の新築が前例とされ、今後の統廃合計画でもハコモノ(コンクリート)建設が大きなウエイトを占めてくる可能性が出てきています。これは、一方で学校設備を抑えようとしていることと矛盾するようにも思われ不可解なことです。金成地区だけでなく今後、栗原市全体から教職員はどんどん減らされていきます。その一方でこのようなハコモノ(コンクリート)建設がどんどん進むならば、これは、「人からコンクリート」なのかと思わざるを得ません。民主党が政権をとる時に掲げた「コンクリートから人へ」への正反対のことが起きてきています。

 1月26日、―若柳中学校校舎、築館中学校体育館改築をはじめ、学校にかかわる入札についてー「公正な審査」を求める要請書を栗原市教育委員会に提出しました。1月30日には「「ゆきとどいた教育をすすめる栗原市民の会」の第1回新春学習会が開催されます。そこでもこの問題も話されます。要請書の回答期限が2月10日ですので、この後にもこの問題の紹介はしていきますが、まず、問題となった市議会でのやり取り、新聞記事の紹介します。(<資料1>、<資料2>、<資料3>


<資料1> 

日本共産党栗原市議団 市議団ニュース 2011年1月 NO.30
市議会報告(12月定例会) 菅原勇喜議員の一般質問より

ー若柳中学校後者建築工事・築館中学校体育館建築工事ー
最低制限価格ぴったりで落札

(問) 

 若中校舎建築工事は、予定価格比90%、最低制限ぴったりの9億6300万円で落札。築館中体育館建築工事も予定価格比90%、最低制限価格ぴったりの4億860万円で落札した。
1.どのような感想を持っているか。
2.最低制限価格の決定は誰が、いつ行うのか。
3.予定価格または最低制限価格と100%一致した件数は過去3年間で何件あるか。

(答) 

1.(市長)業者間の適正な価格競争による入札結果と考えている。
2.(市長)市役所は副市長、総合支所は総合支所長が入札日に作成する。
(副市長)最低制限価格を設けた以上は、こういうぴったりの数字が出てくる。運用の幅を持たせないとだめかなと    反省している。
3.予定価格と同額の件数は
平成20年度…25件  
平成21年度…13件  
平成22年度…10件
最低制限価格と同額は
平成20年度…3件  
平成21年度…8件  
平成22年度…10件

”事前に価格を知らなければ、ありえない事態"

 最低制限価格は、それを1円でも下回れば失格になるというものです。
 それを"ぴったりで落札"するというのは、"事前に価格を知らなければありえない事態"という声が、建設関連業者の間で広がっています。



<資料2> 

栗原市発注工事 最低制限価格と一致 2件相次ぐ 

                           2010年12月17日 河北新報(Web版)

 宮城県栗原市が発注した大型公共工事の入札で、落札額が最低制限価格と相次いで一致したことが16日、同市議会12月定例会の一般質問で取り上げられた。市議から価格漏えいを懸念する質問が出たが、市は「業者間の適正な競争により行われた結果」との見解を示した。

 価格が一致したのは築館中体育館改築工事(11月22日入札、落札額4億860万円)と若柳中校舎改築工事(同25日入札、9億6300万円)で、いずれも制限付き一般競争入札が行われた。

 築館中は栗原市築館の建設会社、若柳中は同市若柳と仙台市の建設会社の特定建設工事共同企業体(JV)が落
札した。

 いずれも今定例会に請負契約議案が提出されている。わずか4日間に大型建築工事で一致が相次いだことから、地元建設業界で話題になっている。

 菅原勇喜市議が価格決定のプロセスなどについて質問。答弁によると、予定価格と最低制限価格は副市長が入札日に設計額を見て決める。落札額と制限価格の一致は、過去3年間に21件あったという。柳川輝久副市長は「予定価格は設計額に近い価格にしており、過去の例を見れば、ある程度は予定価格と制限価格を類推できる」と答弁。「入札方法を改める必要があるかもしれない」と述べた。 


<資料3> 

最低制限価格と落札価格が一致 栗原市の工事2件                           
                2010年12月17日 朝日新聞宮城版 

 栗原市の2件の中学校改築工事で、業者の落札価格が最低制限価格と一致していた。市側は16日、「適正な価格競争の結果と考える」と説明しながら、最低制限価格の設定方法を見直す考えを示した。

 市議会で菅原勇喜議員(共産)が指摘した。

 一致していたのは、11月に入札があった築館中体育館の改築工事(落札額4億860万円)と、若柳中学校舎改築工事(同9億6300万円)。体育館は地元建設会社、校舎改築は仙台市と地元企業の共同企業体が落札した。

 最低制限価格は予定価格の70~90%の範囲で決めることになっているものの、大半は上限の90%で算出していた、と市は述べた。指摘を受けて、今後は範囲内で弾力的に算出する意向を述べた。

 同市は、入札後まで予定価格や最低制限価格を非公開にしている。県内の建設業者によると、入札希望業者は事前に設計図面や仕様書を閲覧できるため、予定価格はある程度までの推測はできるが、一致させるのは難しい。

 市は、予算書からも予定価格が推測できる、と説明する。



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