触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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東日本大震災日記 (その18)

東日本大震災日記 (その18)

4月5日(火)26日目 

 続・歌を、明日への力に、

―今日の朝日新聞に、岩手に生まれ育った詩人・宮沢賢治[1896-1933]の「雨ニモマケズ」が、大震災の惨禍に打ちひしがれている被災者へのメッセージとして、広がっていると紹介されていました。俳優の渡辺謙さんらが、詩を朗読するなどして、「絆」を訴えているとしています。詩もある意味では、「歌」であり、それを文字にして、言葉として、記します。声に出して、歌う。朗読する。それらのことは、必ず、明日への力になると、私は、確信しています。

 この宮沢賢治の「雨ニモマケズ」、昨日、紹介した「ふろさと」と「一人の手」をここに、記します。

「雨ニモマケズ」 作:宮沢賢治

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ

慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテヰル

一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジヨウニ入レズニ

ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ陰ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ

東ニ病気ノコドモアレバ 行ツテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ 行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ  行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクワヤソシヨウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒドリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボウトヨバレ ホメラレモセズ  クニモサレズ

サウイフモノニ  ワタシハ  ナリタイ


「ふるさと」作詞/高野辰之 作曲/岡野貞一

兎(うさぎ)追いし かの山  小鮒(こぶな)釣りし かの川

夢は今も めぐりて   忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母(ちちはは)  恙(つつが)なしや 友がき

雨に風に つけても   思い出(い)ずる 故郷

志(こころざし)を はたして  いつの日にか 帰らん

山は青き 故郷   水は清き 故郷



「一人の手」


訳詞:本田路津子/作曲:ピート・シーガー   訳詞:松山雅彦/高石ともや 
英語詞:アレクシス・コンフォート 

ひとりの小さな手 何もできないけど      一人じゃ見られない 遠くを見られない

それでも みんなの手とあわせれば       でも みんなの力でなら

何かできる 何 か できる           きっとできる その日がくる

ひとりの小さな目  何も見えないけど     一人じゃとどかない 歌ってもとどかない

それでも  みんなの瞳でみつめれば      でも みんなの力でなら

何か見える  何か見える            きっとできる その日がくる

ひとりの小さな声  何も言えないけど     一人じゃ断ち切れない 鎖は断ち切れない

それでも  みんなの声が集まれば       でも みんなの力でなら

何か言える  何か言える            きっとできる その日がくる

ひとりで歩く道  遠くてつらいけど       一人じゃ変えられない 世界を変えられない

それでも  みんなのあしぶみ響かせば     でも みんなの力でなら

楽しくなる  長い道も              きっとできる その日がくる

ひとりの人間は  とても弱いけど       一人じゃ生きられない この世は生きられない

それでも  みんなが集まれば          でも みんなの力でなら

強くなれる  強くなれる             きっとできる その日がくる

<追記>

―今、TVで、震災復興応援歌が、流れ始めています。それは、「見上げてごらん、夜の星を」と「上を向いて、歩こう」です。作曲者, いずみたく. 作詞者, 永 六輔.コンビの名作です。様々な方が歌っています。

4月6日(水)27日目 

 「自粛」ムードは、やはりおかしい。

―最近の過度な自粛ムードは、大変、気になります。大学の卒業式の軒並み中止。文化的な公演、イベントなどが次々に中止になってしまっています。当初の3月の半ばまでは、余震や交通の混乱もあって、止むを得なかったと思います。しかし、それが、どうも、未だに続いて来ているようです。そこには、過度の自粛の空気があるようです。この一切の催しを中止する風潮は、経済を沈滞化させてしまう恐れがあります。私など、こんな時だからこそ「元気をだして、やろうよ!」と思ってしまう方です。そして、この自粛を打ち出しているのは、どうも文部科学省絡みが目立つように思われます。

  この歴史的な災厄に直面する日本社会に今、この「自粛」という「正しさ」への同調圧力が働き始めているのではないか、―と指摘する識者もいます。(4月5日朝日)その記事の中で、―内田樹氏も「『この非常時に、そんなふるまいが許されるか』という恫喝(どうかつ)から『非国民』という名指しまではわずかの距離しかない」と述べている。-と紹介しています。

  今日の読売新聞では、3月11日の震災後、全国で54ものマラソン大会やロードレースが中止となり、2大会が延期となった(4月1日現在)。として「マラソン大会中止の連鎖」を伝えています。震災の影響をほとんど受けていないと思われる西日本の大会も軒並み中止か延期になって、「こんな時に不謹慎ではないか」という、自粛ムードに配慮し、「右にならえ」の判断がなされたのではーと異常な自粛・萎縮ぶりを報じています。

  また、花見をめぐって、石原東京都知事(今は、候補者か?)が自粛を呼び掛け、波紋を広げています。被災地の様子を眺めて「天罰」と暴言を吐いたのに続き、これです。それで、東京都では事実上、「花見自粛令」が実行されるようです。これから、桜前線は北上が始まり、ここ、東北地方へとやって来ます。北上、盛岡、弘前、角館と。

  岩手県の達増拓也知事は、花見について「被災地の復興支援のためにも力強い経済が不可欠。経済が活性化するよう工夫してもらえればいい」と言っており、夜間照明などの演出を抑えたり、「がんばろう、東北!」「いわてに元気を!」などと、被災地支援を打ち出せばよいのです。

  私の周りでも、ようやく、TELでの連絡を取り始めてきています。この点、女性の方が、ネットワークが強いです。妻は、もういい加減、ろう城には、すっかり飽きてしまいました。このところ、友人らとTELで、「遊びに行こうね」と、次々に予定を入れ始め、スケジュールを埋めています。羨ましいかぎりです。私の方は、例年なら、花見の相談も入ってくるのに今年はありません。仕方がないので、今年は、ふたりで、車で花見に、北上しようかと思っています。

  しかし、今日、司書のNさんから、図書館でストリーテリングの今年度初めての勉強会を4月24日に開くという連絡が入ってきました。ここで、3月27日に開催予定で、中止(延期)になった「渋谷つつじさんの『ひとり語り』を楽しむ会」を何時するか、という相談をすることにしました。この他の「くりはら活性化ネット」の「ふれあい芸能まつり」についても、社会福祉施設対象から、ここ栗原に来ている避難被災者対象に変えるなどの工夫を、これから検討したいと思っています。

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