触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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栗原市における放射能汚染ホットスポット問題を考える

<原発・環境・エネルギー問題>

栗原市における放射能汚染ホットスポット問題を考える                            2011.7.4 

① シリーズ原発危機「第2回 広がる放射能汚染」(7月3日(日)NHK)を見て

<番組の紹介から>

 原発事故からまもなく4ヶ月。未だに事態収束の見通しがつかない中、原発から300キロメートル以上離れた静岡県でお茶から基準値以上の放射性物質が検出されるなど、福島県だけでなく、首都圏をふくめた広い地域で汚染への不安が広がっています。

 そこで番組では、放出された放射性物質の量をもとにした拡散シミュレーションをもとに、汚染の実態を独自に調査、高いレベルの汚染地帯=ホットスポットが生まれるメカニズムを解明します。また、福島で行われている子供たちの被ばく量を減らすための取り組みや、食品の検査体制の課題を取材、東日本に広がってしまった放射性物質による汚染に、私たちは、どう立ち向かっていけばよいかを探ります。

<私が注目した点は、栗原にも到達していること>

 この7月3日午後9時放送の「NHKスペシャル シリーズ 原発危機 第2回「広がる放射能汚染」は、大変良心的な番組でした。(年間1ミリシーベルト、という法定基準に基づいています。)放射能汚染地域とわかっていながらも、そこに住み続け、授業を続けなければならない家族・学校の苦悩や、福島県のみならず、関東各地に広がるホットスポットや、神奈川・静岡のお茶の放射能汚染の問題などをきちんと報道していました。

 私が注目したのは、ホットスポットについてです。このところ、週刊現代やアエラ、女性自身などが取り上げています。今、首都圏で問題となっているこのホットスポットは、おおむね0.4マイクロシーベルト毎時(難関換算3.5ミリシーベルト)以上のことを言っているようですが、ここ栗原市内でも多数の場所(小・中学校、保育所・幼稚園)で、放射能汚染ホットスポットが出現しているからです。

 番組では、福島第1原発から200キロも離れた首都圏でどうして局地的高濃度汚染が出現したかを解説していました。3月15日の2号機3号機の事故でセシウム137が大量に放出されました。それが周辺のみならず一旦、北へ向かい太平洋に出て、それから福島、群馬に帯状に伸び、その間、栃木北部では降下(雨が強く降った)したようです。この後さらに東京方面から最後は静岡まで広がっていったと確認しました。この上空を漂って行ったものは、「放射能フルーム」(雲のようなもの)というものだそうです。これが第1波の放射能フルーム。

 さらに、第2波の放射能フルームが3月21日に確認できているとしていました。再び薄いプルームが福島第1原発から太平洋上に、それから二手に分かれていって、ひとつは首都圏へ。これが今、問題となっているもの。もう一つがそこから北上して宮城県女川で降りて、岩手県南部沿岸部から一関を経由して栗原市へ、金成、栗駒、と行って最後は花山までというルートが画面を見ていて確認できました。

* 番組は、7月9日午後4時半より再放送の予定だそうです。是非確認してみてください。

② 「週刊現代(7.4)スーパーホットスポットを次々発見」を読んで

<特集記事紹介の内容から>

 「壊れるのは子供、そして子供の子供」という表紙の最初のタイトルから始まって、「独自調査第3弾 放射能汚染に新事実、この数値を見よ!千葉・東京ほかスーパースポット次々発見!全国1000ヵ所を独自調査〈後編〉●高濃度汚染地帯 流山・柏・松戸をさらに細かく調査●意外な数値が!東京・文京区、目黒区、足立区の詳細●観光地の厳しい数値 日光・ロマンチック街道、那須、軽井沢、世界遺産・平泉●汚染隠しの疑惑ほか」となっていました。

 そして、最初の記事の書き出しは、

「岩手県平泉町――。6月25日に世界文化遺産の登録が決まったばかりの同町には、観光客がいま大挙押し寄せている。JR平泉駅を降りると、いたるところに「祝 平泉世界遺産登録決定」の幟のぼりが見える。世界の観光名所に名を連ねたことで、地元は喜びに沸いている。しかし、地元民も観光客も知らない事実がある。平泉駅前ロータリーの街路樹の下で、本誌記者はガイガーカウンター(線量計)のスイッチを入れた。0.47、0.54、0.65……。約30秒ごとに更新される値は、いずれも0.4マイクロシーベルト/時(以下、単位はすべて同じ)を超えている。画面の背景が黄色く変わり、「HIGH」の文字が危険を知らせる。」

 となっていました。さらに読んでいくと、

 「金色堂前植え込み 0.88 参道入口 0.75 釈迦堂前 0.45 … 参道駐車場 0.77
 近くの栗駒山いわかがみ平で、2.17 奥州市で1.35 …
 放射線量は0.19がひとつの安全基準で、それ以上なら要注意、0.60を超えたら避難も検討したほうがよい。」

 などという。そして、記事はこのホットスポットの出現について科学的に解明したのは、群馬大の早川由紀夫教授(専門―火山学)火山灰の拡散メカニズムをもとに放射能物質の動きを研究している。早川氏によると「データを分析すると、福島第1原発からの放射能物質の大量放出は、大きく4回あったとわかりました。最初が3月12日の夜。南相馬から太平洋を北上して時計と反対回りに女川を経由し一関に向かった。平泉を汚染したのはこのルートです。」(第1のルート)あとは、3月15日の午前(第2のルート)、3月15日の午後(第3のルート)3月21日午前(第4のルート)。「多くの国民はこのルート(第3、3月15日夕)しかないと思っている。」「恐ろしいのは、原発からいつ放射能物質が大量発生したか、誰もわかっていな買ったという事実」…「今後、暴発がなくとも再び大量放出される危険性は十分あるということ。」

 と書いています。全国1000ヵ所を独自調査〈後編〉ということで、ホットスポット編の表に100カ所ほどが載っているのですが、残念ながら栗原市も栗駒山(いわかがみ平)も岩手県の中に入れられてしまっています。

栗原市 県道42号線薄木トンネル付近0.33(空間線量)0.58(地表線量)
栗駒山 いわかがみ平駐車場の残雪 0.33(同)0.78(同)
栗駒山 いわかがみ平駐車場標識下 0.32(同)2.17(同)

<この記事をどうとらえるか?―自分たちでも検証してみる必要があります。>
 
 この記事と、前のNHKスペシャルの内容とはかなり重複・一致するところがあります。しかし、この記事は(というより早川氏の分析)という意味ですが、NHKが一関・平泉と栗原の汚染は、3月21日としていたように思いますし、この記事は3月12日です。私は、多分3月12日の方だと思います。確かに3月12日0時から13日1時にかけて女川のモニタリングポストデータが21(マイクロシーベルト毎時)を短時間記録していることと整合性があります。

 私は、この間、栗原市におけるホットスポットの出現の問題を追ってきて、それが何故、栗原市内でも金成と栗駒、花山なのか、また牧草地の草なのか(メカニズムはお茶と同じ)がよく分かりませんでした。それがこの2つ(NHKと週刊現代)のことからその仕組みと実態の一部が見えてきました。

 週刊現代の調査も、大変荒っぽいものであって、説得力に欠けます。今後は、市内各地の汚染状況(とりわけ子どもたちの周り)を把握し、出来るだけ早く除染を始めなければなりません。行政に汚染の実態を確認させなければ対策は取らないのでしょうから、要求はしますが、そのためには、自分たちで調べることもしていくつもりです。こうしている間にもセシウムは土壌に浸透し、凝縮が進んでいきますので、時間は限られています。
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| | 2011年07月07日(Thu)00:11 [EDIT]


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