触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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「人類の手に余る原子力。核兵器の廃絶と脱原発の世界を」

<原発・環境・エネルギー問題>             2011.11.7


「人類の手に余る原子力。核兵器の廃絶と脱原発の世界を」                              

 45億年前、地球ができた当初は、今よりもずっと放射性物質がありました。長い、長い、年月の間に放射性物質が自然に崩壊し、少しずつ減っていったことで、複雑な生命が住める環境がようやく地球上に整ったのです。その地球上に誕生した人類は、せっかく放射線の少ない環境になったのに、なぜ今になって残りわずかな「ウラン235」という放射性物質をかき集めて核分裂させ、さらには自然界に存在しなかったプルトニウムという放射性物質を作り出したのでしょうか。 

 基本的に放射線は、生命の秩序とは相容れないものなのです。放射性物質の利用も、医療用などであっても、極めて慎重に、厳重な管理・制御の下に行われなければなりません。この放射性物質の研究から核エネルギー、原爆の開発、広島・長崎への投下と進みました。放射線を出す、核のエネルギーを使い、殺りく兵器である原爆をつくり使用するなどということは言うに及ばずですが、制御不能のもとで大規模な発電をすること自体も、生命の秩序に反するもので、そもそも間違っていると言えます。核兵器開発競争・核拡散の進行中で「核戦争で世界が滅びる」という危険性は依然として現実にはあるものの、冷戦の終結で少し緩みました。でも、原爆も原発も原理は同じです。今回の福島原発事故では、広島の原爆の168倍もの放射性セシウムが撒き散らされました。世界が滅びる脅威はここでは緩んでいなかったのです。人類の「種としての寿命」は数百万年か、それ以下なのでしょうか? いずれ、人類も、種としての終わりを迎えます。核エネルギーとして使う、核兵器と原発は、自分たちの手で、わざわざ人類の終わりを早める可能性を広げる行為となっています。

 人類がつくってきたもの、その科学・技術の力は、大したものです。しかし、原子力に関しては、核兵器や原発を大量につくったけれども、人類は、それを制御する力(技術、政治、文化)を持っていません。「原子力は人類には手に余る」しろものなのです。人類は、「核兵器の廃絶と脱原発」という、原子力を自分たちの制御下における状態に、一刻も早くもっていかなければ、その未来は絶望的になっていきます。

 人類の誕生と地球環境(そこでの放射能の推移)との関係から考えても-「胎児(妊婦)乳幼児、子どもは、大人に比べて放射能に弱い。」ということが分かります。

 ならば、なおさら、私たち(大人)は、その子孫にこの地球環境を今回の福島原発事故で、一気に放射能汚染を拡大してしまったこと、それを起こすような日本の社会体制をつくってきたを詫びなくてはなりません。そして、一刻も早く事態を収束に向かわせるとともに、私たちは、この放射能に汚染された世界で生きていく覚悟を決めなければなりません。「核兵器の廃絶と脱原発」の社会を、この日本だけでなく、世界の人々と手を携え、地球全体で実現していかなければなりません。そして、子孫にはできるだけ除染した環境を用意し、また、放射能の影響がより少ない食べ物・飲み物を取らせなければなりません。

<メモ>

児玉 龍彦 氏の発言より 「国民を信頼し、国民の意見に従え」児玉 龍彦 氏(東京大学)日本記者クラブ主催記者会見(2011年9月30日)

科学者がすべきことは次の4つだと思う。
第1番目に事実を正しく住民に伝えること、
第2番目にその意味を分かりやすく伝えること、
第3番目に自分の意見を決して強制しないこと、
第4番目に住民の自主的な判断を応援することだ。

考え方を変え、もう一度国民を信頼して、国民の意見に従って政治の機構を変えていくことが必要ではないだろうか。そうすることで科学技術力の低下やデフレスパイラルに歯止めをかけて、新しい社会の希望が見えてくることが期待できる。実際に被災者と一緒に除染作業などをやっていて、そういう希望が見えてきていると感じる。

 彼が言っているこの「科学者がすべき4つのこと」は、いろいろな場面でも通用することだと思います。例えば、私たちの運動の基本的なスタンスとか、自治体がそこの住民に取るべき姿勢とかです。
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