触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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11月21日、栗原市の教育委員会へ行って学校給食について懇談をしてきました。

<原発・環境・エネルギー問題>             2011.11.21

11月21日、栗原市の教育委員会へ行って学校給食について懇談をしてきました。

はじめに―担当部署との懇談の申し入れ、

  栗原市では、「ゆきとどいた教育をすすめる栗原市民の会」と「栗原母親連絡会が」が11月7日に要請(第3次)をしたこともあって、食ベ物の放射能検査を強化し、連日のようにその内容をマスコミなどに発表してきています。特に11月初めに「学校給食の測定開始(食材・完成品の両方)がされて、それが不検出であった」ことは全国に発信されて、注目を集めていました。しかし、その先進的な取り組みが、やもすると上滑りになってしまう危険性があると私たちは分析していました。

  そこで、11月17日の市民の会の役員会では、栗原市に対して担当部署との懇談を申し入れようということになりました。まず、前段に、教育委員会(教育総務課)と、続いて、後段に、危機管理室とです。そして、それに向けて、11月20日には、チラシ「放射線被ばくから栗原の子どもたちを守る強力な対策を」出しました。これは、栗原市の職員のみなさんの市民の感覚とのズレ、「温度差」を無くしていこうということでも書きました。この栗原市の先進的な取り組みを、ただ「保護者や市民が不安がっているから」「それをひとまず沈静化するため」という消極的な姿勢(新聞報道ではそう伝えている)からではなく、「積極的に栗原の子どもたちを守っていく」という姿勢からやっていって欲しいと願ってのことです。そうでなければ、真の意味で安全・安心も確保できませんし、市民からの信頼も得られません。

宮城県産ジャガイモからセシウム検出―不使用に

  ただ、この21日の直前、11月18日夜、栗原市は、「宮城県産のジャガイモから放射性セシウムを1㌔当たり23.6ベクレル検出したが、使用を取りやめ、不検出の北海道産のジャガイモを使用した。」と発表しました。それが19日(河北新報)20日(毎日新聞)に出ました。そして、20日の報道が全国に発信されました。この「検出され、不使用に」という報道がされて、私は、ある意味で一安心しました。チラシには「10ベクレルという基準の採用」と書きましたが、それは、11月7日に市長が検出限界値を基準と取り違えて、そう発言したようです。特に、後から測る1食分に関しては、「それ(10ベクレル)を適用するのは、初めは、困難」と書きました。新聞報道を見ても、どこも基準に数値に関しては明確に書いていません。それでも、今でも、私たちは、現状では、自治体の基準では最も厳しい「10ベクレルという基準の採用」をとは願っています。

懇談会の内容

  11月21日午後1時半からの市教育委員会での懇談には、今回はジジ友(市民の会役員)のみで行きました。鈴木代表と私(佐藤)、それに新役員で新たに出来た部署=「食の安全チェックスタッフ」責任者の松田さんの3人です。むこうも、教育総務課長の他2人の計3人です。

  はじめに鈴木代表の方からこの懇談会を要請した趣旨の説明をしました。それは、次のようなことです。「栗原市の先進的な独自の取り組みは、全国から注目され、見られています。そして、私たちの所へも問い合わせが各方面から来ています。そこで、私たちとしても、それを検証し、より詳しく正確に伝えなければなりません。そこで、問われるのが、その先進的な取り組みの透明性と信頼性です。この懇談会でお話を聞くととともに是非、学校給食の放射能検査の現場を見学(公開)させていただきたい。」

  次に、私の方から、市民の会などの考えの基本をチラシの説明をしながらしました。それから、新聞報道やネットでこの学校給食や食品等について、今、何が焦点になっているかの情報も示しました。そして、栗原市の取り組みがどのように報道されているか、それを新聞で地域や県内に知らされているだけでなく、その新聞報道が電子化されることによって、全国に流れ、さらにそれが、ネット上で各方面から注目されていることを示しました。具体的には、ジャガイモだけでなく、その他のイモ類、牛乳、キノコ、肉、魚に特に注意するようお願しました。

  この後、松田さんは、補足として、特に牛乳の問題を取り上げました。10月18日に隣の大崎市での検査で牛乳(メグミルク)からセシウムが25ベクレル/㌔検出し、10月15日にも宮城県産の牛乳が新潟で22.3ベクレル/㌔検出している問題を指摘しました。国の基準は現行では200ベクレル/㌔ですが、緩すぎて問題になりません。20ベクレル/㌔にという明確な数値は示しませんでしたが、牽制をしておきました。また、この牛乳については、それを各自の「選択の自由」に任せるよう要請しました。課長は、それに対して、「市として取り組みの限界はあるとしても、選択は任せたい」としました。

  「今後どのように進めていくか」という問題については、基準=規制値作りとともに、その考えの基本も文章化するよう求めました。これに対して、課長は、「国の規制値制定の動向を見ながら独自の基準作りを行って行く。」と言っていました。ただ気になるのはその際には、市のアドバイザーの石井慶造氏の意見が反映されるということです。これに関しては、9月14日の同氏の講演会での「福島も宮城も農産物の安全性に全く問題がない」という発言や同氏が「年100ミリシーベルトまで大丈夫」論者の山下俊一氏の上を行く「年200ミリシーベルトまで大丈夫」論者であることなどを挙げて、間違っても国の新しい基準より緩くならないようにと牽制しておきました。また、現在、栗原市としての暫定基準も明確化していないと受け止めましたが、同時にそれでも、セシウムで、おおよそ20ベクレル/㌔を規制の目安にしていることは、この間の動向やこの懇談からもうかがえました。

  学校給食の放射能検査の見学については、事前に要望日をいくつか示し、その中から、市としての受け入れ日を知らせるとのことでした。

  最後に、この「はじめに」で述べたようなことを強調しておきました。それは、「この栗原市の先進的な取り組みを、市民が、不安がっているからする、周りからいろいろ言われてする、という、受け身でするのではなく、積極的にやっていってもらいたい。」「栗原市の取り組みは、全国から、各方面から見られています。それに、安心感を持つ人も、逆にまだまだ不安の人もいます。いろいろなところから評価も、批判も出ます。それに対しては、是非、攻めの姿勢でやっていっていただきたい」と期待と要望を述べてきました。

3人の反省会で、

  市民の感覚とのズレ、「温度差」を心配しての、今回の懇談会(前段)栗原市教育委員会(教育総務部など)でした。確かに、まだまだ、それはあるし、この後もずっと続くと思います。しかし、今回のようにその都度、懇談を丁寧に積み重ねていったら、それも何とかなるように思われてきた懇談会になりました。学校給食の放射能検査の見学については、これは、是非、ジジ友(市民の会役員)だけでなく、ババ友(母親連連絡会)と一緒にやろうと話しました。

  この後、23日過ぎ(24日か25日)には、懇談会(後段)の危機管理室との懇談を行います。ここでは、内容が、栗原市の放射能対策全般になります。この間出してきた3次にわたる要請書への回答を受け取ると同時に、公園や公共施設の更なる徹底した測定、学校等―個別の問題、除染計画の策定等、詰めていきます。また今後は、土壌調査や自家で作る農作物の具体的な測定を行い、それを基にした学習会を持つ必要性を話し合いました。

今後の予定、

・11月23日(水)祝日 9時金成のイオン駐車場集合で、車の乗り合わせをして、「自然エネルギービジョンIN東北」飯田哲也氏の講演会(10時~一関市・東山地域交流センター)へ参加。

・24日か25日、懇談会(後段)の危機管理室との懇談(栗原市役所で)

・11月28日(月)栗原市母親連絡会、宮城県母親連絡会とともに仙台の東北電力本社へ、女川原発再稼働反対の要望をしに行きます。

・12月4日(日)1時半~今中哲二講演会「放射能汚染のリスクを自分で考える―5年後、10年後を見据えてー」丸森町(館矢間まちづくりセンター)に参加。(待ち合わせなどは、未定)

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