触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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除染計画に対する私のパブリックコメント

<原発・環境・エネルギー問題>          2012.3.31

除染計画に対する私のパブリックコメント

 3月28日に、私(佐藤 茂雄)個人も、栗原市役所 総務部 危機管理室 宛にメールで以下のような「栗原市除染実施計画〈第一版〉案 に関する意見」を提出しました。

P4(3)除染の必要性「不安解消のため」としていることに対して。

この文面では、「放射性物質は自然要因によって減衰するが、市民が心配するから除染をする」という意味になってしまいます。「不安解消」と言った時、その「不安」と言うのは「根拠が無い」とも受け取られかねません。本来の除染の目的は「市民の健康を守り、市民が安心して暮らせるようにするため」ではないでしょうか。ここは、「健康への影響が懸念され、大きな不安を抱いています。そうした市民の健康を守り、安心して暮らせるようにするため…」とするよう訂正を求めます。P5の「基本方針」では「健康と経済活動への影響を防ぎ、」と書いているのですからここは統一させるべきです。東電や国に補償を請求する上でも、これから除染を進めていく上でも、この問題に取り組む際、このように栗原市の基本姿勢を取ることは、大変重要だと思います。

P5(3)目標「震災以前の安全・安心のくりはらの再生」追加被ばく線量を、年間1ミリシーベルト(空間放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト)未満にすることを目指します。

計画の目標が「震災以前の安全・安心なくりはらの再生」であっても、それが、本当は、毎時0.23マイクロシーベルトにはならないはずです。以前はせいぜい毎時0.04マイクロシーベルトだったのですから。また「安全・安心」は、言葉としては良いのでしょうがちょっと曲者なのです。「安全」は厳密には日本のどこにもありません。ゼロにはならないのですから、空間線量でも、土壌汚染でも、食べ物・飲み物等でも、出来るだけ低減させ、より安全を目指す、そうしたどこかで社会的な合意を取り付ける、ガマン値を設定するしかないのです。また、「安心」も一人一人で捉え方が違います。ですから、市としても、具体的な実現可能な数値を提示して、それを着実にクリアしてくしかありません。

被ばくの影響を受けやすい子どもの被ばく量はできるかぎり低減すべきであって、限りなく原発事故以前の線量に近づけるべきです。毎時0.23マイクロシーベルトでは事故以前の線量にという目標「震災以前の安全・安心のくりはらの再生」と矛盾してしまいます。最終的には、幼/保・小中学校は毎時0.1マイクロシーベルト以下などさらに低い目標数値を目指すべきです。

除染実施計画案では外部被ばくのみの除染基準として毎時0.23マイクロシーベルト以下を示しています。これは、内部被ばくの影響を考量したものにはなっていません。また「空間線量率=毎時0.23マイクロシーベルト」の測定の高さは特に子どもの生活圏(幼/保・小学校、公園等)では、「地表ゼロcm」もしくはどんなに高くても「地表から5cm」とすべきです。50㎝や1mでとする根拠はありません。国が値切っているだけです。

国の特別措置法に基づいて実施するのでしょうから、それにある程度は合わせる必要(財政負担などで)があることは分かります。しかし、不十分な国の施策の範囲内だけのことをしても「市民の健康を守り、安心して暮らせるようにする」ことは絶対にできません。「地表から5㎝」で除染することは、千葉県の柏市や流山市などが決めています。その費用は東電や国に引き続き要請するという立場です。栗原市は、取りあえずの平成26年3月までの一時的な目標値として「地表から5㎝」で毎時0.23マイクロシーベルトを目指すべきだと考えます。
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