触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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放射線量高濃度地域で、子どもがいる家庭での除染などを急ごう!!

<原発・環境・エネルギー問題>           2012.5.29

放射線量高濃度地域で、子どもがいる家庭での除染などを急ごう!

<栗原市では出前測定調査をしています。ネットワーク(準)の放射能測定チームでも事前測定や相談に応じます。>

 栗原市では、国の「汚染状況重点調査地域」指定に基づいた「栗原市除染計画」をもとに、まず、4月3日に鳥矢崎幼稚園の除染を始めました。しかし、その他の多くの学校等施設が残され、公園や公共施設の除染も始まっていません。当然、こうした該当区域の学校等施設や公園や公共施設の除染を急ぐことが大前提ですが、同時に、ある程度の高濃度の地域(決められてきている除染対象地域では狭すぎます)における子どものいる家庭での除染など(健康調査、食事の指導も)の対策を急がせることが必要です。放射性物質による被曝は、外部被曝と内部被曝の合計であり、空気中から体に付着する(外部被曝)の他、呼吸、食べ物・飲み物から(体内に入った放射性物質による内部被曝)がすべて足し算になって影響してきます。

しかし、そもそもこの除染計画を決める際、国が取っている基準であるICRP(国際放射線防護委員会)の安全基準(年間1ミリシーベルト)は、この呼吸や飲食による内部被曝は考慮していない「ガマン値」なのです。ICRPの安全基準(年間1ミリシーベルト)は、低線量で長期間内部被曝し続けたときの人体への影響を考慮したものではありません。しかも、測る高さを1mだ、50㎝だと設定することは、できるだけ除染範囲を狭めたい(お金をかけたくない)だけのことです。子どもたちにとって「避けられる放射能の被曝は少なければ少ない方が良い」という観点から、首都圏の多くの自治体で採用し始めている、子どもにより配慮した地表(5㎝)で、0.23μ㏜/hで、一先ず線を引くべきです。(そこに取りあえずの「ガマン値」を)

 福島の原発事故からもう1年以上が経過してしまいました。その間にも被曝は進行しているのです。栗原市が行っている出前測定調査は、この4月から再開されました。しかし、現状ではただ測っているだけです。一日も早く、それに止まらず具体的な対策が実施できるようにして行かなければなりません。とりわけ、放射線量高濃度地域で、子どもがいる家庭での除染などを急ぎましょう

「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」(準備会)の放射能測定チームでも連絡をいただければ、栗原市での出前測定調査の前にも、事前測定や相談に応じます。

その参考例として以下の<公開フャイル>NO.1 を示します。

                                                           
<公開フャイル>  NO.1            2012.5.27(佐藤)作成

栗駒岩ケ崎の A さん。

経過:

5月13日(日)に私のブログを見た彼が電話してきました。「栗駒球場の値が高いのに驚きました。近くに住むものですが、小さな子どもがいます。心配なので放射能を測ってもらえませんか?」「市の危機管理室でも、依頼されれば現在も個人宅を測っているのですが、どうしますか?」「前にやっていたのは知っていましたが、今もやっているのですか?」「やっています。5カ所を特定して測ってくれます。その前に、取りあえず私が測るのは構いませんが…」「やはり、佐藤さんにお願いします。」むこうの電話口からは、近くにいる小さな子どもの声が聞こえてきました。

こうしたやり取りの中で、5月15日(火)午後、測定に行くことにしました。

当日:

5月15日(火)の午後3時、あいにくの雨に中でしたが、栗駒野球場近くの彼の家の放射能測定に行ってきました。「基本的には非公開で行きます。」と断りを入れ測定を始めました。彼は、「概要は発表してもいいです。」と言ってくれました。

いくつものマイクロホットスポットを発見しました。雨が溜まる場所、屋根から、集中的に落ちてきている場所、(2μ㏜/h超えが一か所、その周りで1μ㏜/h超えがずっと続く。もう一か所1μ㏜/h超え)コンクリでも水の流れでどう見ても多く付着している場所、藁を燃やした跡(1μ㏜/h超え、上へは、50㎝0.5μ㏜/h~0.6μ㏜/h、1m0.4μ㏜/h)こうしたところがだいたい0.6μ㏜/h(上へは、50㎝0.4μ㏜/h、1m0.4μ㏜/h)草地は、一部に地表0.6μ㏜/h、50㎝0.4μ㏜/h、1m0,4μ㏜/hがありましたが、だいたい0.4μ㏜/h、0.3μ㏜/h.0、25μ㏜/hといったところでした。コンクリ、アスファルトでも屋外はだいたい同じ。それが屋根の下になると少し下がりました。それでも、家の周りは、やはり全般的に高いといえます。近くの陸上サッカーグランド、野球場と同じ傾向がでています。測る高さが高くなってもここは、あまり低減しない傾向にあります。

次に屋内に移って、一番気になる子ども部屋へ。窓を開けるとそれより北にある森林から心地よい風が入ってきます。窓を閉めた状態で、まず、中央、端と3段階の高さと測ってみて、すべて、0.23μ㏜/h前後でした。居間を測ってもほとんど変わらず。もそれなりにどこも高めでした。屋内では、その若いお父さんに保育園から帰ってきた子が付いて回りました。そのかわいい子を見ると、何とかしてあげなくてはと、若いお父さんでなくても思ってしまいます。

暫定評価:

放射能の線量が少し高い地域に住むということは、本当に、なんとも悩ましいことです。1μ㏜/h以上のいくつものマイクロホットスポットは、危機管理室にも測っていただき、即刻、処理をお願いしたいと思いました。さらに面的に線量が高い部分のはぎ取りなどの除染もお願いしなければなりません。その他、家屋などはどうすれば良いかは、やはり危機管理室に相談することが必要です。少し時間がかかるかもしれません。

それから、家族のみなさんが何を食べているはお伺いしました。特にこの小さいお子さんの食事の調査も必要かと思いました。自家製野菜を消費しているとのことで、野菜や畑の土壌調査をする必要があると思いました。また、この家の小さな子の内部被曝の状態を把握する必要があります。直ぐ近くの鳥ヶ崎小学校・幼稚園の子どもたちに関しては希望者75人のホールボディカウンターによる内部被曝調査が行われることになりましたが、この子は保育所に行っていて対象外です。5月末の鳥ヶ崎小学校・幼稚園の子どもたちの結果によっては拡大されないかも?知れません。
                                                     
その後、

この日は、若いお父さんの案内のもと、私一人だけでの測定でした。主要な所は5回測って、3つの高さでとかしましたが、雨が降っている中でしたのできちんとした記録は取りませんでした。彼には、「見取り図」を作成してくれるよう頼みました。後日、晴れた日に再度、測定をチームでしようと思いましたが、それよりも、栗原市の危機管理室にも連絡して何ができるか聞いてみようと思いました。そこで5月21日朝、危機管理室を訪ねました。そこで、このファイルの内容を渡して相談しました。危機管理室の職員は、申し込みがされれば日程を調整して出前調査に行くと言ってくれました。そこに、私が立ち会うことも初めは渋っていましたが、認めてくれました。

栗原市では、まだこうした調査だけですが、千葉県流山市では、既に中学生以下の子どものいる世帯で2330件の除染申し込みを受け付け、この8月から業者に委託して公費で除染を行うことになって来ています。さらに現在では、それ以外の世帯での除染申込受付を始めています。福島も宮城も遅れていますが、首都圏などではもうこうしたことは当たり前になって来ています。
                                                
       
 除染申し込み2330件 中学以下の子いる民有地で 流山市 (5月18日付千葉日報)

 放射能対策の一環として流山市が受け付けを行った民有地の除染申し込み件数が2330件に上ったことが17日、分かった。市では対象とした「中学生以下の子どもがいる世帯」は市内約1万件とみており、2割超の割合で申し込みがあったことになる。ただし、マンションなどの集合住宅は一括して申請するため世帯数でみた場合の割合はさらに高くなるとみられる。
 申し込み受け付けは4月2日から5月9日までファクス、メール、電子申請、窓口の各方法で行われた。このうち電子申請が約半数の1127件と最も多かった。除染するのは高さ1メートルから空間放射線量を複数地点で測定し、その平均値が毎時0・23マイクロシーベルトを超えた場合に限る。測定終了後、市の委託業者が8月以降に除染作業を行う予定。
                                                
      

また、ファイルに書いた食事や野菜や土壌調査や、お子さんの健康調査の必要性については、市の方ではまだ問題意識を持っていないと思います。

学校等や公共施設(野球場、グランド、公園など)の除染も遅れていますが、「子どもいる家庭での除染」も急がせなければなりません。今、NO.2,3…と、どんどん事例を増やしていこうと思っています。そして、処方箋を示せればと思っています。

こうした個々の個人宅まで、きめ細かな調査―対策案づくりー除染などの実施が、とりわけ全ての小さな子がいる家では必要です。そして、この栗原市では、どのようにして行ったらよいか、提案したり、危機管理室と一緒に考え、実際の除染や、子どもたちを余計な放射能被曝させない実効ある対策の実施につなげていきたいと思っています。

6月4日には、直接、市長に会うことになっています。そこでも、この「子どもいる家庭での除染」などの緊急性問題を取り上げて、栗原市としてのきちんとした対策を求めます。

私(放射能測定チーム)へのメールは、fa43725@yb3.so-net.ne.jp  です。


< 栗原市のホームページより >  

                     
空間放射線量の出前式測定を再開(2012年04月10日更新)

現地に担当者が出向いて数値を測定
 市では、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う放射能問題に対し、他の自治体に先がけ、市内5カ所の消防施設や、保育所、幼稚園、小・中学校などで空間放射線量を測定してきました。
 市民の皆さんからの「身の周りの放射線量測定を行ってほしい」などの安全・安心を求める声に応えるため、空間放射線量の出前式測定を再開します。
申し込み方法など
●申し込みできる人: 市内に住所がある、測定対象(土地または建物)の所有者
●申し込み期間: 2012年4月2日(月曜日)から  ※ 土曜日・日曜日、祝日を除く
●申し込み方法: 必要事項を記入した申請書類に身分証明書の写しなどを添えて、各総合支所市民サービス課へ持参またはファクス で申し込みください。※ 申請書は各総合支所市民サービス課に備え付けのほか、このページ内でファイルをダウンロードできます
測定場所や日時など
●測定開始日: 2012年4月下旬(雪解け後)
●測定対象個所: 申請者の住居もしくは、宅地とその周辺  ※1件の申し込みにつき5カ所程度以内
●測定訪問の日時: 日程を調整し、申請者へ連絡します ※ 祝日を除き、土曜日・日曜日も測定
                                                
           
問い合わせ先
総務部危機管理室
〒987-2293 宮城県栗原市築館薬師一丁目7番1号 【市役所2階】
電話:0228-22-1149 ファクス:0228-22-1156 メールアドレス:kikikanri@kuriharacity.jp

                                                             
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