触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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小・中一貫校について考える。

  小・中一貫校について考える。

 
クローズアップみやぎ「小学校と中学校をつなぎたい」を見て

 3月7日NHK総合の夜、7時30分よりのクローズアップみやぎで「小学校と中学校をつなぎたい」というタイトルで 登米市豊里小・中学校 が取り上げられました。栗原市立学校再編計画でも 小中一貫校 の創設は、統廃合を進める上での一つの目玉となっています。登米市は隣の自治体で、そこで 教育特区 として全国10ヶ所程の小中一貫校の一つが、豊里小・中学校があるということなのでその放送に注目していました。

 登米市は栗原市と同様に9町が合併してできた市で、旧豊里町(人口約7千人)は、最南部でもともと豊里小と、豊里中だけでした。(かなり前は?)両者の距離は1キロ未満か?4年前に教育特区の認定を受け、平成16年度よりすでに小中一貫教育に取り組んでいます。放送では、中学校の増改築により校舎一体型になった昨年4月からの取り組みが紹介されていました。放送の内容を見た限りでは、またより詳しく分かる同校の出している 豊里小・中学校パンフレット を見る限りでは、あまり問題はない。むしろ、条件が整えば、他でも推進すべきとも思われました。

 先日決定された 栗原市立学校再編計画 のP8「小中一貫校」の説明も、この文章だけでは問題は見当たりません。この間、フィンランドの教育事情を調べていったら、 総合学校 という名の9年制の義務教育をしていました。スウェーデンでも9年制(3.3.3.)の基礎学校、ドイツ、ノルウェー(10年)も…とまだ調べきっていませんが世界には、結構小中一貫校のような9~10年制の学校があるようです。

 この放送はうちの妻も見ていたのですが、彼女が言うには、「もともと、築館の小学校と中学校は、小中学校のようなものだった。」と。彼女が出たのは、富野小、富野中だったそうで、昭和41年に築館中に統合されるまで4校ずつあったということでした。団塊の世代ジュニアである2人の子どもはこのマンモス中学校に入って、その問題、弊害は、親としても嫌というほど味わいました。おかげでPTA活動は一生懸命しましたが…また、少子化が進んでいる現在では、過疎地において児童・生徒数が少ないため「○○小中学校」として事実上の小中一貫校もいくつか存在するといいます。

 それでは、何が問題なのか? 読売記事ー文部科学省の検討 にあるように文部科学省は小中一貫校を学校統廃合や、学校選択制とリンクさせて、そのための手段として使おうとしていることです。読売記事ー学校統廃合1「改革のチャンス目玉は小中一貫」2008.1.15 は、このあたりのことをはっきりと示しています。この記事の最後に、 「すでに全区立小中学校で小中一貫教育を始めている東京都品川区は、新たな一貫校を作るために、既存の小中学校を統合する計画を進める。 統廃合で、新たな学校が生まれる利点を、住民に示そうとしている自治体も増え始めている。」とあります。

 そうです。この自治体こそが栗原市なのです。決定された計画では、平成25年までの前期において旧金成町地区だけが最も極端で、最も急激に5小学校(沢辺、津久毛、金成、萩野、萩野第二の各小)1中学校(金成中)の統合をしようとしています。2月29日の記事「「学校再編計画」決定される。」で金成地区に関する私の「気になる点」を書きました。もう少し付け加えると、5小学校のうち現在複式学級があるのは、1校だけですが、今後の前期(~25年)までにそれが3校に。児童数も現在の376人が25年には269人(推定値)とマイナス107人と各地区の中で最も減少します。こうした事情が合併以前からの動きとなって続き、全市の大規模統廃合にこれが利用された訳です。しかも、前期で小中一貫校の成果を何としてもここで上げいって(差別化して)他地域に波及させる。これが市教委の狙いだと思われます。

 豊里小中学校については、この栗原市でしようとしていることとは別だとは思います。しかし、その評価自体は、今回は、保留させてもらいます。(もっと詳しい実情把握が必要)ただ、同じように栗原市でするとしたら(小中一貫校自体の考えた方は、評価できるところも)、金成地区ではなく、豊里と状況の似ている志波姫地区(ここは、後期でする計画にはなっている。)と瀬峰地区、高清水地区を先行させるべきだと思います。

 前述の学校選択制と結びついた東京品川区の小中一貫校については、 品川区小中一貫校ー批判 佐貫 浩 がまとまったものです。栗原市立学校再編計画でも、もう一つの目玉としている公立中高一貫校について、ここでは詳細にまだ触れませんが、現在、こちらの方が全国でかなりの数できつつあります。(250を超えているか?)問題もこちらの方が大きいようです。小中一貫校との関連では、これは本来、矛盾するもの。小中一貫校を例え成功させてもその出口、高校の問題が控えていること。(大学もか?)これらの改革もしていかないと、それらを見据えていかないと、栗原市立学校再編計画の「小中一貫校」の文章のようにはなりません。もっとも、栗原市は、前述のように実際には、この文章とは、別の意図を持っていますが…。

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