触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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6.9プレ6月例会の反省をします。

<原発・環境・エナルギー問題>          2012.6.13

6月9日のプレ6月例会ー「情報共有」「学習」「つながり」「交流」の広場―の反省をします。

 6.3小出氏講演で200部ほどチラシをまき、その前にもポスターやチラシを持って手分けしてお誘いの案内をしてきました。手ごたえもあったのですが、しかし残念ながら思ったほど多くの方々がまだ参加してきていません。日時の設定(第2土曜の午前)や、まだ本番(「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」7月29日発足)でないということもありますが、6.9プレ6月例会の成果と反省点をまとめ、その到達点を確認し、7.29のネットワーク発足に向けて(その前に7月14日にプレ7月例会があります。)何をしなければならないか整理したいと思います。

① 6.9プレ6月例会の成果―「情報共有」「学習」「つながり」「交流」の芽が生まれてきています。

 この間、栗駒の2施設の測定と緊急申し入れと市の対応、6.4の市長への要請と反応など極めてタイムリーな取り組みをしてきています。食品の持ち込み検査が市民の注目を集め、子どもを持つ若い親たちの関心事も、食べ物からの内部被曝になっている現状での6.9プレ6月例会の内容は決して外れていない、むしろこれもタイムリーなものの筈です。現に、若い人たちの参加が、6.4の市長への要請だけでなく、この例会でもポチポチと出てきました。そして彼らの情報交換、(共有)にもなり、世代の違う私達とも交流、つながり、ができてきています。ただ、それがまだまだ充分に拡がっていないということだけです。
この間の私達の運動は、市民が声を上げることがいかに重要であるか、これを「協同の力で」調査やとりまとめを行い、具体的な提案にして行政などに提起していく。それが行政なども動かして行っていること。そこにはしっかりと確信を持つ必要があります。

② 6.3小出氏講演―皆さん、「消費」はしましたが、まだ消化していません。

 やはりこれを主催した実行委員会の域「学習するだけ」を出ていません。私達との連携を拒否されたので仕方がありませんが、やはり独自に働きかけを強めて行くしかありません。講演を聞いて、さて、皆さん、自分の判断材料を持てたのかな?という点でも疑問があります。確かに小出氏の話を聞いて、「放射能の危険性は何となく分かった」「これからも大変そうだとも分かった」そのように消費はしました。でも明日から具体的にどうすればよいの?東電に測らせ、東電に汚染物を引き取らせる、ある程度のものはガマンして年輩者たちが責任を取って食べる?本当にそれができるのか?犯人を糾弾してスカッとしただけではないだろうか?これでは、具体策がなく現実味がないのです。きちんと彼の言ったことを消化して自分たちでその後の具体策を作っていくしかないのです。それで、「6.9プレ6月例会」のチラシを配ったのですが、まだ効果が出てきていません。

③ 自分を、自分の家族を守るのは、自分自身の判断基準を持つしかありません。

 自分が、何よりも自分の家族がこの放射能にまみれた世界で、それと向き合って、生きていくには、その自分が、また家族の中で最低1人は自分の頭で考える「独自の判断」、自分の判断基準をそれぞれが持つしかないのです。政府や専門家が判断するものでもないし、その他、誰か人がしてくれるものではないのです。

この「6.9プレ6月例会」で私自身が感じたことですが、「この会合に来た方々の動機は何だろうか?」ということです。それぞれ皆さん、個別の事情を抱えているのですが、「皆さんに共通するものは何だろうか?」と考えてみました。それは、多分このことかなと思いました。皆さん、第一義的には、誰か「大切な人を守るため」ではないか、と思いました。それは勿論、自分であっても構わないのですが、それよりももっと大切な人、「家族を守るため」に来ているのだな、と思いました。子どもであったり、孫であったりなどいろいろです。

汚染の比較的低い地域に住む方も、食べ物からの内部被曝の危険性もあるのですが、それにこの栗原では、誰かしら身内や知り合いが汚染の比較的高い地域に住んでいるという事情があるのです。どうも、自分と自分の家族だけでもなさそうなのです。自分一人や、自分の家族だけでない、もっと広く…そう、協同するのです。自分や自分の家族を核として、それを守るためにも、それをより実効あるものにしていくためには、協同するのです。人間の歴史はそれを物語っています。「情報共有」をし「学習」し「つながり」「交流」する、このように助け合っていくのです。自分たちの周りと、この栗原と、宮城で、東北で、日本で、そして世界へとつながっていくのです。そのように自分や家族などを守るためにも、この6.9プレ6月例会に来た皆さんは、つながり、協同しようとして来ていて、そこで自分自身の判断基準を持とうとしているのです。

④ 国の基準がいかに安全対策を怠り被害を拡大させるものかーがまだ理解されてきていません。「国は加害者である」のです。

 国は放射能被害の一部しか認めようとしません。様々な被害の歴史を見れば明らかです。原爆症、水俣、大気汚染公害などでも被害の総体―そのピラミッド構造を見ず、常にそのほんの一部である頂上部分のみの対策や補償でごまかそうとしてきたという歴史があります。今回も全く同様です。除染対策を地上1m(一部50㎝)で0.23μ㏜/毎時という内部被曝の考慮しない適当な線引きをしてきています。食品規制も緩めにする、後回しにする、など今後も、被害の拡大を招きかねないものです。国は東電とともに加害者であり、決して国民の命と健康を守ろうとはしていません。放射能被害の総体を、放射能被害のピラミッド構造をきちんと捉え、その加害者の責任を追及していきましょう。

⑤ 内部被曝の危険性の理解がまだまだ浸透していません。

 それにしても、この放射能被害の広がりー内部被曝の危険性の理解がまだまだ浸透していません。それでも、一年前に比べれば、理解はある程度、進んできてはいるのですが…何しろ日本は、被曝国でありながら、これほどまでに長年、原発推進を許してきてしまったのですから…そのために、この内部被曝の危険性の問題を、これまで政府も、学会も、マスコミも、一貫して、黙殺状態にしてきたのですから、大変です。でも、この「内部被曝の危険性の理解」が逆に、放射能被害をなくしていくこと、脱原発を実現していくこと、のカギであることは確かです。「放射線量に閾値なし」「低線量でも発がんなどのリスクがあり、ゼロベクレルこそ最善」の考えをどう浸透させられるか。現実には、完璧にそれができるわけでなく、どこまで、どの分野で、追求出来るか、などとなってきます。食品や、子ども達の屋外活動といった基本的なことの他にも応用問題として、「汚染土壌の保管場所」「がれきの処理」「汚染稲わら・牧草の処理」「野焼き、焼却、飛灰問題」などがあります。

6.9プレ6月例会では、改めて23分間のDVD「放射線内部被曝から子どもを守るために」を皆さんと一緒に見た(見るのは3回目)のですが、いいですね。23分と短めですが、要点をしっかりと押えています。これをもっと活用していかなければならないと思いました。

⑥ 岡山医師と是非、話をしましょう。

 岡山先生は、宮城県内の各地で、今、講演を精力的にしています。先生と双方向の対話をして、自分自身の判断基準を持ちましょう。この ⑤ の食品や、子ども達の屋外活動といった基本的問題、「汚染土壌の保管場所」「がれきの処理」「汚染稲わら・牧草の処理」「野焼き、焼却、飛灰問題」などの応用問題、これらすべてに一緒になって考えてくれるのが、内科医であり、専門家である、岡山先生です。プレ7月例会(7月14日)では、7月29日に岡山先生に話していただくことの事前の整理、事前の学習を行います。

⑦ 7.29「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」結成に向けてすべきことは、

 3.11以後に作り出された世界、福島からの避難、区域指定やその変更による分断。放射能汚染が拡がり、未だに収束が見えない中で、それをどう見るか、どう対処するかで、様々な所で、空白や矛盾や葛藤、分裂・分断という “分断状況”が起きてきています。福島の中、避難した人達との間。福島以外でも、生産者と消費者、若い世代とそれ以外、権威ある専門家(学会・機関)と一般市民、科学者間での論争、市民の間でも宗教論争に似たやり取り。仮処理地・中間処理地選定問題やがれき問題で現れてきている軋轢・対立の図式。原発再稼働をめぐる地元とそれ以外の反応の違い。などの多種多様な“分断状況”がたくさんあります。勿論このような否定的な“分断状況”一色ではありません。福島で、避難先で、全国各地で、市民や子どもたちを守ったり、生産者を守る連帯した様々な運動も、少なからず前進してきています。しかし、今、このような様々な分断を乗り越えていく後者のような連帯した運動を、もっと、全国各地で、それもそれぞれがネットワークを組みながら前進させ、大きな全国民的な運動、うねりにしていかなければなりません。
 この間、私達が心がけてきて、さらに今回、「放射能から子どもたちを守る栗原ネッットワーク」を結成しようとしていることの意味をその趣意書に次のように記しました。




「そのためには、思いを一つにした市民の横のつながりを強めていかなければなりません。もっと市民の間での協同の取り組みの輪を大きく広げていく必要があります。また、これまでの私達2団体の行政(栗原市)に対するスタンスは、①基本的に信頼する。②情報を共有する。③できるところから協働していく。というものでした。今後も、これを継続していくとともに、会の目的のためには、市民の間でも、この3つを、あらゆる世代にわたり、地域や分野の違いを超えて、生産者と消費者なども一緒になって、取り組んでいかなくてはなりません。そこで,栗原市の団体,グループ,個人のみなさんに,「情報を共有し」「学習し」「つながり」「「交流する」場として,「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」の結成を呼びかけます。」




お互いの認識を共有できるよう努力すること。丁寧に地道にみんなで考え、話し合いを続け、論理を積み重ね、お互いに納得し合い、合意形成をしていくことが求められています。ネットワークの目的を「栗原で,放射能から子どもたちを守るため,生産者も消費者も一体となった健康で安心な暮らしを取り戻す運動をすすめます。」としました。その目的達成のためには、相互信頼(―相手を信頼していく、相手に信頼されるようにする-)し、連携・連帯していくことが必要になってきます。そのように、お互いに、私達は、ここ栗原で、「しばらく長期の間続く放射能汚染の現実と正面から向き合い、自分自身や自分の家族を守り、市民や子どもたちを守るため、最大防御しながら生き続けていくのだ。」という覚悟を決めなければなりません。

 7.29「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」結成に向けて、一人一人とつながり、一つ一つのグループ、団体とのつながりが大切になってきます。丁寧に呼びかけ、誘って、確認していく必要があります。その際、DVDの活用、岡山先生の紹介なども大切だと思います。
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