触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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第3回土壌分析等独自調査を実施

<原発・環境・エネルギー問題>           2012.10.14

引き続き、第3回土壌分析等独自調査を実施しました。

「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」放射能測定チーム・佐藤 茂雄
連絡先/ TEL/FAX0228-22-7412 Emale fa43725@yb3.so-net.ne.jp

10月例会を中心に更に追加の分析・調査

栗原市では、除染実施計画(第1版)に基づき学校等の除染が行われました。第2版の計画も決定されています。これに関連した私たちの要望書(第5次)に対する栗原市の回答も出ました。しかし、この間、私たちが独自に調査したところ、これらの計画には、一部の地域、施設しか入っていないなど、漏れてしまっているいくつもの問題点が分かってきました。「1mの高さの空間線量だけで汚染を判断する限界」「多くのマイクロホットスポットの存在」「どこでも出現する高濃度セシウムを含む黒い土」「農地以外の土壌分析も必要であること」などです。それを言葉(文字)だけで指摘するのではなく、汚染の事実でもって証明して行こうと、この間第1.2回の土壌分析等独自調査を実施してきました。そして、それをこの10月13日 (土) 午前10時~12時 栗原市市民活動支援センターで行われる10月例会で報告しようということになっていました。展示物を用意して分かりやすく説明しようと考えましたが、どうせなら10月例会の会場でも分析会(デモンストレーション)をしてしまおう、ということになりました。それで、第3回土壌分析等独自調査の実施ということになりました。

そのための材料を今回は、私(佐藤 茂雄)の自宅の近くのコケ類と、畑など2カ所と栗駒周辺の調査で抜け落ちていた栗駒中江のコケ類・土壌(第1回調査の ⑬ 除染対象地域内で空間線量だけ調査済み)も、さらに ⑭ の栗駒陸上グランド下の土壌(コケ類を含む)も再度採取して分析へ。ここは、最近、以前より空間線量が少し上昇してきているので念のためにです。13日には、以上の4カ所の分析を10月例会を始める前から準備を行い、会議中もずっと並行して分析を続け、会議の後半で詳細の報告をしました。さらにその追加として、10月14日AMに、私の自宅の庭の藍藻と自宅近くの道路沿いのコケ類の2カ所、近くの畑の2カ所、ハウス内1カ所の計5カ所の土壌分析等も私の自宅で行いました。

土壌分析等の調査結果

10月11日 AM8:30 築 館 黒 瀬 (佐藤家の庭) 
*汚染レベルとしては 平均 0.10μ㏜/h以上で、~0.15μ㏜/hまでの 中 濃 度 の 地 域 です。

① コケ類上 

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地表 0.16(MAX0.18)
 
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50㎝ 0.11 
       
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1m 0.09 μ㏜/h
   

 土壌分析結果(10月14日AM) 5,820  ㏃/㎏

② アスファルト上 

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地表 0.08       

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50㎝ 0.08           

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1m 0.08 μ㏜/h
   

③ 雨樋付近(雨が集中して落ちる所)       

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地表 0.30

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50㎝ 0.11          

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1m 0.09 μ㏜/h
     

コケ類 は、この辺りでは、各家庭の庭や道路沿いに多く見られます。コケ類は成長のためにカリウムを必要とし、カリウムと似た性質のセシウムを取り込み、生物濃縮が進み、より高濃度になると思われます。このように、放射能汚染が中濃度の地域でも起きており、高濃度地域では、より多くのセシウムを含んでいます。
 
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④ 築館黒瀬の道路沿いのコケ類(10月11日採取分)

  その時の空間線量(地表)0.11 μ㏜/h 
  土壌分析結果(10月13日AM)  3,600  ㏃/㎏


⑤  同上 (少し違う場所) (10月14日採取分)

  その時の空間線量(地表)0.20 μ㏜/h
  土壌分析結果(10月14日AM)  7,490  ㏃/㎏
 
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⑥ 築館黒瀬(佐藤家の畑)その1 (10月11日採取分)

  空間線量(地表)0.07 μ㏜/h  50㎝ 0.07 μ㏜/h  1m  0.06 μ㏜/h
  土壌分析結果(10月13日AM)     810  ㏃/㎏


⑦ 築館黒瀬(佐藤家の畑)その2(0~1・2㎝) (10月14日採取分)

  空間線量(地表)0.07 μ㏜/h  50㎝ 0.07 μ㏜/h  1m  0.06 μ㏜/h
  土壌分析結果(10月13日AM)  1,190  ㏃/㎏


⑧ 築館黒瀬(佐藤家の畑)その3(5㎝あたり) (10月14日採取分)

  土壌分析結果(10月13日AM)      620  ㏃/㎏

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⑨ 築館黒瀬(佐藤家の畑)その4(ハウスの中0~1・2㎝) (10月14日採取分)

  空間線量(地表)0.04 μ㏜/h  50㎝ 0.05 μ㏜/h  1m  0.06 μ㏜/h
  土壌分析結果(10月13日AM)  1,320  ㏃/㎏
 
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⑩ 栗駒中江のコケ類・土壌(第1回調査の ⑬ 除染対象地域内で空間線量だけ調査済み 10月11日採取)

  空間線量(地表)0.60 μ㏜/h
  土壌分析結果(10月13日AM)19,700  ㏃/㎏ (10月例会会場で)
  土壌分析結果(10月14日AM)19,690  ㏃/㎏ (佐藤 茂雄宅で)この二つの検体は全く同じもの


⑪ 栗駒陸上グランド下の土壌(コケ類を含む)(第1回調査の ⑭ 除染対象地域内で空間線量だけ調査済み 10月11日採取)

  土壌分析結果(10月13日AM)45,800  ㏃/㎏ (10月例会会場で)
  空間線量が増加したので少し増えるのかと思ったが、逆に少し低くなった。
(前回は、62,120 ㏃/㎏だった。採取したのが、少し違う場所だったかもしれない?)

まとめ

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 第1回の土壌分析等独自調査の「まとめ」のところでも述べたことですが、このベラルーシ製、PKC-107放射線測定器では、①たくさんの検体を一度に検査して、相対的な評価は充分にできる。②高濃度(2,000~3,000㏃/㎏以上)の検体に関しては、かなり実際に近い数値が出る。③1,000㏃/㎏以下の数値に関しては、信頼性が少し欠ける。と考えています。要は使い方次第で、この簡易測定器は、十分に使えると判断したため、2回、3回と続けて活用してきています。それでも、あくまでこれらに数
値は参考値に過ぎないことは、明らかです。このことは、常に頭に入れておかなければなりません。特に、1000㏃/㎏以下、前後の数値には、あまり意味がありません。(バックグランドの数値に左右されやすいため)それに一喜一憂する必要は全くありません。しかし、それでも、相対的な意味だけはあるので、それなりに活用はできます。逆に、数値が2,000.3,000…10,000と上がっていくと信頼性が増していきます。それでも、一般的な土壌調査との違いは、特にマイクロホットスポットとなる、コケ類、黒い土、路傍の土では、その分析する目的が違うことに留意する必要があります。農産物生産のための一般的な土壌分析ではなく、被ばくを避けるため注意喚起する、マイクロホットスポットの除染をするための土壌分析です。                 
 それでも、今回は、私自身の家の畑なども調べてみました。一般的な数値より少し、高いように思われるかも知れませんが、それほどでもないと考えています。それは、前述したように、1,000㏃/㎏以下、前後の数値には、あまり意味がないことだけでなく、一般的な土壌分析(深さ5㎝までの土壌四方と中心から1㎏採取)に置き換えると、÷4 位にしなければならないと考えているからです。ですから、1,320㏃/㎏でても、だいたい300㏃/㎏前後だと考えています。いづれにしても、より正確な土壌調査を、私の家の畑などもですが、一般の農地とマイクロホットスポットの土壌等、堆肥なども含めて行政(栗原市)に行っていただけるよう要請していきます。

 一方、コケ類については、この間の調査で、「かなり危険なものになってしまっている。」と結論できると考えました。空間線量を測っていただけの段階でも怪しいと感じていましたが、土壌分析によって、よりはっきり、セシウムを取りこんでしまう危険性が分かってきました。築館黒瀬のように空間線量が中濃度の地域でさえ、コケ類自体は、高濃度になってしまっていました。8,000㏃/㎏を超えるものがあっても不思議ではありません。これが、栗駒地区に近づくと、除染対象地区に入っている、今回の栗駒中江(19,700㏃/㎏)、除染対象地区に入っていなくとも(第2回調査の⑥ 栗駒猿飛来上 20,287㏃/㎏)驚異的な数値を出してしまうことは明らかです。さらに第2回の⑥ 栗駒陸上グランド下の藍藻も含む路傍の土(62,120㏃/㎏)は、今回は45,800㏃/㎏ でしたが、この辺りでは、10万 ㏃/㎏ のところもある可能性があります。

 まだまだ、私たちが気が付いていない、想定していない「盲点」があちこちにあるように思われます。今後とも、これらを発見すべく、注意深く目を光らせていきます。




10月16日、これまで「藍藻」とした表現を「コケ類」に訂正しました。
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