触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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「指定廃棄物最終処分場」の建設を拒否します。

<原発・環境・エネルギー問題>         2012.10.26

 「指定廃棄物最終処分場」の建設を拒否します。

この間の経過について、

10月22日の記事「くりはら健康福祉友の会『健康まつり』会場で、出張測定会を実施」の最後に、「指定廃棄物最終処分地問題との関連」を初めて述べました。この出張測定会で検出したほとんどの土壌が、いわゆる今、宮城県内にも最終処分地1カ所を作るとして、問題となっている8,000~10万㏃/㎏の指定(放射能)廃棄物に相当するものばかりでした。

この指定廃棄物最終処分場は、昨年の福島第一原発事故後の混乱の中で作られた「東日本大震災より生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法」が根拠となっているものです。これは、事故以前の通常時の放射性廃棄物処理法の基準である100㏃/㎏の規制を全く無視したもので、国と東電の都合の良いようにしてしまった全くの悪法です。

これは、1970年以降の日本における公害・環境規制や他の産業廃棄物処理法制を全く無視するもので、非常時だからということで、こんな野蛮なやり方がまかり通っていては法冶国家とは言えません。目先の経済活動を最優先し、根本的な問題解決への道を取らないならば、長期的スパンで考えた場合、国際的にも信頼を失い、日本への観光や、日本製品の信頼にも影響は必ず出てくるものと考えます。それに何よりも、これは、地球の生命圏と、私たち人類の未来世代のために、倫理的に決して許されないことなのです。

また、これは、日本国憲法の前文にある「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。… 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。」に逆行することであり、日本という国の存立にかかわる問題だと考えます。

そして、私は、前の記事にも、次のように述べました。               

― これらは、すべて福島第1原発事故によってもたらされてものです。いわゆる私たち自身が出すゴミとは、全く性格が違います。いわゆる「迷惑施設」と同じように考えるべきではありません。これは明らかな公害であり、発生者である東京電力とそれに原発推進・監督責任のある国が処理すべきものです。高レベル放射能汚染物は、国の責任できちんと総量管理と暫定保管管理をすべきです。さらに、環境中の低レベル放射能汚染物も国の責任できちんと大規模最終処分場一カ所に全て集めて管理すべきなのです。国は、最終処分場の規模と形態を決めることが最初にすべきことだったのです。最終処分場をどこにどう確保するか。それは、「福島原発付近の高汚染地域に国と東電の責任で土地を確保する。」しかないのです。これを決めずに中間処理施設や焼却、その他の方針、今回の「指定廃棄物は発生した県ごとに処理し、既存の処分場の活用を優先しつつ必要なら各県に1カ所ずつ最終処分場を造る。」というのも、全く問題の抜本的な解決の方向を打ち出したものではなく、偽りと誤りなのです。まして、事の本質的実態は、国が加担して起こした私企業(東京電力)の公害なのです。私たち自身が排出する生活廃棄物、一般的産業生産活動から出る産業廃棄物(これとて公害規制がかかります)とは全く違う性格のものなのです。

10月16日に、「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」事務局チームは、栗原市の危機管理室との情報交換・懇談を久しぶりに持ちました。その席で、私は、栗原市のこの問題への対応の探りを入れてみました。驚いたことに、危機管理監は、「この指定廃棄物最終処分場は、ゴミ焼却場、産廃廃棄場などと同じ迷惑施設だ」などと言うのです。「どこかに作らねば…」と言いたげでした。その席で私は、「栗原にはそうしたものはいらない。放射性廃棄物は、それらとは全く別物、私達が出したものではない」「それは、国や県の立場であって、市民としては、承服しかねる。」と反論しました。―

県内「1カ所」を強行する宮城県の暴挙は、許されない。建設拒否の運動を。

10月25日には、宮城県と全市町村のトップが意見交換する会合が開かれました。そこで村井宮城県知事は、国の方針に忠実に従い、この野蛮な高濃度の放射性物質に汚染された「指定廃棄物」最終処分場を、県内「1カ所」に絞って、作ることを栗原市長等の反対の中、押し切りました。私たちは、これまでも、宮城県のこの放射能問題に関して、県民の命と健康、生活を考えないやり方に強い憤りを感じて来ました。今回もこのような暴挙に出たことに強く抗議するとともに、今後は、市民・県民あげての「指定廃棄物最終処分場」の建設拒否の運動を盛り上げていかなければなりません。

「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」では、10月例会で「市民と科学者の内部被ばく問題研究会」の「がれき等の広域処理に関する提言」について、私が、説明しました。がれき問題といっても、各県の指定廃棄物最終処分場や、まだ全く決まらぬ高レベル放射性廃棄物の最終処分(貯蔵)問題との関連で行ったのです。10月23日の役員会(事務局チーム会議)でも、この問題の続きを、私が報告しました。まだ、それらの段階では、説明が不十分であったり、未整理だったりしています。

そこで、さらに11月例会(11月10日AM10:00~12:00栗原市市民活動支援センター)で、引き続き説明し、参加者の皆さんと議論し、建設拒否の運動を盛り上げていきたいと考えています。そのための材料提供をこの後していきます。よろしくお付き合い下さい。

① 放射能廃棄物処分場問題―新聞資料等
 2012.10.26(佐藤茂雄まとめ)

②「第二のフクシマ、日本の滅亡」広瀬 隆
(朝日新聞出版)第四章「汚染土壌・汚染瓦礫焼却灰の厳重保管」の要約

③「核の守護倫理」 生命圏と未来世代のために 
アメリカの市民運動(Nuclear Guardianship Project)の主張

④ 焼却炉のフィルターをくぐり抜ける放射能 井部正之 
ダイヤモンドオンライン 焼却炉のフィルターをくぐり抜ける放射能

⑤10万年の安全は守れるか~行き場なき高レベル放射性廃棄物~
10月1日NHKクローズアップ現代 10万年の安全は守れるか
 
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