触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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来月の栗原市長・市議選への立候補予定者へ公開質問状を出しました。

<原発・環境・エネルギー問題>      2013.3.27

来月の栗原市長・市議選への立候補予定者へ公開質問状を出しました。

 私達「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」として、4月21日に行われる栗原市長・市議選挙への立候補を予定している方々へ公開質問状を出しました。
                                         平成25年3月20日
栗原市長・市議会議員選挙予定候補者 各位
                       
                              放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク 
                                     代表 鈴 木 健 三

「子どもたちのいのちと未来のために」放射能対策と原発問題に対する公開質問状について(お願い)
           
 ようやく厳しい冬も去り、穏やかな春が近づいてまいりました。皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。また、放射能から子ども達を守る栗原ネットワークにご協力・ご支援を賜り厚く感謝申し上げます。
 さて、栗原市になって8年目になります。4月には3回目の市長・市議会選挙がおこなわれます。東日本大震災と福島第一原発による放射能汚染により、まだ多くの方々が避難生活を余儀なくさせられております。
 つきましては、今回の市長・市議会選挙への立候補者の方々に今後の栗原市を託すために、「放射能から子ども守る栗原ネットワーク」から6項目の公開質問をさせていただきたいと思います。ご回答の程よろしくお願い申し上げます。
 回答するにあたりましては、解説をお読み頂き、別紙の公開質問状への回答用紙に記入の上、3月30日(土)までに、事務局長へ同封の返信用封筒にて郵送願います。
 尚、 何かご質問があれば、事務局へお問い合わせ下さい。

「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」 事務局 
本田敏夫 〒987-2203 宮城県栗原市築館下宮野町59
TEL・FAX 0228-23-7707  E‐mail gsbjj525@yahoo.co.jp


【解説】

 2年前の福島原発事故は、原発がひとたび事故を起こせば、時間的にも空間的にも被害が広がり続け、もはや原発と人類が共存できないことを明らかにしました。前民主党政権は、国民的議論の結果である「過半数の国民は、原発に依存しない社会の実現を望んでいる」という民意を受け、2030年代の原発稼働ゼロをめざすエネルギー戦略をまとめました。この国民の民意は「脱原発」であることに、政権が変わっても変わるものではないのにもかかわらず、現安倍政権は、原発の再稼働や新設を公言し出しています。

 福島原発事故はいまだ収束していません。福島第一原発は、停止した状態からの廃炉が決まっていますが、40年間に及ぶ長期戦になります。原子炉を冷却し続けるには大量の水を循環させる必要があり、毎日400トンもの汚染水が生じます。それをためるタンクが林立し、敷地外に漏れる懸念もあり、東電は、冷却した汚染水を海に流す計画まで持っています。また、今も溶けた核燃料を取り出すことができません。4号機の原子炉建屋上部にある使用済み核燃料プールからの燃料棒の取り出しも進んでいません。再び大きな地震が起これば危機的状態になります。

 女川原発は、巨大地震が繰り返し発生している震源地の直近に位置しています。2年前も5つの外部電源中4系統を失うなど危機一髪になり、被災した原発です。電源以外にも損傷箇所が多数あり、未だに再稼働の見通しも立っていません。また、女川原発敷地内には、福島第一原発と同様に、危険な処理する方法のない使用済み核燃料と放射性廃棄物が大量に保管されています。再稼働をしなくとも安全対策の抜本的強化が必要です。

 福島第一原発からの放射能は、宮城県北部にも到達し、そのホットエリアも拡大しています。そうした中で、農産物被害も出てきています。放射線による子どもたちへの健康被害も心配されています。福島県の子どもたちでは、既に3人の甲状腺がんが見つかり、7人がその疑いがあるとされています。これは今後、増加していく可能性が高くなっています。子どもたちの健康を守るため、栗原市では、内部被曝の状態を見るため、ホールボディーカウンターを購入して検査を始めることになっています。

 栗原でも除染が始まっていますが、まだ一部にとどまっています。通学路、市街地、民有地などは、これからです。今後、除染にともなう大量の汚染土の処理(仮置き場の設置)の問題が大きくなってきます。また、汚染された牧草、ほだ木などの一時保管が難しくなってきています。宮城県は、それを一般廃棄物として焼却処分する方針を固め、市町村に働きかけています。同様の汚染稲わらに関しては、焼却した場合、8000ベクレルを上回る可能性が高いため、国が今後建設する特定廃棄物最終処分場への埋め立てを要望していくとしています。

 放射性廃棄物(放射能のゴミ)は、従来は、国(と電力会社等)が全てその処理責任を有していました。ところが、福島原発事故以後、国は、その比較的低い8000ベクレル以下の処理を、市町村の責任として押し付けてきています。国の責任で8000ベクレル以上は処理すると言っていても、最後に行き着く先の高レベル放射性廃棄物の最終処分の方針を明確にしていません。そのために8000ベクレル~10万ベクレル対象の特定廃棄物最終処分場建設だけでなく、その前段階の各自治体や地域での仮置き場の建設や焼却処分をどうするかなどを決めることを困難にさせています。このように、いくつもの段階で放射性廃棄物処理がストップし停滞しています。

 この局面を打開するには、国が、一日も早く、高レべル放射性廃棄物の最終処分の道筋をつけ、放射性廃棄物処理の全体像を国民の前に明示すべきです。その上で、東電・国の①「発生者責任の原則」(すべての放射性廃棄物の処理責任は、東電・国にある)②「放射性廃棄物最小化の原則」③「合理的な処理・処分の原則」>、④「国民的な合意の原則」(国民との相互理解に基づく実施)に則って、各段階の放射性廃棄物処理の具体的な施策を講じるべきです。そうした中で、特定廃棄物最終処分場建設は、県内1カ所に絞るのではなく、多様な選択肢、多様な解決法を探り、活発な議論を行い、関係する住民、関係する市町村での合意の形成を図るべきです。

 原発を再稼働させることは、事故の危険だけでなく、放射性廃棄物の処理量を増大させ、次世代に危険性と超高コストのツケを回すことになります。一日も早く、脱原発と再生可能エネルギーへ転換することが求められています。また、原発事故・原発震災・放射能リスクという複雑な事態=新しい公害の出現の中で、社会的な傷、国民間での不理解・不寛容・断絶・亀裂が進行しています。社会が崩壊しかねない危うさをはらんでいます。
私たちは、この社会を、こうした状態を放置したままで、次世代へ手渡すわけにはいきません。放射能から子どもたちを守り、きちんと原発ゼロへの道筋を付け、社会崩壊へのリスクを取り除くのが、私たちの世代の責務=「未来への責任」だと思います。


お名前(             )

【 質問事項 】

質問1 放射能から子どもたちを守る健康調査について
イ ホールボディーカウンターの他に甲状腺検査、尿検査、血液検査など総合的健康調査を長期にわたって行う。 
ロ ホールボディーカウンターだけでよい。 
ハ その他(                                            )

質問2 子どもたちを守るため、食生活や遊び場などでの日常生活上の注意喚起について
イ 栗原市独自のリーフレットを作成するなど早急に対策を強化する。 
ロ 現状で十分である。 
ハ その他(                                            )

質問3 原発ゼロについて
イ 全原発の稼働停止。  
ロ 2030年代までに段階的に減らす。 
ハ 原発は将来にわたって必要。 
二 その他(                                            )

質問4 女川原発の再稼働について
イ 再稼働すべきではない。 
ロ 再稼働はやむをえない。 
ハ その他(                                            )

質問5 牧草、稲わら、除染した土壌など放射性廃棄物の処理について
イ 国が、高レべル放射性廃棄物最終処分の道筋を示しこの放射性廃棄物処理も市や住民の協力を得て処理する。 
ロ 栗原市が責任をもって処理する。 
ハ その他(                                            ) 

質問6 特定廃棄物最終処分場問題について
イ 県内1カ所に絞るのではなく、多様な選択肢、解決法を探り、合意形成を図るべき。
ロ 県内1カ所で受け入れざるを得ない。
ハ その他(                                            )

最後に何か、一言付け加えることがあれば、お書きください。

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