触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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今、フクシマと私たちを取り巻く状況は、新たな局面を迎えています。

 <原発・環境・エネルギー問題>        2013.8.26

今、フクシマと私たちを取り巻く状況は、新たな局面を迎えています。

     放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク 佐藤 茂雄

2011年3月11日から約2年半、今、フクシマと私たちを取り巻く状況は、新たな局面に入って来ており、それに即した取り組みが必要になってきています。そこで、それに必要なことをまとめてみました。その前提として、この1~2年間の学習や交流、それに自主測定を続けてきて、分かってきたことを示します。

① 福島原発事故の現況は大変厳しいものであり、新たに危険が増大する恐れも十分にあること。
② 放射能汚染は長期にわたって続き、私たちは、これと日常的に向き合って生きていかねばならず、コツコツと長い闘いを余儀なくされること。
③ そのために原発(放射能)問題を勉強し、調べ、議論し、賢くなり、自分たちで判断していかなければなりません。

この国のやってきたことは、原爆被爆者への救済問題一つをとっても明らかです。国民への被爆・被曝の容認・強要であり、フクシマでもまた同じことを繰り返そうとしています。私たちは、自分たち自身を自ら守る<自己防護>必要があります。その意味では「自己に責任」があります。しかし、本当に非核と脱被曝を実現するには、自分だけ、自分たちだけでは済まされません。みんなが当事者意識を持ち、周りの世界を変革し、非核と脱被曝の政府に転換しなければなりません。

 今年4月には、栗原市長・市議会議員選挙がありました。そこで、まず、市民の代表となる方々に放射能から子どもたち(市民)を守る「未来への責任」を問いました。次に、6月30日に宮城県の母親大会が栗原で開催され、市内約850人県内約700人、計1550人もの参加がありました。そこでは、「私たちの非核(核廃絶・脱原発)・脱被曝 宣言(案)」の基になる文章を出しました。その意味は、「私たち自身の決意を確認し、明らかにしよう」というものです。

 健康リスクに関しては、個人の判断(個人の責任で)の尊重が大原則です。国は、(自治体も)個人の「健康に生きる権利」、「被曝を避ける権利」、「避難する権利」を保障、尊重しなければなりません。まして、被曝を強要・強制するようなことはあってはなりません。それは、国(自治体)の正当性を自ら否定することになります。この「脱被曝」を求めることは、何人においても、国・自治体に対しても、当たり前のことです。正当性無きものは、自己防護のためにも、私・私たちが否定(変革)して行くしかありません。

 しかし、個人の責任で、と言っても、子どもたち(さらに子孫)に関しては、私たちは、共同の責任を有します。未来への責任です。また、私・私たちの変革は、協働をしなければ成し遂げられません。共同の責任も果たせないのです。

 また、このような行動をとり始めているのは、私たちだけでなく、よく調べてみると、様々な所で、様々な人たちが、どうも同じような行動をとり始めてきているように思われます。自分で(自分たちで)考え(自己判断し)、工夫し、努力し、やっていこうと…。独自の対策を、試行錯誤を繰り返しながら、放射能と「日常的に向き合って生きていかねばならず、コツコツと長い闘いを余儀なくされ」てきているのです。そこに共通する考え、思いは、やはり「脱被曝」=余計な被曝は、避ける。特に子どもたちを少しでも被曝させないよう努力する、と言うことだと思います。

 一方で「風化」が進んできているという現象も多方面で見られます。しかし、それを放って置くのではなく、その「風化」に抗して、放射能があることが当たり前であること、放射能による被曝に気を付けることは当然のこと=「日常化」へと持って行くことが肝要です。

 しかし「脱被曝」が当たり前のことであるのにもかかわらず、それがなかなか十分に浸透していっていません。それには、歴史的な背景や当の福島県などやマスコミなども「低線量被ばくという、科学的な知見がない」とし、「脱被曝」のスタンスを最初から放棄してしまっていることがあります。低線量被曝・内部被曝への理解不足と、「健康に生きる権利」、「被曝を避ける権利」、「避難する権利」の保障・尊重が欠如しているのです。
これへの答えは、9月14日の崎山比早子さん講演「いのちを守る!~内部被曝と食べ物~低線量放射線のリスクは、なぜ過小評価されるのか?」で出していきたいと思っています。 

 そこで、新たな局面で必要なことは、次のことだと考えます。

「福島原発事故の現況は大変厳しい」のは、汚染水問題が解決困難で、この国の存立にかかわる海洋汚染が国際問題化することだけではありません。大気中にも未だに放射性物質が放出されて続け、再臨界等による更なる大量放出の危険性もあります。これらの正確な量は発表されず、メルトダウンからメルトスルーした炉心や核燃料の状況すら把握されていません。

そしてそれによる被曝の問題は目に見えませんから理解を得にくく、その対応が、後手、後手にまわっています。福島の子どもたちに健康調査の結果が示すように甲状腺がんがチェルノブイリ以上に出始めいます。甲状腺検査などの健康調査を全国的に行い、福島県内の汚染のひどいところから少なくとも学童の避難をさせるべきです。8月22日、子ども・被災者支援法の早期具体化を求める裁判が起こされましたが、マスコミ報道も少ない状況です。子どもたちを被曝から守ることに一刻の猶予も残されていません。

「脱被曝」では、福島と栗原など全国が結びつく必要があり、その中で、社会が総体として原発被災者を支える仕組みを構築することが急務です。私たち自身も、分断されている、連携しようとする努力が足りないなど、不十分な状況であり、それを克服していかなければなりません。

 最も危機的事態なのは、これらを解決すべきオール日本の体制ができていないことです。政府は、直ちに事故収束宣言を撤回し、緊急事態宣言を発令すべきです。そして、福島原発事故を最優先に取り組む挙国態勢を取るべきです。

②「 放射能汚染は長期にわたって続き、私たちは、これと日常的に向き合って」では、私たちは、まず、PTAなど現役世代の参加をもっとネバリ強く働きかけていかなければなりません。この問題は、世代を跨ぐことになるのは必至です。それどころかその次の世代まで跨ぎます。子どもたちへの直接の働きかけも必要です。(放射能教育も)若い世代や子どもたちを取りまく状況・環境全体(働かせられ方など)にも私たちは、目配りや配慮をしていかなければなりません。そして、彼ら・彼女ら自身がもっと主体的に考え、動けるように働きかけましょう。

③ 「そのために原発(放射能)問題を勉強し、調べ、議論し、賢くなり、自分たちで判断」では、個人的な「佐藤さんちの放射能自己防護ガイド」ではなく、私たちで、ネットとして、推奨する「私たちの放射能自己防護ガイド」を作ってみてはどうでしょうか?栗原市には、「注意喚起リーフレット」を出すよう要望し、動き出しそうですが、自分たちでも作ってみましょう。私のガイドには、抜けている「栗原での危険カ所MAP」?とか、「生活手帳」「健康調査は、何が必要?その見方は?」とかいろいろありそうです。月例会は、今後も継続して行い、みんなの力になるようにしましょう。

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コメント


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原子力緊急事態宣言

初めてコメントさせて頂きます。
原子力緊急事態宣言、(福島第一は)撤回されてないと思います。当時の野田さんの記者会見、http://www.kantei.go.jp/jp/noda/statement/2011/1216kaiken.html
そしてこのまとめhttp://matome.naver.jp/odai/2135248664941102301
を見てもわかりやすいかと思います。
原発関係の記事は隅に追いやられがちな事に気がついてから、くまなく新聞を読むようになりましたが、原子力緊急事態宣言の撤回を見た記憶がありません。
新聞・TVは当てになりませんが、何を今の政府は国民に信じ込ませたいのかをチェックするのには役立ちます。
原子力緊急事態宣言が出てるのに、帰還だ、オリンピックだ、パンダだと浮かれているのを見るにつけ、共感できない自分の頭がおかしいのかと思ってしまいます。

話は変わりますが、崎山久子さんの講演会是非聞きに行きたいのですが、ちょっと無理そうなので質問だけ送るというのはだめでしょうか?(参加費は送らせて頂きます)
ご検討ください。

ゴン太 | URL | 2013年08月27日(Tue)02:02 [EDIT]


原子力規制委員会に聞いてみました

気になって、電話してみたら原子力緊急事態宣言は福島第二は解除されてるけども、福島第一は解除されてないそうです。

4  内閣総理大臣は、原子力緊急事態宣言をした後、原子力災害の拡大の防止を図るための応急の対策を実施する必要がなくなったと認めるときは、速やかに原子力規制委員会(旧原子力安全委員会)の意見を聴いて、原子力緊急事態の解除を行う旨の公示(以下「原子力緊急事態解除宣言」という。)をするものとする。

これでは勝手に解除できませんよね。

ゴン太 | URL | 2013年08月27日(Tue)12:55 [EDIT]


質問への回答

ゴンタ様へ、

崎山さんの講演会には、是非いたしていただきたいのですが、多分、遠方の方?のように一方的に解釈しております。止むを得ないと思います。「質問だけ送りたい」というお申し入れですが、受け付けはさせていただきます。ただし、崎山さんに必ず回答して頂けると言う保証はできかねますので、ご了承ください。

触媒生活 | URL | 2013年08月28日(Wed)22:51 [EDIT]


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