触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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加美町「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める緊急住民集会」

<原発・環境・エネルギー問題>        2014.3.26

3.21 加美町 「指定廃棄物最終処分場候補地の
白紙撤回を求める緊急住民集会」
に参加して、

     
     放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク 
        (放射性廃棄物問題担当) 佐藤 茂雄
  連絡先/ TEL(FAX)0228-22-7412 Email fa43725@yb3.so-net.ne.jp ブログ「触媒生活

加美町では、見事に茨城県高萩市での白紙撤回を勝ち取った経験を踏襲し、オール加美町態勢が出来上がっていました。


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 栗原からは、私と、同じくネットワークの松田とが、こちらより更に雪深い加美町の会場・宮崎福祉センターへ行ってきました。加美町で、3月21日に集会があるとは聞こえて来ていました。それが、「緊急住民集会開催のお知らせ」というチラシを受け取って、これは是非、様子を見て置かなければと思い、二人で出かけました。

 主催は、加美よつば農協など町内42の団体や組織で作る「放射性廃棄物最終処分場建設に断固反対する会」(事務局:加美よつば農協)です。しかし、案内にも町当局からの経過説明とあり、また、各方面へのこのチラシ、情報が加美町役場からの発信となっており、役場の全面的バックアップ、官民一体の態勢で進められてきていることが、集会に行く以前より把握できていました。

 チラシに会場の定員が300名で、それを超える場合、「入館できないことも」と書かれていたので、少し早目に着くようにしたのですが、駐車場は満杯。黄色いジャンパーの多勢のJA職員の誘導で近くに車を止めました。会場付近(会場内もでしたが)多くの昇り旗が立っていました。受付では、氏名と住所(所属)を書くことになっていましたので、「栗原市築館」を明記しました。

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 定刻(午前10時~)前には、会場は300名余で満杯。2月上旬にこの「断固反対する会」は、結成されたといいますが、それ以降で、国に対して白紙撤回を求める初めての大規模な住民集会ということでした。会場では、当会の3月例会に来ていただいた伊藤ゆうこ 加美町議にもお会いしました。

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1.あいさつ

 まず、「断固反対する会」の高橋福継会長のあいさつ。

 次に、猪俣洋文加美町長より「次第」には、「あいさつ」となっていましたが、この件の次の3点にわたる「断固反対」し、「白紙撤回」を求める論点と決意が述べられました。
① 1月21日に環境省井上副大臣が来て、詳細調査の受け入れを依頼されましたが、拒否。「薬莱山が観光客50万人以上なのにそれが考慮されていない」などから、「選定提示結果の根拠を示すよう」文書で求めたが、回答がない。町として、これに対し、この選定過程の検証と独自の現地調査などをして行く。
② 計画は、焼却炉を伴う最終処分場であり、390トンの8000ベクレル超の放射能汚染稲わらを登米、栗原などから持ち込んで焼却する。これは、焼却すると約30倍に濃縮される。8000ベクレル以下の農業系廃棄物なども県内各市町村で処理が進んでいない。一旦、建設されるとこの最終処分場の使用がいつまで続くが分からない。大変不透明で、大変危険だ。既に、福島県の鮫川で同種の焼却炉で火災事故が起き、大量のセシウムが大気中に放出された。勿論、水への影響も大きい。
③ 環境省の認識には、大変問題がある。「事故は起きない、風評被害も起こらないということを前提」としている。3.11では、既に甚大な被害が起きた。これで事故、被害(実害も)起こらない筈がない。子どもたちがここから離れ、地域の疲弊も避けられなくなる。
 国の認識は、大変甘い。きちっと調査・検証し、国の判断を覆すことができるよう、全力でやります。地域を守る立場で、議会も、隣接する市町村へ働きかけを行っています。皆さんと一体となって、阻止しましょう。

 最後に、下山孝雄 加美町議会議長より、あいさつがありました。議会として、断固反対し、意見書を採択し、国に届けたこと、特別委員会を設置し、さらに調査特別委員会も設置したこと。近隣の市町村などへ「一緒に反対を」と、大崎一円でも認識の共有を求め、広範囲の取り組みへ働きかけを強めていると報告されました。

2.署名簿提出

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 この後、町の人口の半数を超える1万5398人分の反対署名簿が、高橋会長より、猪俣町長に提出されました。(この内、約1000人分は町外ということでした。)

3.これまでの経過と概要

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 初めに、熊谷 加美町危機管理室 専門監は、「前民主党政権の茨城県高萩市、栃木県矢板市で、白紙撤回された後、現自民党政権で、該当する5県の中でも宮城県が最も早いペースで進んでいる。」と述べた後、今回の環境省の選定結果について、概要版を用いて10分ほど説明しました。その基準や、宮城県独自のルールなどを説明しました。そこでは、逐一、明確に疑問は呈していませんが、言葉の端々に、それは表れていました。

 次に、スライドを用いて、候補地とされた町内北西部の田代岳国有地の現状を説明しました。「田代岳付近町道の3月4日の積雪状況は、2m。所によっては、3~4mもありました。」「逆に法面には、風が強すぎて雪も張り付かない、大変厳しい自然環境です。」「地すべりの危険カ所は、この赤い所。(下の写真)箕輪山東側斜面は、崩壊が進んでおり、対象地で採石すると、風化や崩壊が加速されます。」

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 私自身も現場を見てみたいと思っていました。雪がなくなり調査や見学会があれば、ここを訪れ、自分の目で確認したいと思いました。現時点では、このスライドは、大変、参考になりました。

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 次に、「船形山のブナを守る会」小関 俊夫 代表世話人の講演が行われました。「スライド(写真上)は、一旦、伐採されたブナの森です。今は再生されつつあります。」「県内3カ所は、いずれも水源で自然あふれる場所。処分場をつくるべきではありません。宮城県内には、要らないのです。」「何故、山なのか?過疎地ばかり狙われる。安全なら、町場に持って行くべきです。」「国と東電で、しっかりと1カ所に管理すべきです。」「女川再稼働も更に危険と、核のゴミが増えます。」「ここに処分場ができれば、大気、水などから森林・生態系がくるってきます。人間ばかりか、野生動植物にとっても、腐葉土(地表30㎝のところ)にいる微生物・細菌に至るまで影響が及びます。」

4.質疑応答

 主催者の当初の予定が30分程度と思われましたが、途中で、「もっと、やって欲しい」「質疑を打ち切るな!」との声が多く出て、50分程にもなりました。様々な方からの質問、意見表明などあり、町長の答弁が多かったのですが、主催者や壇上の役場スタッフがしっかりと受け止めていました。司会(JAスタッフ)が、言っていた「小さな声も、大切にする。」という言葉が印象的でした。

◎「子ども、孫のことを考えると、不安に駆られる。国に不信感を持つ。加美町は、原発関連の交付金などもらっていない。1ヶ所に管理・集中すべきで、福島に東電にお返しするのが筋道だ。」(老年男性)

◎「放射線は、まだ結構高い、これは自然災害ではない、人災だ。起こした当事者が責任を持つべき。宮城県で処理しようという県議会の取り決めを廃止しないといけない。」(壮年男性)

◎「94歳になる戦争未亡人です。これからの若い人たちの健康についてお願いしたい。(放射能による)病気を持たない健康・健全に育っていき、次世代へつなげて欲しい。」(3月23日付大崎タイムスの記事で下の写真中央に移っている方)

◎「3つの候補地で、横の連絡を取った運動を展開できないか?県内のどこにも処分場を設置させない全県的な運動にしよう。」(中年男性)

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◎「60過ぎて難病に罹っています。あと10年ほどは、生きられるかと思いますが、これから70年、90年と生きなければならない子どもたちにとっては重大問題です。ここまでの途中の運搬ルートは、宮城県全体の問題でもあります。54基ある原発の廃炉も問題になるのに、再稼働へ、もう一度、事故が起きたらこの国は終わりです。」(マスクをした写真上の男性)

◎「町長は、汚染牧草の仮置き場の引き受け・設置を決める時、『最終処分場は来ない』と言ったではないか。この住民集会は開かれる筈がなかったものだ。」(老年男性)

◎「すでに他県で、白紙撤回させたところがある。町長は、今回、ここで、白紙撤回させる自信はあるのか?」(中年男性)

◎「宮城県内35市町村で決議されて決まったことだが、決議されて方で、それを撤回できるはずです。そのためのアクションを町長に要望します。」(老年男性)

 これらについて、基本的には、町長が一つ一つ丁寧に答えていました。(最後の一問以外は、…)近隣については、議会を中心にかなり働きかけを強めているようでしたが、一番大きい大崎市が、4月の市長・市議選を前に動きが取れない状況のようです。色麻町は、その水系が70%が大和町と、30%が加美町と関連しているということで、間に入って、どちらに顔を立てるか?というようなことになっているようでした。途中の運搬ルートの問題は、町長も3つのリスク(①建設そのものによるリスク、②焼却炉によるリスク、③運搬に伴うリスク)として重視していました。3カ所の横の連帯については、町長は、現時点での3首長による共同歩調がかなり難しいこと、を匂わせていました。最後の要望にも関連しますが、「35自治体の首長は、本音で、国(閣議決定、特措法など)に不賛成であっても、『総論として県内1カ所はやむを得ないだろう。』となっている。」と猪俣町長は言っていました。

 当然のこととして、宮城県の35市町村長の取り決め、その基になっている国の基本方針に対する疑問、変更を迫る声が相次ぎました。結局のところ、首長だけにこの問題を任せておいても打開策は出てこないのではと思われました。

 2月10日に「断固反対する会」が出来た直後にこの後、最期の登場する皆川県議の言うように町長、議長などの主要なメンバーがすぐ集まって、オール加美町態勢を作りはじめたということです。そこでは、町長任せにするのではなく、それぞれがどのように動くのかを打ち合わせたと聞いています。それで、このような多くの町民と忌憚のない意見交換 (26日には議会主催の意見交換会)ができ、それが、それ以後の力、現在の総合力を発揮して行っていると思いました。

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 この集会でも、加美町の「断固反対」「白紙撤回」に関しては、猪俣町長は、「国の判断を覆せるよう全力を尽くす。そのために、力を合わせて取り組もう」という極めて強い姿勢を示していました。そして、壇上には、左手前の猪俣町長の周りに熊谷 加美町危機管理室 専門監の他4人の町のスタッフが揃っていました。(写真上)恐らくこのメンバーが中心となって猪俣町長を支えている、町長を含む6人が、この問題に全て応えられる態勢が出来ていると見ました。

5.決意表明

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 最初は、加美よつば農業協同組合 三浦 靜也 代表理事組合長(写上真の黄色いジャンパー姿の方)「減反、TPP、JA解体論に、この問題と、今、JAは、4つの問題に直面している。1月20日の発表直後に加美米を取引している7社中5社より『取引できない』と電話があった。風評被害も落ち着いてきた矢先だ。『食と緑と水を守る』ため反対運動を強めたい。」

 次に、加美商工会 府田 政之会長(上写真演壇の方)「地域特産品の開発に取り組んでいます。着地型観光ツアーも定着してきた矢先です。鳴子・大崎だけでなく、赤倉、最上、尾花沢など山形にも協力してもらい反対運動を拡げたい。

 最後に、加美町子ども会育成連合会 木村 哲夫会長(上写真の右端)「子どもたちのため、私たちのできるすべてのことをしたい。子どもたちは、その姿を見て育つ。一度、この町に作ってしまったら、子、孫に阻止できなかったことを語ることになってしまう。」

 この後、最後の最後に登場したのは、次第の決意表明には書かれていない、加美選挙区選出の皆川章太郎県議(下写真)でした。

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 「県議会は2月定例会で、処分場の県内設置に反対する意見書を、59人満場一致で可決、採択した。それには、栗原をはじめ関係する5人の県議が奮闘しました。」と紹介しました。
 そして、「県政の中でも反対をしっかりと位置づけていきます。しかし、まだまだ、該当している地域とそれ以外では、ギャップが大きくあります。」
 「2月10日に『断固反対する会』が出来た直後に、町長、議長をはじめ主要なメンバーがすぐ集まって、それぞれがどのように動くのかを打ち合わせをしました。」
 「この問題は、1年3~4か月、5回に亘る市町村長会議の決定を覆すことが大切です。」
 「温度差があっても、これまで自分たちで一致してやってきたその方向性でやること。いくら町長、議長でも、一人では、限界があります。皆で、一致団結し、国、県にぶつかっていきたい。それが一番のパワーになります。」と締めくくりました。

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 これで、会場は、一気に盛り上がり、全員で「頑張ろう」を三唱。(写真左)参加者たちは、こぶしを突き上げ、一致団結を誓い合いました。私たち二人も(部外者なのですが、)片手にデジカメ、片手はこぶしにして一緒に「頑張ろう」をしてきました。

 <栗原から参加してみた感想>

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 帰りがけに会場の出入り口で、一人のごく普通の壮年男性がマスコミ取材につかまっていました。(写真上)質問・意見で紹介していない方です。熱心に訴えているのですが、その要旨がよく分からず、司会者も困ってしまった方です。司会者が注意しようとするのを、多くの参加者は、制止し、じっーと聞く、耳を傾けていたのです。「小さな声も大切にする。」ということです。町長をはじめ、町全体で、それぞれの声を出し合い、聞こう、意見を出し合い、交換する。そこでは、そんな小さな声も大切にしようとしていました。そして、それぞれができることをしよう。すぐに3首長の共同歩調することが、困難であっても、別の方法はないか、県、国に対して決定を覆す有効な方法はないか、不十分なところは、お互いに補い合って、全体の知も結集して、問題も整理し、方向性を出していく。そして、オール加美の総力で実行していく。

-こうして、冒頭のサブタイトル「加美町では、見事に茨城県高萩市での白紙撤回を勝ち取った経験を踏襲し、オール加美町態勢が出来上がっていました。」という私の感想となりました。「態勢が出来上がっている。」と言ってもまだまだ万全ではありません。会場付近の商店の入口に大きなステッカーが貼ってありました。(写真下)しかし、その数はまだ少ないようです。でも、きっとこれからが本番でしょう。

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 一方、栗原では、と言うと、この日は、様々な会議や企画がありました。一番目立ったのは、栗駒山麓のジオパーク認定に向けてのイベントです。そこで、市のマスコットキャラクター「ねじりほんにょ」が登場しました。私は、初め「何をしているのだ?処分場がつくられると、すべてすっ飛ぶのに!」と思いました。しかし、よく報道を見ると、「崩れやすい荒砥沢地滑りと同じ地層にある深山嶽が福島原発事故によって県内で発生した指定廃棄物の最終処分場候補地の一つとなっている。」ことを、しっかり先生に講演してもらっていました。これがウチの佐藤栗原市長なりのやり方であることは、分かります。「俺 (俺だけ)に任せておけ」路線上のことです。しかし、それだけで、本当に国、県と太刀打ちができると考えているのでしょうか?

 加美町のこの「緊急住民集会」に参加する前は、せいぜい栗原の取り組みは、加美の1~2歩遅れか?と、思っていましたが、1~2周遅れだと気付かされました。
 では、これから栗原では、どうするか?この報告と一緒に新聞報道記事と、加美町の広報(2月1日号外加美町の広報と3月1日の経過報告)を付けて、まず周りの皆さんに見ていただくことから始めます。




 この文書は、個人的な責任のもとに出しています。地元の事ではなく、加美町の事ですので、事実関係で誤りがあるかもしれません。その際は、指摘していただければ、後日、訂正や補足など行いたいと思います。ご連絡ください。
 栗原関係では、この前の記事「佐藤(栗原)市長は、国・村井(宮城県)知事にはめられた。…」を巡って、市長から「名誉棄損で訴えるかも…」と圧力をかけられています。「表現に少し、配慮は欠けていた」と反省していますが、その主張に何ら、揺らぎは持っていません。市長とその点で争うことは、国(東電も)・宮城県を喜ばせるだけですので、避けつつ、別の方策を取っていきます。当会(放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク )には、私(北風と太陽の北風のような)より本当に優しい方々(太陽のような方)がいっぱいいます。そちらからの働きかけを、こうした「加美町の集会報告」を配布しながら、促していきます。




3.22 加美42団体「撤回を」 指定廃棄物最終処分場問題 河北新報

 福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場の県内候補地3カ所の一つに宮城県加美町の田代岳国有地が選ばれたことをめぐり、加美町の住民団体は21日、同町宮崎福祉センターで、集会を開いた。候補地の白紙撤回に向けて一致団結することを確認した。
 主催したのは、加美よつば農協など地元42団体で組織する「放射性廃棄物最終処分場建設に断固反対する会」。同会が2月に発足して初めての大規模集会に、約300人が参加した。
 同会は冒頭、町民ら約1万5398人分の署名簿を加美町の猪股洋文町長に提出。猪股町長は「国の判断を覆せるよう全力を尽くす。力を合わせて取り組もう」と呼び掛けた。
 町の担当者が候補地に選ばれた経緯を説明した後、質疑応答の時間が設けられた。参加者からは「強風が吹き付ける場所に汚染物質の焼却炉もある施設を造るのはおかしい」「過疎地に処分場を持ってくるのは、弱い者いじめだ」「原発の恩恵を受けていた地域には、人が帰れない場所がある。申し訳ないが、そこに処分場を造ってもらいたい」など、強い反対姿勢を見せた。

3.21 指定廃棄物処分場 反対の集会 NHK仙台 03月21日 19時32分

原発事故で発生した放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場の候補地に反対する住民集会が、加美町で開かれました。
 1キログラムあたり8000ベクレルを超える指定廃棄物の最終処分場をめぐって、環境省は、県内では栗原市と大和町、加美町の国有地を候補地として提示しました。
 21日、加美町の候補地に近い宮崎地区で、最終処分場の候補地の白紙撤回を求める住民集会が開かれ、およそ300人の住民が参加しました。
 集会には猪股町長も出席し、処分場の建設に反対する住民の代表から署名が提出されました。
 署名の数は町の人口の半分以上にあたる1万5000人あまりです。
 このあと、町の担当者が、候補地となった田代岳地区の現地調査の結果について説明し、候補地の周囲は風がとても強く、積雪が3、4メートルにもなる厳しい自然環境であることや、地滑りや崩落の危険性がある場所であることなどを指摘しました。
 会場からは「県内で処分するという国の決定は重いが、それを覆すことはできないのか」などと国の基本方針に疑問を投げかける意見が相次ぎました。
 猪股町長は「住民の声を重く受け止め、加美町が処分場の候補地としてふさわしくないことを国に伝えていくつもりだ」と話しています。

3.21 加美で最終処分場建設巡る緊急住民集会 TBCニュース 2014 年 03 月 21 日 19:14

 高濃度の放射性物質に汚染された「指定廃棄物」の最終処分場の候補地になっている加美町では、今日、候補地の白紙撤回を求める緊急の住民集会が開かれました。
 この集会は、加美町内の42の団体で作る組織が開いたもので、300人余りが集まりました。
 集会では、指定廃棄物の最終処分場の候補地について、国に白紙撤回を求める要請書と1万5398人分の署名簿が、猪股洋文町長に手渡されました。
 指定廃棄物の最終処分場を巡って、加美町では、田代岳が候補地になっていますが、町は水源地が近いなどの理由から、建設に向けた国の調査に協力しない方針を示しています。
 国は、最終的に宮城県内に1か所設置する方針で、その候補地として加美町のほか、栗原市と大和町が選定されています。

3.22 最終処分場候補地の宮崎地区田代岳、加美町住民が白紙撤回求め集会 /宮城 毎日新聞 

 加美町の「放射性廃棄物最終処分場建設に断固反対する会(高橋福継会長、56団体)は21日、同町宮崎地区の田代岳を処分場3候補地の一つにされたことに対し「白紙撤回を求める緊急住民集会」を町内で開催し、「行政と連携し環境省が撤回を認めるまで運動を続ける」方針を確認した。集会には300人以上の住民が参加した。
 同会は集会で、これまでに集めた約1万5000人分の反対署名を猪股洋文町長に提出。猪股町長は石原伸晃環境相に渡すとした上で、「処分場絶対反対」の決意とこれまでの経過を説明。参加者からは「県内のどこにも処分場を設置させない全県的な運動にしよう」などの意見が出た。
 集会後、町長は「3候補地の選定方針は県内の全首長会議での了承によるものではあるが、田代岳については近接の薬莱(やくらい)山麓(さんろく)観光への影響や、自然災害の危険性を考慮するとした前段の選定手法が環境省に無視された」との見解を示した。同省の求める現地詳細調査を受け入れる考えはないことを強調した。
 また加美選挙区選出の皆川章太郎県議は「県議会は2月定例会で、処分場の県内設置に反対する意見書を、満場一致で可決、採択した」と紹介した。【小原博人】

3.21 加美町で最終処分場「建設反対」集会 18:00VIDEO  ミヤギテレビニュース

指定廃棄物の最終処分場の候補地の1つが示された加美町では、建設の反対を求める住民集会が開かれた。会では住民代表から町に要望書と1万5千人余りの署名簿が提出され、町側は候補地が地滑りが起きやすい地域にあるなどとして建設に適さない事を説明した。
 
3.23 計画の白紙撤回訴え 指定廃棄物最終処分場問題 加美で大規模反対集会 大崎タイムス 

東京電力福島第一原発事故で発生した指定廃棄物問題をめぐり、最終処分場建設の県内3候補地の一つとなっている加美町で21日、国に対して計画の白紙撤回を求める大規模な住民集会が開かれた。加美よつば農協など町内42の団体や組織でつくる「放射性廃棄物最終処分場建設に断固反対する会」が主催した。会場の宮崎福祉センターには地元住民ら300人余りが詰めかけ、2月上旬の同会発足以降、最も大がかりな集まりとなった。冒頭、町の人口の半数を超える1万5398人分の反対署名を猪股洋文町長へ提出。その後、町危機管理室の担当者が、候補地とされた町内北西部の田代岳国有地の現状と地滑りの危険性などについて説明。また、自然保護団体の代表も登壇し「県内3カ所の候補地は、いずれも水源で自然あふれる場所。処分場を作るべきではない」と呼びかけた。

一方、その頃、栗原では、…

3.21 栗駒山麓ジオパーク構想を新キャラもPR KHBニュース

栗駒山麓のジオパーク認定に向けイベントが開かれました。初登場の栗原市のキャラクターもPRしました。ヒーロー映画のテーマソングをバックに登場したのは栗原市のマスコットキャラクター「ねじりほんにょ」です。地元では刈り取った稲を少しずつずらして棒に掛けて乾燥させたものを「ねじりほんにょ」と呼び、700件近い応募の中から米どころを象徴するキャラクターとして選ばれました。訪れた人は「みんなに愛されていろいろなところに出てまちが活性化して観光客が集まるようになれば」と話していました。その「ねじりほんにょ」がデビューを果たしたのが栗駒山麓ジオフェアです。岩手・宮城内陸地震で発生した栗駒山麓の崩落地を観光や教育に役立てるジオパーク構想を市民にPRするイベントで、実際に起こった地滑りのメカニズムを体験できるコーナーが設けられたほか、地元の小学生が崩落地の現状や周辺の自然環境などについて発表しました。佐藤勇栗原市長は「なんとしても来年には認定を受けたい。日本のジオパークではなく世界ジオパークに向けて非常に厳しい規定があるがそれを乗り越えていきたい」と話していました。(19:59)

3.23 宮城)栗原市のゆるキャラ「ねじり ほんにょ」デビュー 朝日新聞

 栗原市のマスコットキャラクター「ねじり ほんにょ」が21日、市内でデビューした。稲を題材にした明るい黄褐色の着ぐるみ。栗原ファンを増やすため、あちこちの催し会場に出向く。
 デザインと名前は公募で選ばれた。「ほんにょ」とは、刈り取った稲束を乾燥させるための棒掛け。ずらして重ねるのがねじりほんにょで、一迫や金成地区などで見られる。 佐藤勇市長から「市PR担当主事」の辞令を手渡され、子どもたちと写真に納まった。「ふわふわした感じがかわいい」と市内に住む川田凜(りん)さん(10)。ほんにょのデザインは秋以降、バイクのナンバープレートにもあしらわれる。

3.23 栗駒山麓、カルデラ無数 実験で成り立ち紹介 栗原でフェア 河北新報

 栗原山麓ジオフェアが21日、宮城県栗原市志波姫のエポカ21であった。山麓一帯について2015年度の日本ジオパーク認定を目指す栗駒山麓ジオパーク推進協議会の主催で、市民ら約500人が参加し、地質学的見地から見た栗原の成り立ちについて学んだ。
 2008年の岩手・宮城内陸地震でできた大規模崩落地「荒砥沢地滑り」をはじめ一帯について、市民の理解を深める狙い。秋田大教育文化学部の林信太郎教授(火山学)が「ジオパークで地球を見つけよう」と題し講演した。
 林氏は図解や実験を駆使しながら、栗駒山が噴火を繰り返し、無数の巨大な穴(カルデラ)をつくり出したことなどを説明。「マグマの噴火によるカルデラが多い日本でもかなり特殊な場所」と話した。
 栗駒山麓では深山嶽が福島原発事故によって県内で発生した指定廃棄物の最終処分場候補地の一つとなっている。講演ではこの点にも言及。「荒砥沢地滑りと同じ地層にあり、同じように崩れやすく不適当ではないか。普通の発想ではありえない」と述べた。フェアでは福島県猪苗代町などで構成する「磐梯山ジオパーク」の先進事例紹介や、栗原市鶯沢小6年生らによる学習発表も行われ、参加者は熱心に聴き入っていた。
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