触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

風だより NO.1

<原発・環境・エネルギー問題>     2014.3.29

藤茂雄の風だより NO.1   

放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク
(放射性廃棄物問題担当) 佐藤 茂雄
  連絡先/ TEL(FAX)0228-22-7412 Email fa43725@yb3.so-net.ne.jp ブログ「触媒生活

「くりはら市民会議」、加美町住民集会(に参加)、
 オール栗原の署名と態勢づくりと、
新聞報道などから
  ①現在の状況把握を正確にすること。
   ②戦略の練り直しと戦術の決定を 
           みんなの叡知を集めて行動を!



 このタイトル「佐藤茂雄の風だより」の前に、3月11日から出していたのが「佐藤茂雄の北風だより」でした。「情報共有」をということで、「情報を」事務局長へ、「集中」し、それを彼が「拡散」するという双方向の動きを作り出すため始めました。

 その北風さんよりの創刊の辞の中では、ー

 「私の周りには、小さな「太陽さん」が多くて、そのやり取りを見ていると、これで趣旨が伝わっているのか?と思ってしまいます。そこで、北風(私)が仕方なく?直球をドシンと投げつけます。そのあと、一緒の小さな太陽さんが何とか取り持ってくれるのを計算してですが…でも、身内だけの時も、相変わらず同じようにし、周りにも負担をかけているので、反省しています。
高萩の大内さんを観察していて、まだ少ししか理解していなくとも、只者でないことが分かりました。埼玉での争議・自主生産、茨城での原発・放射能問題への取り組み、…年季が入っていらっしゃる。それで、大きな「太陽さん」のように感じられました。私たちなど皆、3.11以後。3年も経っていません。急ごしらえです。この問題は、まず、第1次として10年戦争を(2011年からの計算)と長期戦を覚悟しなければなりません。その中で、小さな「太陽さん」が大きくなるか、「北風さん」が大きな「太陽さん」に変身するか、まだ分かりませんが緩急つけてやっていくしかありません。大内さんも言っていた、鎌田實さんの「がんばらない、あきらめない」を自然体で貫いていければと思います。

― としました。 そして、続いて最初にその下に出したのが>、「指定廃棄物最終処分場問題 栗原市(深山嶽)こそ、初めから、国・県の第一候補地。周到に準備して狙われていた。」でした。それから3月27日の「NO.4」まで続きました。今回、事務局レベルまでと限定していた「佐藤茂雄の北風だより」を止めて、広く拡大するため、その「NO.4」を加工して、「佐藤茂雄の風だより」を始めることにしました。季節も春に入り、いつまでも、「北風」のままでいいわけがなく、ただの「風」に、しかし、この風通しの悪い「栗原」で、すこしは、「風」を吹かせ、風通し良くしたいという意味も、勿論、含んでいます。
それでは、「NO.4」をそのまま、引き継ぎます。




 「くりはら市民会議」のオール栗原への可能性を当初は期待していました。しかし、これまでの経緯や、その構成メンバー(国や県の出先責任者も)からして、「その可能性は極めて低い」と判断を修正しました。その会議自体も事務方(市長命令でか?)によってサボタージュ、突如、開催となっても、指定廃棄物処理場問題は、議題にはなく、市長の報告のみ。議題は、除染のことに。会長も、事前にそれを言い含められていた?ようですが、さすがに、参加委員や、この会の趣旨から言っても、指定廃棄物処理場問題を取り上げざるを得ませんでした。ここまで(市長の「俺(だけ)に任せよ!」路線を)するのか?と唖然としました。

 私たち全体としては、そうした「くりはら市民会議」の限界を予測し、途中から、オール栗原署名を単独でも開始し、(後に10の市民団体で)それの拡大と、ともにオール栗原態勢となる「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める栗原連絡会」結成働きかけを進めてきました。そうして中での今回の「くりはら市民会議」開催でした。

 私たちも、この「くりはら市民会議」をこれまで担当者(代表と、母連代表)任せにして出来たツケが、ここでの限界として、出てきてしまいました。私自身も、傍聴は今回が初めて、その構成も少し前までよく分かっていませんでした。発足はともかく、その後の経緯に至っては、いまだに十分把握できていません。結果は、これまで、市長に要請してきたこと(7項目など)も確認できず、議論も尻切れトンボ、各委員の発言もほとんどなく、決議も上げられず仕舞い。逆に会長の「白紙撤回するということは、合意した市町村会議の経緯まで否定して、全くの白紙に戻すということですね。」という議論の結末を誘導するのに全く反論できませんでした。

 ここが違うのです。なるほど、そうした解釈もでき、元々私たちは、4項目全体で、反対であるため、一瞬「そうだ」と思わされてしまいました。しかし、そもそも、この「断固反対」「白紙撤回」には、4の「栗原市(深山嶽)」しか入っていない。3の「選考過程、基準」にも問題はある。とは一部は入っている?という解釈をしてきたはずです。それが、市長の立場も考慮してのオール栗原署名の位置づけでした。署名の中には、「市町村会議の合意を元に戻せ」とも、「他の2カ所も一緒に白紙に」とまでは、当然のこととして、書いてありません。勿論、私たちは、そこまで願ってはいます。願っていてもそれは、別物です。ですから同様に「詳細調査の実施」についても言及していません。これは、加美町の住民集会に出ても、確認できました。1万5398人の署名は、町長・議長宛で、加美町の田代岳だけの候補地選定の白紙撤回であり、「市町村会議の合意を元に戻せ」までは書いてありません。だからこそ、その後必要な、県レベル、国レベルの働きかけを議論していました。今回の「くりはら市民会議」でも、市長の敷いたレールに乗らないで、4項目の問題点、7項目の要請とさらにオール栗原署名の意義へ持って行けたかもしれないのです。その戦略・戦術が出来ていませんでした。

 その戦略・戦術以前の大前提、① 現在の状況把握を正確にすること。の見定めが正確にしっかりできていないのです。そのために私は、状況把握の問題提起を「佐藤市長は、…はめられた。…」でしました。この点をどう判断するかが、大きなポイントとなります。当初の見出しは、その2行目の「栗原市(深山嶽)こそ、初めから、国・県の第一候補地。周到に準備して狙われていた。」だけだったのですが、少々目立つようにと1行目を加えました。それがいけなかったのですね。「表現に少し、配慮は欠けていた」と反省しています。「くりはら市民会議」の直前に「深山嶽に関する質問と見学会の提案」を放射線対策課に出す時、これも回すよう依頼しました。会議直後には、市長に直接、内容を手短に伝えつつ手渡しました。市長は、「名誉棄損で訴えることも…」とナーバスになっていました。しかしながら、市長自身も、会議での説明の中で、「市町会議でのやり取りで、もしかして?という不安があった」ような発言をしています。強固に県内1カ所に反対し、それが全体の合意にならなくとも「国有地だけでなく県有地も対象に」「稲わらの保管量で判断しないように」など、何回も市長は、栗原に来させないための方策、努力を会議でしているのです。しかし、それは反面では、「栗原は狙われている」と感じていたからだと思います。この辺りの情報を整理し、さらに、3月8日の例会に来ていただいた、対国では経験豊富な茨城県高萩市の大内健道さんの話を聞いて、最終判断したのが、この文章です。

 3月17日の定例記者会見で市長は、環境省から選定に用いたデータの提供を受けたことを明らかにし「1月の市町村長会議で示された資料の図面を拡大しただけ。お粗末だ」と批判しました。議員を通じてそのコピーを入手しましたが、確かにその通りなのですが、そこには、国(県)の意図、メーセージが読み取れるのです。つまり、「この拡大図(1枚目~4枚目)は、様々な配慮すべき要件を勘案しても深山嶽は該当するのですよ。(それだけ距離もある)」「そして5枚目の拡大図では、こんなに栗原市(深山嶽)には、国有地があるではありませんか」「最後の6枚目の拡大図で、その中で利用可能と考えているのは6番の深山嶽(だけでなく3~9番もです。さらにその周りもこんなに広大に利用可能な国有地があるではないですか)」確かに、この距離の取り方、など選定基準やルールには大問題があります。しかし、国(県)は取り合わないでしょう。基準もルールも後付に過ぎないと判断しました。だってこんなに「辺ぴな山間部の広大な国有地。周りに気兼ねなく好き勝手ができる。」ところは滅多にあるものではありません。国がよこした拡大図は、このことを、私たちに分からようとする意図があると思います。さらに一旦、建設がはじまれば、地域振興策(アメ)でどんどん六ヶ所村化は可能、あわよくば、懸案の国全体の高レベル核の廃棄物処理だってここで…と考えていると判断しました。

 つまり、私の指摘は図星なのです。このことを、また「誰も指摘しない」のが栗原の実情です。そう、市長は裸の王様なのです。「俺(だけ)に任せよ!」路線は、完全に破綻しています。私は、確かに市長の批判をしています。しかし、同時に、理解や、同情や、心配もしているのです。

 ここの修正を早期に図らないと大変なことになります。オール加美町態勢、大和町でも周りに反対の声、運動が拡がっているのに対し、1~2周遅れだけでは済みません。やはり、現状では、栗原が一番リスクが大きいと、判断するしかなく、全県の運動へ、全国の運動へという流れにも大きく水を差す、足を引っ張ることにもなりかねません。

(ここまで3月27日、記)



 ここからが、新たにこの「佐藤茂雄の風だより」から、付け加わるところです。まずは、新聞等記事の情報から入ります。「▲」の部分からは、それへのコメントです。そこに(佐藤)としてある場合は、私ですが、他の場合は、ネット上の反応を紹介する意味で、これをもちいています。
強調
 と 拡大 などは、私が独自にしていることです。




3.18 最終処分場候補地に栗原・深山嶽 市長、環境省を批判 /宮城 毎日新聞 

 栗原市の佐藤市長は17日の記者会見で、同市栗駒文字の深山嶽を指定廃棄物最終処分場の3候補地の一つに選んだ環境省に対し、「こちらが求める詳しい選定理由に答える積極性がなく対応がお粗末」と批判した。汚染稲わらの一時保管の延長も含め、難問を押しつける割に、説明不足の責任を感じていないかのような同省の姿勢に怒りを覚えるとした。
 佐藤市長によると、1月20日の候補地提示を受け、同市は詳しい選定理由の開示を求めた。2月末に「補足資料」を受け取ったが、最初に出された「選定結果」とほとんど変わらない内容だったという。同市が開示を求める「環境省はいつ、だれが何日間、深山嶽を踏査したのか。岩手・宮城内陸地震のあった土地を選んだ科学的根拠は何か」などの選定経緯について、全く答えていないとした。【小原博人】

3.18 指定廃棄物最終処分場 選定データ「お粗末」 栗原市長 河北新報

 福島第1原発事故後、宮城県内で発生した指定廃棄物の最終処分場予定地の一つに栗原市深山嶽地区が選ばれたことをめぐり、佐藤勇市長は17日の定例記者会見で、環境省から選定に用いたデータの提供を受けたことを明らかにし「1月の市町村長会議で示された資料の図面を拡大しただけ。お粗末だ」と批判した。資料は環境省が2月末、県庁で栗原市、大和町、加美町の担当者に手渡した。深山嶽周辺の図面が含まれていたという。佐藤市長は「新しい情報は何もなかった。『自然災害が起き得る地域を避ける』という選定基準の一つをどうクリアしたのか。時期を見て環境省に問いたい」と強調した。
 また、一部の市民団体が開催を求めた「環境放射線等対策くりはら市民会議」を19日、同市の築館ふるさとセンターで開くことも公表した。市は「詳細調査を受けて、建設不適地と証明する」との立場を説明する。 最終処分場建設が難航し、汚染稲わらの一時保管期間である2年の超過が避けられない状況になっていることを受け、市と県が27日、5月に期限を迎える築館地区の住民を対象に説明会を開催する方針も示した。

3.20 栗原市が除染1年延長 対象数多く、作業人員不足 /宮城 毎日新聞 

 栗原市は19日開いた「放射線等対策くりはら市民会議」(会長、小金澤孝昭・宮教大教授、25人)に除染実施計画期間の1年延長を提議し、全会一致で承認を受けた。2012年4月から2年間としていた期間が来年3月までの3年間になる。同市は延長理由を、通学路、生活道路の除染や、汚染土の仮置き場設置などが進んでいないためとしている。 同市は東京電力福島第1原発事故の放射性物質拡散により、国の費用で除染を行う「汚染状況重点調査地域」に指定され、2年前から教育・保育施設、公園、公民館、集会所など基準(毎時0・23マイクロシーベルト=年1ミリシーベルト相当)を超える施設を対象に除染を続けてきた。だが対象数が多いうえ、作業人員の不足で計画通りに進まず延長となった。市の実施済み箇所のデータによると、鶯沢公民館が0・59マイクロシーベルトから0・19マイクロシーベルトになるなど、どこも基準以下になっている。 また市は独自に導入したホールボディーカウンターによる内部被ばく量測定の結果を公表。これまでに検査した幼児や妊婦ら3398人には全員異常値は見られなかったとしている。
一方、同市栗駒文字の深山嶽が指定廃棄物最終処分場の建設候補地の一つにされたことについて、同会議に出席した佐藤勇市長は「絶対反対だが、『不適地』と証明するため、同じく候補地にされた加美、大和の両町と足並みが合えば環境省の詳細調査を受け入れる」との持論を改めて表明した。【小原博人】

3.25 黒川郡4町村全て「反対」 最終処分場候補地問題 各議会で意見書採択 大崎タイムス

 【黒川支局】大郷町議会の3月定例会は最終日の20日、指定廃棄物の最終処分場を大和町吉田下原地区に建設することに反対する意見書を全会一致で可決した。大和町、富谷町、大衡村の議会も全会一致で反対の意見書を可決しており、黒川郡4町村が完全に反対で足並みがそろった。

3.27 処分場反対の意見書 (宮城) 朝日新聞

 色麻町議会は26日、隣接する加美町や大和町での指定廃棄物最終処分場の建設に反対する意見書を全会一致で可決した。安倍晋三首相や石原伸晃環境相らに提出する。 意見書は、処分場の候補地とされた加美町田代岳や大和町下原が、いずれも鳴瀬川水系の上流にあたり、色麻町内を含む流域の農業用水の水源であることを反対理由に挙げている。

3.27 医学部新設で宮城県、奨学金基金を検討 東北に医師定着促す 河北新報

 東北への大学医学部新設をめぐり、宮城県が設置実現を前提に、卒業生を東北6県の自治体病院に派遣するための基金創設に向け、国と調整に入ったことが26日分かった。村井嘉浩知事が東京での講演で明らかにした。 東北全体への医師定着策を具体化させることで、他県の自治体からの協力を取り付ける狙いがあるとみられる。 村井知事によると、基金は学生の奨学・就学金制度の枠組みに活用することなどを想定している。 医学部新設を検討する宮城県内の私大は、それぞれ独自の奨学金制度などを設ける方針。私大の財源には限度があることから、県に財政支援を求めている。 県は、文部科学省や復興庁と財源や制度の枠組みを協議している。医学部新設構想の受付期限となる5月までに具体化させる考え。講演後、村井知事は取材に対し、「国から新設を認めるに当たり、東北への医師定着策を考えるよう求められていた。新設に名乗りを上げた私大だけで実現できる話ではなく、県として検討を始めた」と語った。

▲村井知事の魂胆が分かるようなこと。佐藤市長へ指定廃棄物押し付ける策略もここには入っていると見るべき。市長は、この件に関しては、全く無関係としている。確かに市長としては、今のところは、無関係なのだろう。しかし、今後は?知事は、これを餌に、条件に、恩義にして迫って来ることは充分に警戒した方が良い。国・県が周到な準備をして栗原(深山嶽)を狙ってきているというのは、こうしたこともです。
 また、これは対国ですが、栗原市の除染の費用も国から出させることは当然すぎることですが、他の自治体に比べ、額や比率からも良く引き出してきています。しかし、これを今後は、国が逆手に取ってくる可能性があると覚悟した方が良いと思います。この場合も、最終処分場問題とリンクさせないで、堂々と請求すべきです。要は、国・県は、「市長一人が頑張って何とかなる」相手ではなく、市民、各団体、市の職員のオール栗原の態勢で、立ち向かっていかなければなりません。それを、それぞれが、そして、全体でも覚悟を決める段階です。(佐藤)

3.27 処分場の選定理由「命がけで説明を」−−大崎市長 /宮城 毎日新聞 

 大崎市の伊藤康志市長は26日の記者会見で、指定廃棄物最終処分場の3候補地の提示後、地元の反対が噴出し事態が進展しないことについて、「候補地になった3自治体が求める詳細な選定理由とその基礎データを、環境省は隠さずに公表し論議の起点を作るべきだ」と述べた。記者の質問に答えた。 伊藤市長は「3市町にとって候補地に選ばれたことは死活の事態。同省も命がけで、選定に至った詳細な理由の説明をしてしかるべきだ。石原伸晃環境相自身が来るべきだ」と強調。また「選定理由が県内の全首長会議で決めた災害の危険性や自然度などのルールに合っているのかどうか、多くの首長の目で検証した方がよい」とした。大崎市では、放射性物質を含む稲わら、牧草、側溝汚泥などが仮保管のままで、処分場の建設は焦眉の急となっている。【小原博人】

3.27 処分場反対意見書、全会一致で可決−−色麻町議会 /宮城 毎日新聞 

 色麻町議会(定数15)は26日の臨時会で、環境省が選定した指定廃棄物最終処分場の3候補地のうち大和町と加美町の2カ所について建設に断固反対するとの意見書を全会一致で可決、採択した。安倍晋三首相、石原伸晃環境相らに送付する。栗原市の候補地・深山嶽には言及していない。 意見書によると、色麻町は候補地の大和町・下原と加美町・田代岳のどちらからも下流に位置し、処分場ができると万一の場合、鳴瀬川や花川から取水する生活・農業用水が汚染される恐れがあると主張している。風評被害も必至としている。【小原博人】

3.28 指定廃棄物 最終処分場問題 深刻な風評被害懸念 加美町議会特別委農漁業関係者と意見交換 大崎タイムス

 東京電力福島第一原発事故による指定廃棄物問題をめぐり、加美町議会の「指定廃棄物最終処分場建設候補地調査特別委員会」は26日、放射性セシウムがもたらす農畜産物への影響について関係者と意見を交わした。意見交換では、特に風評被害の深刻さを訴える声が相次いだ。工藤義也・加美よつば農協代表理事専務は「候補地は水源。鳴瀬川の上流から下流に至るまで大打撃を受けるだろう」と。米穀業3社の代表者たちは「原発事故以降、県産米は敬遠されがち。『安全』はつくれても『安心』を取り戻すのは容易でない」と口をそろえた。

3.28 隣接2町への建設に反対 色麻町議会は意見書可決  大崎タイムス

 色麻町議会は26日の臨時会で、福島第一原発事故に伴う指定廃棄物問題をめぐり、最終処分場建設の県内3候補地のうち町と隣接する加美、大和両町への建設について国に白紙撤回を求める意見書を全会一致で可決した。意見書では、候補地になっている加美町田代岳と、大和町下原の両国有地が、いずれも色麻町の上流域に当たることを指摘した上で「今回の候補地選定は安心安全を望む町民の思いを打ち砕き、地域全体の地理的条件・特性への配慮に欠けたもの。建設に断固反対する」と強調している。

3.28 汚染稲わら、栗原でも保管延長 宮城県が方針 河北新報

 福島第1原発事故で発生した汚染稲わらについて、宮城県は27日、5月6日に2年の期限を迎える栗原市築館での一時保管を延長する方針を明らかにした。汚染稲わらなど指定廃棄物の最終処分場予定地の選定が難航する中、保管期間延長は避けられない情勢だった。延長表明は登米市に次ぎ2例目。 栗原市と保管主体の県が築館蟹沢コミュニティーセンターで開いた説明会には住民ら約30人が出席。寺田守彦県農林水産部次長が「当初のスケジュールを守れなく申し訳なく思っている。保管の延長に協力をお願いしたい」と理解を求めた。佐藤勇市長は「(住民の)おしかりは当然のこと。最終処分場は詳細調査を受けて、不適地と証明する」との立場を強調した。
 質疑では住民から「2年間という約束を軽く考えてもらっては困る」「最終処分場が建設されるまで一時保管するのか」「最終処分場建設に早くめどを付けてほしい」などの意見が出された。環境省職員もオブザーバーとして出席。築館上照越コミュニティーセンターでも説明会を開いた。 栗原市内では汚染稲わら計約900トンを、県が主体となって計5カ所で一時保管している。他の保管場所4カ所周辺の住民にも期限の2カ月前をめどに順次説明会を開く。県は昨年6月、一時保管期間の延長を文書で要請していた。

3.28 宮城)汚染稲わら、保管延長に怒り 住民、栗原市と県に 茂木克信 朝日新聞

 原発事故で出た汚染稲わらの一時保管の延長に関する住民説明会が27日、栗原市であった。市と県は2年前、保管期間を2年間と約束したが、国が手がける最終処分場は場所すら決まらない。地元での処分場建設に反対する栗原市は、期間のメドを示せないまま延長を頼まざるを得ない、苦しい立場に置かれている。
 栗原市では、県内の汚染稲わらの2割にあたる約930トンを5地区で分散保管している。説明会は、最も早い5月に期限が切れる築館地区であった。ほかの4地区も、7月~来年3月に次々と切れる。
 説明会では、県農林水産部の寺田守彦次長は「最終処分場のスケジュールが遅れ、2年の約束を守れずおわび申し上げる」と謝罪。佐藤勇市長も「怒り、叱りは当然だ。心からおわびする」と頭を下げた。

打開策を佐藤市長は、「詳細調査を3自治体が受け入れることで、他の加美、大和へ持って行ける」と判断している。汚染稲わらを抱えた住民の一部には、それに期待するものもいるが、そうはならない。市長が、「命を懸けて、対処する」としても、どうにも打開できないのだ「俺(だけに)に任せて」路線は、破たんしており、栗原が一番リスクを高めている。国・県にとっては、栗原は、市長だけ落とせば、建設へと先に進めてしまう。「他に引き受けさせる」という、こんな小さなエゴからでなく(それが通るわけがない)、全体的な各方面の利害の調整や話し合いや、もっと根本的な所から、各方面の英知を集めながら、現実的な方向を出していくべきだ。それには、全首長が関わった、市町村会議の仕切り直しも含まれてくる。そもそもこの国・県のしいたレールが曲がっているのであり、それに乗せられてしまった全首長のところから、さらに言えば、国の特措法のところから仕切り直しをしなければ、打開策は出てこない。国・県も首長を落とせば、と考えているようだが、そうはさせないというオール栗原を見せていかなければならない。(佐藤)



 ここからが、後半の 
②戦略の練り直しと戦術の決定を
 みんなの叡知を集めて行動を!
になります。

 実は、これは、まだ十分に練られていません。(私案―ポイント)を 29日の市民団体連絡会の打ち合わせに出して、これこそ、みんなの叡智を出してもらおうと考えています。

① 市町村長会議での取り決めを白紙に戻す。県内1カ所、選定基準、ルール等の見直しを。また、首長だけ決めていいものではない。

② 国の特措法自体の見直し、改正へ。さらに、原子力損害賠償法の抜本的見直しで事業者と国の責任の明確化へ。

③ 福島での中間貯蔵問題を巡る動きや、帰還問題などともこの問題が連動してきている。


 確かに、福島へ、東電福島第1、第2へという考えもあります。責任の所在からすれば、国・東電の考えるべきことでもある。しかし…
基本は、私たちが初めに分析した4点(1月30日に市長に出した要望書に)からも見て欲しいのです。

―「私たちは、そもそも今回の選定提示については、その示された結果内容だけが問題だとは思っていません。①国は、選定を行う以前に、その前提においてすべきことをせず、信頼できません。ー福島原発事故の収束を図り、被害者の救済、健康被害の防止など、国は責任回避をしています。原発再稼働を進めようとし、核のゴミ増加に歯止めをかけていません。国民の命と健康を守る「脱被ばく」の姿勢を取っていません。-②「一カ所の最終処分場」という選定の方法自体にも問題があります。③選定基準なるもの自体も全くの机上の空論に過ぎません。そして、その結果として、④栗原市の深山嶽が選定提示されました。」―

① の部分で、「原発ゼロ」と「脱被曝」の二つを大前提にすることを国に求めています。これなくして、国民、関係する市民、住民の理解・信頼は得られません。福島にも、であることは、言うまでもありません。(しかし、福島県などが、「脱被曝」の立場に立ち切っていません。)
これらを、全県の運動としていくために、

④ 県内3カ所の連携・共同歩調が求められます。自治体レベル、オール市民・町民態勢レベル、市民運動レベル、議会・議員レベル、その他JAなど横のつながり、自然保護関係のように自治体を超えた連携のレベル、など様々あります。

 各自治体内部に、さらには、その周辺でも、もっと全県でも、この問題を捉える温度差があります。さらに言えば、同じような、いや同一の問題を抱えていても、その相互の理解が十分になされている状況ではありません。

 そこで、その相互理解や、それぞれの現地の状況・実情を知りあう取り組み、企画が必要です。現地調査会・見学会、3カ所持ち回りの現地交流会、合同学習・勉強会、仙台や、古川へのアピール行動、中央・東京へのアピール行動、「おらほの、いいとこ宣伝!!」でもいいではありませんか。そして、「ぜひ、みなさん、来てけらい~ん」とやるのです。「自分の所には、不適切、ふさわしくない」とするのは、当然ですが、「3カ所のどこかに、おカネつけて持って行ってもらえ!」という押しつけになると、何も問題解決につながらない、悲劇を生むだけです。そうではなく、お互いに、自分のところが良いと思っているのですから、自慢すればいいし、それをお互いに聞きましょう。見ましょう。理解し合いましょう。相互理解という点では、稲わら等の保管の長期化を余儀なくされている地域も、その現地の状況・実情を知ってもらう取り組みが必要です。その中から打開策を模索すべきです。

 市町村会議の取り決めは、「自分のところだけは関係ない」「しかるべきところへおカネを付けて頼むしかない」という自分勝手で、無責任な思い込みの集合体でしかありません。第一、加害者の国・東電の責任を問うていないではないですか。これでは何の打開にもならないのですから (他県でも同様です)まず、こんないい加減なことを決めた人たちで、撤回するのが筋です。

 「福島へ」(その東電用地や住めない土地の国有化をして)というのも、確かに筋は通っています。しかし、今一度、そうなるには、何が不可欠なのか、ということを考える必要があります。それは、いろいろな諸条件(私は、原発ゼロや脱被曝も入ると思いますが、その他、健康調査、損賠賠償、補償、避難者(自主も)への手当て、別の移住町の建設など)を整えることがなければ説得できないと思います。これも今は、どちらかというとおカネ(振興策)で何とか…という方向に一面的に傾いてしまっています。これでは、一部の人しか、説得?出来ないと思います。今後も、長期化する懸念もあるため、一時保管については、再度厳格な態勢とチェックが必要となってきます。

 この根本は、国の責任、加害企業(東電)の責任、原子力ムラの責任です。しかし、② で、現実には、それが上手いこと官僚の手によって、回避させられています。特措法自体が、3.11以前の法体系を無視し、勝手に官僚が手配した代物です。さらにこの国には、原賠法(原子力損害賠償法)という電力会社を免責にしつつ国の責任もあいまいにさせる悪法があります。公害のように原発被害も加害者(企業と国)の犯罪性を問うべきです。

(ここまで3月28日、記です。)



追記(3月29日夜)
 29日の市民団体連絡会の打ち合わせで、この部分と更に細かな戦術的なこと、課題の整理したものを討議にかけましたが、これは、まだ十分に全体のもの、みなさんの共通認識には、至っていません。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。