触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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国から渡された拡大図面から、その意図ー「宣戦布告」を読む

<原発・環境・エネルギー問題>  2014.4.9

(以下の記事は、4月3日にアップした「佐藤茂雄の風だより NO.2 」から、「国から渡された資料(拡大図面)は、どのようなもの? そこから、国(県)の意図、メーセージを読み取る」を独立させました。前にアップしたのが、写真だったものをPDFに置き換え、鮮明に分かるようにしました。本日(4月9日)、深山嶽(6)の現地を深山牧場まで行って、実際に見てきました。それで、この記事に書いたことに、一層の確信を持ちました。その写真も撮りましたが、4月12日の4月例会で皆さんと相談し、現地見学会を企画し、そこでより分かりやすい写真も撮ります。)

国から渡された資料(拡大図面)は、どのようなもの?
 そこから、国(県)の意図、メーセージを読み取る。


 まずは、3月18日付の河北新報を見てください。―


3.18 指定廃棄物最終処分場 選定データ「お粗末」 栗原市長 
河北新報
 福島第1原発事故後、宮城県内で発生した指定廃棄物の最終処分場予定地の一つに栗原市深山嶽地区が選ばれたことをめぐり、佐藤勇市長は17日の定例記者会見で、環境省から選定に用いたデータの提供を受けたことを明らかにし「1月の市町村長会議で示された資料の図面を拡大しただけ。お粗末だ」と批判した。資料は環境省が2月末、県庁で栗原市、大和町、加美町の担当者に手渡した。深山嶽周辺の図面が含まれていたという。佐藤市長は「新しい情報は何もなかった。『自然災害が起き得る地域を避ける』という選定基準の一つをどうクリアしたのか。時期を見て環境省に問いたい」と強調した。…




 私は、既に3月12日に「佐藤(栗原)市長は、国・村井(宮城県)知事にはめられた。栗原市(深山嶽)こそ、初めから、国・県の第一候補地。周到に準備して狙われていた。」という文書を出しています。その時点では、問題の図面は見ておらず、その後、議会の特別委員会で市から渡された(市の見解はなし)というので、議員を通じて全部の資料を見て、その中のポイントとなる6枚の拡大図(A3)をコピーしました。

1【スライド5関係①】安全等の確保に関する事項の配慮により除外される地域の拡大図[(a)自然災害を考慮して避けるべき地域]
2【スライド5関係②】安全等の確保に関する事項の配慮により除外される地域の拡大図[(b)自然環境を特に保全すべき地域][(c)史跡・名勝・天然記念物等の保護地域]
3【スライド7関係】地域特性(観光への影響)に配慮して除外される地域の拡大図
4【スライド9左関係】利用可能な国有地及び県有地の分布の拡大図
5【スライド9右関係】安全等の確保の関する事項等を除外後の利用可能な国有地及び県有地の分布の拡大図
6【スライド13~18関係】評価の結果に関する補足説明図

 この内、については、1月20日に出された「宮城県における指定廃棄物の処分場の候補地選定手法に基づく詳細調査候補地の選定結果について(概要版)」http://shiteihaiki.env.go.jp/pdf/05/miyagi_05_04.pdf に出されているものの拡大図です。についても、すでにこの概要版等で説明されているものに過ぎません。ですから、市長の言う通り、目新しいものは、何もないのです。

 しかし、この拡大された6枚を見ると、細部がかなり詳細に分かります。それにこれらを全部並べて、全体を見ると、そこから、国(県)の意図、メーセージを読み取ることができるのです。 
  
(写真上― 写真下―


suraudi1

soraido2




(写真上ー 写真下―)

suraido3

suraido6


(写真上ー 利用可能な国有地及び県有地の分布の拡大図  
 写真下― 安全等の確保の関する事項等を除外後の利用可能な国有地及び県有地の分布の拡大図 )

suraido4

suraidoo5


 つまり、「この拡大図(1,2,3,6)は、様々な配慮すべき要件を勘案しても深山嶽は該当するのですよ。(それだけ距離もある)」「そしての拡大図では、こんなに栗原市(深山嶽)には、国有地があるではありませんか」「の拡大図で、その中で利用可能と考えているのは*6番の深山嶽(だけでなく3~9番もです。さらにその周りもこんなに広大に利用可能な国有地があるではないですか)」確かに、この距離の取り方、など選定基準やルールには大問題があります。しかし、国(県)は取り合わないでしょう。基準もルールも後付に過ぎないと判断しました。だってこんなに辺ぴな山間部の広大な国有地。周りに気兼ねなく好き勝手ができる。ところは滅多にあるものではありません。国がよこした拡大図は、このとを、私たちに分からようとする意図があると思います。

 さらに一旦、建設がはじまれば、地域振興策(アメ)でどんどん六ヶ所村化は可能、あわよくば、懸案の国全体の高レベル核の廃棄物処理だってここで…と考えていると判断しました。

 <解説> 

 *6番の深山嶽についてー最終的に3カ所に絞り込まれる前は、17ケ所の候補地が抽出されています。この17カ所の面積計は、182.9haで、その最大は、15大郷町の県有地65.2haですが、最初からこの県有地というのも付け足しです。残る16カ所中(合計面積は、117.7ha)、深山嶽は、7カ所と最大かつ、指定された6番が最大で24.4ha、7カ所の面積計で70.5ha(60%)もあります。こんな国にとって魅力的な所が他にあるでしょうか。(少なくとも宮城県内にはありません) 何が魅力的か、というと「辺ぴな山間部のかたまった国有地」であるということです。所有権の問題が一番大きいのです。そして、山間部であるなど「周りに気兼ねなく好き勝手ができる。」ということです。


 
 初めは、6深山嶽(栗原市)、11下原(大和町)、17田代岳(加美町)が外れたら、また残りの14カ所へで、6カ所も6の近くの深山嶽に来る?くらいしか思っていませんでした。(下原の国有地は2番目に大きいのですが、ここは、住民という元の所有者の意向を無視しづらいと思われます。)その後、この間の福島での中間貯蔵施設をめぐる国の動向、高萩市から招いた大内健道さんの話を聞くに至り、もっとしっかりと、正確に、状況、事態を見なければならないと思いました。
 
 それで、実は、この深山嶽の3~9の国有地が、すべてが、この一塊が、国・県の第一候補地として周到に準備して、狙われていた、と結論づけました。(これは、3月12日の文書でも指摘したこと)

 さらに、私が3月12日に既に出していた「栗原市(深山嶽)こそ、初めから、国・県の第一候補地。周到に準備して狙われていた。」という結論が、この6枚の拡大図で裏付けされた、と確信しました。

 そう、国から渡された拡大図面は、「栗原市(深山嶽)を、初めから、国(県)の第一候補地として狙っていた」こと、「最大のターゲットを深山嶽に初めから定めていた」ことを、私たちに分からせようとしたもの。国(県)は、このように周到に準備し、執拗に今後も攻勢を強めて行く、という「栗原に対しての宣戦布告をした。」もの なのです。


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