触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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4.24 深山嶽(栗原)視察見学会 報告

<原発・環境・エネルギー問題>     2014.5.1

4.24 深山嶽(栗原)視察見学会 報告   

 放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク
   (放射性廃棄物問題担当) 佐藤 茂雄
 連絡先/ TEL(FAX)0228-22-7412 Email fa43725@yb3.so-net.ne.jp ブログ「触媒生活」

 4月24日に行った「深山嶽視察見学会」は、次のような呼びかけ(案内)で行いました。
                                          

                
 東電福島原発事故由来の放射性指定廃棄物の宮城県内での最終処分場候補地(三カ所)の一つに、栗原市の栗駒山の山麓にある「深山嶽」(24.4ha)が選定提示されました。隣接する深山牧場(120ha)も汚染稲わらの保管場所として狙われていた所です。さらに、ここには、この二つを合わせた10倍以上の国が「利用可能」と考えている広大な国有地(林)があります。一つの町の中心街が丸ごと入ってしまうほどの大きさです。こんなに国・県にとって使い勝手の良い「辺ぴな山間部の広大な国有地」は滅多にありません。
まず、ここに、最終処分場さえ作ってしまえば、周りにいくらでも拡大できます。青森県六ヶ所村のようにされていく、更には、どこにも場所を見つけられない高レベル核廃棄物の処理場にもされかねません。
 初めからこの深山嶽は、国・県によって、周到に準備され、狙われていたのです。
 この「深山嶽」は、一体、どんな場所なのか? 実際に自分の目で見て確かめましょう。「深山嶽」の現地に立って、ここに最終処分場が作られたら、どうなるかを、現地で一緒に考えてみませんか
 当日は、深山牧場、深山嶽国有林、近くの荒砥沢ダム近くの崩落地などを地元の方に説明をしていただきます。

日時 :2014年4月24日(木) 午前10時 旧文字小学校 集合 午後3時解散 予定
 事務局の用意した車に分乗して深山牧場まで行きます。「6 深山嶽」の国有林などに入ります。荒砥沢ダム近くの崩落地に車で移動し、お昼頃に、山武温泉「さくらの湯」に行き、そこで、交流会・昼食後、休憩・温泉、最期に集合場所に戻ります。
参加費 一人1,500円( 昼食・休憩、温泉、資料代を含む )
山歩きに近いものになります。タオル、長靴、手袋、(水分補給)防寒着等の準備もお願いします。
 説明者:大場武雄氏 他
                                                      
              
 この企画は、4月12日の「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」4月例会で、発表されたものです。そして、事前に河北新報と大崎タイムスにこの企画の記事が出ました。そして、この間、街頭での署名活動・宣伝の中でも市民にお知らせしてきました。主催は「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める栗原市市民団体連絡会」(ネットワークと他9団体)で、会員の他、街頭や新聞を見ての電話での申込みもありました。ほとんどは栗原の方ですが、県内の登米、仙台、東松島の他、千葉県からも2人と、総勢29人の参加となりました。この内、千葉県から参加した私の友人の中山敏則さんのレポート(「千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会」のメーリングリスト向け)が届いています。大変よく書けていますので、それを紹介します。

                           
 指定廃棄物最終処分場候補地を見学 
 ~宮城県栗原市の深山嶽国有林~
 


中山敏則です。

 きょう(24日)、宮城県栗原市で開かれた「深山嶽(ふかやまだけ)見学会」に参加しました。主催は「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める栗原市市民団体連絡会」です。
 宮城県では、指定廃棄物(高レベル放射性廃棄物)の最終処分場候補地として3か所があげられています。その1か所が栗原市の深山嶽です。残りの2か所は加美町(かみまち)の田代岳と大和町(たいわちょう)の下原です。いずれも国有地です。

■極秘で候補地を選び、いきなり地元に突き付け 

 深山嶽には広大な国有林があります。その一部が最終処分場の有力候補地になっています。
 環境省が3か所の最終処分場候補地を発表したのは、今年1月20日の宮城県市町村長会議です。3市町に地質調査の受け入れを要請しました。最終的には1か所に絞り込むとしています。
 地元の市町や住民にとっては、寝耳に水の発表でした。候補地を極秘で選び、いきなり地元に突き付けたのです。
 当然のことながら、3市町では反対運動が起きています。首長たちも受け入れ反対を表明しています。しかし、環境省と宮城県知事は、カネをちらつかせながら、水面下で各個撃破政策を推し進めているとのことです。

■すぐそばで国内最大規模の地すべりが発生

 こうしたなか、栗原市でも最終処分場建設反対運動を大きく広げようと、現地見学会が開かれました。参加者は約30人です。ほかに、マスコミの記者やカメラマンも十数人が取材に訪れました。テレビ局は東北放送、宮城放送、仙台放送、東日本放送。新聞社は朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、河北新報です。
 深山嶽国有林の処分場候補地は市営深山牧場に隣接しています。同牧場の標高は515メートルです。標高1627メートルの栗駒山をすぐ近くに望むことができます。また、牧場から栗原市の街や水田地帯を一望できます。そんな丘陵地が核のゴミ捨て場としてねらわれているのです。
 一行は、雪が残る国有林内の林道を歩きました。案内者はこう説明しました。
「深山嶽国有林に降った雨や湧き水は栗原市内の川や水田などに流れ込んでいる。もし放射能が漏れたりしたら、栗原町は大打撃を受ける」
「岩手・宮城内陸地震(2008年)の際、深山嶽のすぐそばの荒砥沢(あらとざわ)ダム上流部で大規模な地すべりと崩落が起きた。地すべりの規模は幅約900m、斜面長さ1300m、面積98ha、滑落崖(かつらくがい)の最大落差は150mだ。日本で発生が確認された地すべりでは最大規模である。このへん一体の地質は火山灰で覆われているのでたいへんもろい。処分場建設を強行して崩落したら、どうなるのか。恐ろしいことだ」
 荒砥沢ダム上流部の地すべりの跡も見学しました。ものすごい地すべりと崩落です。ちょっとしたグランドキャニオンのようになっています。
  ※荒砥沢ダム上流部で発生した大規模な地すべりについては   次のHPをご覧ください。 荒砥沢ダム上流部で発生した大規模な地すべり荒砥沢ダム上流部で発生した大規模な地すべり

■風光明媚なところになぜ…

 現地を見たあとは山武(やまたけ)温泉の「さくらの湯」で昼食と交流会(意見交換会)です。
 参加者からこんな声がだされました。
「処分場候補地を初めて見た。深山嶽は風光明媚で空気がたいへんきれいだ。そんなところになぜ高レベルの放射性廃棄物処分場をつくるのか。深山牧場などの観光地やハイキングコースでは、ゴミの持ち帰り運動を進めている。それなのに危険なゴミを持ってくるなんて、絶対に許せない」
「将来の子どもたちのためにも、処分場建設は断固反対したい」
「署名をもっと増やすためにがんばりたい」
 連絡会は、処分場候補地の白紙撤回を求める署名を現時点で約1万4000筆集めています。今月28日に環境省に提出する予定です。また、栗原市の農協も独自に署名運動をとりくんでいて、約2万筆を栗原市長に提出しました。
             *
 交流会では、私も新聞記事(コピー)を配布し、千葉の動きを簡単に紹介しました。新聞記事は、第4回千葉県市町村長会議(4月17日)を報じた朝日新聞(千葉版)、毎日新聞(同)、読売新聞(同)、千葉日報と、「千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会」の結成集会(4月6日)を報じた朝日新聞(千葉版)、毎日新聞(同)、千葉日報、しんぶん赤旗です。「進まない原発『指定廃棄物』」「変わらぬ極秘選定」の見出しが付いた3月17日付け東京新聞の記事も添付しました。

                                                                          

<写真で紹介、視察見学会> (ほとんど、本田敏夫事務局長の撮影です。)

① 旧文字小学校前に集合、本田事務局長(左端)が日程を説明。
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② 車に分乗し、深山牧場へ、鈴木健三代表(中央)が挨拶。
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③ 地元文字の菅原敏光さん(農林組合長他)が挨拶。          
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④ 深山牧場から北北西に栗駒山を臨む。
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⑤ これ田中正造のつもりです。 
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⑥ ここから先が、候補地の「6 深山嶽」です。⑤から約500m
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⑦ さらに西へ林道を進みました。まだまだ雪が残っていました。    
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⑧ 「6 深山嶽」は、国有林で伐採すれば牧場と同じ平らです。
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⑨ 説明者の大場武雄さんより解説を行っていただきました。    
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⑩ 参加者より現在地の確認を求められマップを基に説明する私(佐藤)。
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⑪ 千葉県から地質専門家の籾倉克幹さんが駆けつけて下さいました。 
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⑫ 鈴木代表の音頭で「断固反対!白紙撤回!」と気勢を上げました。
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⑬ 帰り道でも田中正造氏は、ポーズを決めて。             
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⑭ 深山牧場中央にある見晴台に上がってみました。
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⑮ 深山牧場は、120haもあって広大です。周りの国有林も広大で平坦。 
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⑯ 山武温泉「さくらの湯」で、参加者の感想を出し合いました。
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⑰ 千葉県から参加した中山敏則さんが、千葉県などの状況を説明。   
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⑱ 皆さん、熱心に聞き入っていました。
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⑲ 同じく千葉県からの籾倉克幹さんの専門的な話は非常に参考に。   
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⑳ この広大な国有地が核のゴミ捨て場として狙われていると、説明。
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<新聞・TV報道で紹介、視察見学会>

4.25 深山嶽を現地調査 指定廃棄物最終処分場、候補地撤回へ市民ら /宮城 毎日新聞 

指定廃棄物最終処分場の候補地とされた深山嶽の国有林に入り、問題点を調べる参加者たち=栗原市栗駒文字で
 「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」など栗原市の10市民団体の連絡会は24日、指定廃棄物最終処分場の候補地の一つにされた同市栗駒文字の深山嶽(ふかやまだけ)の現地調査を実施した。候補地選定の白紙撤回を国に求めるための知識を深めようと企画された。
 候補地は市営深山牧場の西側に隣接する尾根地形で、同市栗駒・荒砥沢ダムそばで温泉施設を営む大場武雄さん(75)を案内役に、参加者約30人が雪解けでぬかるむ山道をたどり調査した。
 大場さんによると、尾根に降った雨は同市花山の一迫川と、荒砥沢ダム経由の二迫川のいずれかに流下する。さらに2008年の岩手・宮城内陸地震で深山嶽の山裾が軒並み崩落したとし、凝灰岩地質のもろさに言及した。
 尾根から同市築館の市街地方向に吹き下ろす季節風の問題への指摘もあり、参加者らは「水、大気、地盤のどれを取っても処分場に不適な土地」と確認し、杉林の中で「処分場絶対反対」のシュプレヒコールを響かせた。
 栗原市の「文字農林・牧野組合長」の菅原敏允(としのぶ)さん(81)は「処分場ができれば木材も畜産も米作りも風評被害の犠牲になる」と話した。栗原ネットの鈴木健三代表(71)は「処分場は子どもらの未来を奪う」とし、10団体で集めた建設反対署名約1万4000筆を28日に佐藤勇市長に届けるなど、粘り強く活動を進めると強調した。【小原博人】

栗原の処分場候補地で見学会 2014 年 04 月 24 日 19:20 
http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20140424_20822.htm(TBCNスタみやぎ)
※ビデオでご覧頂けます。 ブロードバンド用(250Kbps) ナローバンド用(56Kbps)

 放射能に汚染された指定廃棄物の最終処分場の建設をめぐり、県内の候補地の1つとなっている栗原市で、24日、市民団体が建設予定地を見学しました。
 この見学会は、処分場の建設に反対する栗原市の市民団体10組が企画したもので、地元住民など27人が参加しました。
 栗原市では、栗駒山の中腹に位置する深山嶽地区が候補地となっていて参加者は、その林道を500メートルに渡って視察しました。
 指定廃棄物は福島第一原発の事故で、1キロあたり8000ベクレルを超える放射性セシウムに汚染された稲わらや汚泥のことで、県内では20の市と町に約5000トンが保管されています。
 建設予定地から3キロほど離れた荒砥沢ダムでは、2008年の岩手・宮城内陸地震で崩落するなどの被害が出ていて、参加者の中には「地すべり」の危険があるなどと訴える人もいました。
 このあと参加者たちは、候補地を見た感想などをそれぞれ述べ改めて、建設に反対していくことを確認しました。
 見学会を主催した市民団体では、今後も、処分場建設反対の署名を市長に提出するなど、活動を続けたいとしています。
ビデオを見るにはWindows Media Playerが必要です。


最終処分場」候補地を住民たちが見学 2014/04/24 19:56:53  http://ox-tv.jp/SuperNews/p/archive.aspx (仙台放送)

「指定廃棄物」の最終処分場について、24日、栗原市の住民たちが、候補地とされる現地の見学会を行いました。参加者の中には初めて現地を訪れた人も多く、住民たちはあらためて、建設反対の意思を強くしていました。24日、栗原市内の山林を訪れたのは、最終処分場の建設に反対する地元住民などおよそ30人。国が候補地のひとつにあげた、深山嶽地区を実際に訪れることで処分場の建設に適さないことを実感しようと開かれた。参加者たちが一様に指摘したのは、岩手・宮城内陸地震による崩落現場に近い点だ。参加者は「もっと科学的調査をして住民の納得を得るようなそういう説明をしてほしい」と話した。長年、農林水産省の技官として、地質調査に携わり、千葉から参加した籾倉克幹さん(79)は、深山嶽が処分場建設に適さないと指摘する。「災害は人間が知恵を働かせることによって避けられる」「大いに知恵を働かせるべき」と話した。住民たちは、今月28日、1万4千人分の反対署名を、佐藤勇・栗原市長に届ける予定だ。


sinnbuik098



<当日配布資料から>

tiduhuya67
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