触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

MOVIES 10月からも続々アップ。

MOVIES 10月からも続々アップ。       
 2008.10.1


つぐない               2008.9.26


okr

 製作年度2007年、123分のイギリス映画。関連するリンク先はー ヤフー映画 つぐない

あらすじー1935年、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、兄妹のように育てられた使用人の息子、ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と思いを通わせ合うようになる。しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニー(シーアシャ・ローナン)のついた「嘘」が、ロビーに無実の罪を着せ、刑務所送りにしてしまう。その5年後、ロビーは、第2次世界大戦の英兵としてフランスに出兵させられる。セシーリアは、そのロビーの帰りをひたすら待ち続ける。18歳のブライオニーは、自らがついた「嘘」がもたらした残酷な結果に自責の念を感じ、家を出て看護婦の道を歩む。そして60年の時を経た1999年、大作家となった77歳のブライオニー(ヴァネッサ・レッドグレイブ)は、口から語られる衝撃の真実は、… 実は、これまで見てきたその残酷な現実は、すべてブライオニーが書いた小説の中のお話、想像の世界だったのです。

 作家イアン・マキューアンのベストセラー小説を、『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。幼く多感な少女の嘘によって引き裂かれた男女が運命の波に翻弄される姿と、嘘をついた罪の重さを背負って生きる少女の姿が描かれています。運命に翻弄される男女を演じるのは『プライドと偏見』を見て以来、私も注目しているキーラ・ナイトレイと、『ラストキング・オブ・スコットランド』で、注目されるようになったジェームズ・マカヴォイです。しかし、実際の主人公は、妹のブライオニーです。この13歳のシーアシャ・ローナンが、無垢で残酷、脆さと激情、危うさと戸惑い、そのような感性が鋭く、多感な感じの少女を見事に演じていました。最後に大作家になったブライオニー役でヴァネッサ・レッドグレイブが出てきますが、やはり彼女は、圧倒的な存在感を見せ付けています。多分、先にヴァネッサ・レッドグレイブが決まっていて、その少女時代にシーアシャ・ローナンが抜擢されたのではないかと思われます。(良く似ています。)しかし、大収穫だったのではないでしょうか。

 前作の『プライドと偏見』同様に、この映画の原作『贖罪』も読んでいません。前作同様に、今回も映画化するのは大変なことだったようです。前作の印象は、「画面の構成が巧み」、「長回しのシーンも上手い」、「映像が美しい」など記憶しています。ジョー・ライト監督は、今回もそれに加えて音(特に、タイプタイターの音、効果音の使い方など)、色、光、影などを効果的に使って、この複雑な物語を緻密な構成で映像にしています。この監督、まだ35歳だそうです。今後、どんな作品を作っていくか注目しています。

 ただ、この映画(原作もそうだと思いますが)のテーマ、「つぐない」、「贖罪」は、見てから、数日立ちますが、未だに「どのようなことだったのか」結論が出てきません。ブライオニーの罪は許されたのか?創作では、ブライオニーの望んだ結末に、しかし、現実はそうではなかった。ハッピーエンドのようにすることによって、許しを請うたのでしょう。私は、それは理解できましたが、それで良かったのかとなると、よく分かりません。暫くの間、未解決の問題として、私の中に残りそうです。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。