触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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MOVIES 10月続いては…

MOVIES 10月続いては…             
                 2008.10.2

 
 フィクサー              2008.9.27


ket

 製作年度2007年、120分のアメリカ映画。関連するリンク先はー ヤフー映画 フィクサー

 あらすじー大手法律事務所の裏で仲介に立って交渉をまとめる「もみ消し屋」=フィクサーとして活躍するマイケル(ジョージ・クルーニー)は、在職15年にして共同経営者への昇進もなく、焦りと不安を感じていました。大企業の集団訴訟にかかわっていた同僚で、友人の弁護士アーサー(トム・ウィルキンソン)が精神に異常をきたす事態が発生します。マイケルはその後始末をするため、アーサーの下へ向かう。アーサーが弁護を担当していた巨大企業は、発がん性物質を含む農薬を製造販売し、多大な住民被害を出していました。被告の巨大企業に有利のうちに訴訟が解決されようとした時、アーサーは、全てを覆してしまう秘密を握ってしまいます。彼は良心の呵責に苛まれ、事実の暴露を決意します。この動きを察知した事務所はマイケルに「もみ消し」を依頼しましが、それより先に、企業の利益を守ろうとする法務本部長カレン(ティルダス・スウィントン)は、アーサーの抹殺にでます。マイケルは、数日後に、暴露を目論んだアーサーの死亡を知ります。その不審な死の真相を追及するマイケル。真実を知ってしまったマイケルも次に消されかけます。危機一髪で難を逃れたマイケルは、最後に大逆転劇を演じます。

 主演をしているジョージ・クルーニーは、それだけでなく製作総指揮まで執っています。多くの俳優が作品の製作に乗り出す時代になっていますが、彼の場合、「グッドナイト&グッドラック」、「シリアナ」などですでに監督をしています。2作品とも見ていますが、非常に良くできていました。今回の作品は、原題が「マイケル・クレイトン」という主人公の名前が使われています。今回は、監督ではなく役者としてこの作品に、のめり込んでいったのだと思います。この事件もみ消し屋(フィクサー)は、まったくもって、カッコ悪い中年のよれよれ男として描かれています。離婚後の養育費に追われ(時々あう息子にもしんどそうな生活を見せる)、サイドビジネスに投資していたレストランが潰れ、そのための借金で危ない筋からの取り立てにあっている、しかもギャンブル癖もあるという八方塞、大ピンチで人生の瀬戸際に立つ男。-それに対峙する企業の法務本部長カレンは、聡明で、自信に溢れ、いつも毅然しているスーパー・キァリアウーマンとして、マイケルとは映し鏡のように真逆に描かれています。(そんなカレンでしたが、その地位と仕事のプレッシャーに押し潰されまいとするところや、企業利益擁護と自己保全の行き着く先は抹殺を命じることだったという、地獄にはまって行くところは、良く演じられていました。)最後の大逆転劇、これは主人公の良心の呵責、アーサーへの友情もあったことは否定しません。しかし、それよりも、もっと自然なマイケルが自分自身を守るために執った行動だと思いました。だって借金は返したし、弟への借りも返したのだから。結果として、何も残っていなくてもマイナスよりいいではありませんか?(マイナスー犠牲は、友人を亡くしたことがありますが…。)一方のカレンのほうは、刑に服することになるのですから、なおさらです。このようにして見てくると、このマイケルの役は、そのキャラクターを、ジョージ・クルーニー自身が役者として非常に良く演じていると思いました。(彼はこのような役が好きなのでは?私も、彼の二枚目の役よりこちらの方が好きです。)まさに、「マイケル・クレイトン」-彼の物語だと思いました。 

 ところで、この映画は、『ボーン・アイデンティティー』の脚本家トニー・ギルロイが初監督に挑んだものでした。原作がないオリジナル作品ということですが、ベテラン脚本家だけあって、出演している役者の演技を上手に引き出していると思いました。
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