触媒生活

セカンドライフに入っての日常生活を文章、日記などで表現します。「触媒」のような役割を果したいというのが私のモットーです。コメント等をブログでも受けますが、連絡はメールでfa43725@yb3.so-net.ne.jp まで。

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子どもの本 シリーズNO.6

<子どもの本 シリーズ6>
第5回図書館まつり  おはなし会大集合                  
                                            2008.10.19

 恒例の図書館まつりが今年も開かれました。図書館ができて、10年ですが図書館まつりはその途中からです。築館町時代に1回、市になって4回で、すっかり定着してきました。9時30分からの「本のリサイクルフェア」には大勢の市民が詰めかけ、私が到着した9時45分には、両手に紙袋を抱えた方々が出てくるところでした。10時からの「おはなし会大集合」の少し前に私も新書など5冊をゲットしました。私の出番は午後ですが、図書館まつりは、この他、「しおりづくり」、「図書館名人養成講座」、映画会などがあいました。「おはなし会大集合」は、市になってからで、今年で3回目。市内各地でおはなし会等をしているグループ(その内の都合のつくところ)が参加します。今回は4グループでした。ここでは、その中から、私たちのグループ「ひなたぼっこ」のものを中心にいくつか紹介します。

おはなしポケット(栗駒)

①(NO.14) 「いつもいっしょに」

ski

 文/こんのひとみ 絵/井本蓉子 金の星社
 関連するリンク先はーアマゾン いつもいっしょに

 森の中に住むひとりぼっちのクマがいました。あるひ…トン!トン!トン!トン!誰かが扉を叩きます。クマが扉を開けると、ウサギが寒そうにたっていました。ウサギのためにクマは一生懸命に世話をやきます。でも、ウサギは何もいいません。ついにクマは「その一言」を口にしてしまいます。「たいせつな人と読んで欲しい一冊」 と帯に書かれている「あなたがいるだけで私はしあわせ」といったことに気づかせてくれる絵本です。絵も内容もとても優しく、暖かい感じの絵本です。話し手の方がとても上手に、情感たっぷりに話されていました。

 ただ、私は、何故ウサギが最後まで声を発しなかったのかがイマイチ理解できませんでした。クマの問いかけに(夢の中か?)ウサギは涙を浮かべていたので、クマの思いはしっかり伝わっています。では、何故?ここに、私は、声が出せない訳、障害とか病気とかを考えてしまいました。実際にはどうなのかはこの絵本だけではわかりません。そうしたことが、例えあったとしても「あなたがいるだけで私はしあわせ」というメッセージは充分に伝わってきました。

②(NO.15) 「ベーコンわすれちゃだめよ」 

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 作絵/パット・ハッチンス 訳/わたなべしげお 偕成社
 関連するリンク先はーアマゾン ベーコンわすれちゃだめよ

 お母さんに頼まれておつかいに行くことになった男の子が、おつかいを暗唱しながら歩いていくうちに、だんだんうろ覚えになっていって、ムチャクチャな買い物をしてしまう…」というストーリーです。買ってくるものは、「うみたてたまごが6こと おちゃにいただくケーキと なしをひとやま」。そして、忘れちゃだめなのが「ベーコン」。これを、忘れないようにつぶやきながら歩いていくのですが、目に入ってくるのは女の人の立派な足を見て「生みたて卵」が「太い大根」に変わってしまいます。なし(英語でペア)が椅子(英語でチェア)に変わってしまうのは英語の言葉遊びなのですが、これは子どもには分からないと思いました。パット・ハッチンスの「テッチ」の主人公の子どもを少し大きくしたよう男の子がとても面白いです。その間違えっぷりは爆笑ものです。これも話し手は、「とてもこの話が大好き」という様子で話されていてとても感じが良かったです。

 このグループは、他に「ともだちや」と「さる・るるる」の2冊を。手遊びでは、「おべんとうばこ」のサンドイッチのバージョンを上手にされていました。

おはなしたまてばこ(鴬沢)

 このグループは、「おーい、みえるかい」、「さつまのおいも」、「しずくのぼうけん」、の3冊の絵本と「だんごむしのころちゃん」という紙芝居でした。

ろうどくボランティアこすもす(金成)

 このグループからが午後からでした。初めに帽子と手袋人形の子猫の手遊びをしました。その後、パネルと指人形等を使って「ききみみずきん」を。最後が人形を使っての「三匹の子ぶた」でした。ただ、これらについて詳しい批評はしません。絵本、本と関連づけていない、お話の内容が充分に吟味されていない等、問題点を多く感じました。

ひなたぼっこ(築館)

③(NO.16) 「やまこえ、のこえ、かわこえて」 

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 作絵/こいでやすこ 福音館書店
 関連するリンク先はーアマゾン やまこえのこえかわこえて

 満月の夜遅く、きつねのきっこは山こえ野こえ川こえて、町まで買い物に出かけます。途中、お月さまとふくろうといたちがお供になりました。町のお豆腐屋さんできっこは、「油揚げ、100枚下さいな!」といって、おまけに10枚足してもらった110枚の油揚げ持って帰りました。その帰り道、闇の中から怖い声が「油揚げ100枚おいていけ!」とおどします。何度も、お供に助けられて、きっこは無事油揚げを無事、持って帰ることができました。そして、それでいなり寿司を沢山作り、お祭りで皆に振舞い、喜ばれたという、きっこが活躍するお話です。怖い声の正体は影形で考えるのがクイズのようで、最後に正解が分かるようになっているのもとても良いと思いました。リズミカルな言葉、巧みなおはなしの展開、優しくやわらかい絵とで、秋にぴったりの素敵で、楽しい絵本になっています。

 この絵本の担当は、メンバーのHさん。彼女の優しい声がこの絵本には、とてもぴったりでした。

④(NO.17) 「ぼくにげちゃうよ」

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 作/マーガレット・W・ブラウン 絵/クレメント・ハード 訳/いわたみみ ほるぷ出版
 関連するリンク先はーアマゾン ぼくにげちゃうよ

 子うさぎと母さんうさぎのお話です。子うさぎは家を出てどこかに行ってみたくなり、母さんうさぎに「ぼく、逃げちゃうよ」と話すと、母さんうさぎは「おまえが逃げたら、母さんは追いかけますよ。だって、おまえはとってもかわいいわたしのぼうやだもの」と答えました。「母さんが追いかけてきたら、ぼくは魚になって泳いでいっちゃうよ」と子うさぎ。すると、母さんうさぎは「おまえが小川の魚になるのなら、母さんは漁師になって、おまえをつり上げてあげますよ」と答えました。その後、子うさぎと母さんうさぎがいろいろなものに変身して登場します。子うさぎが想像の中でどんなに逃げても、母さんうさぎは子うさぎを納得させる答えで追いかけて大きな愛を証明していきます。

 この追いかけっこのような子うさぎと母さんうさぎの会話がほほ笑ましい絵本です。愛されているからこそ、そこから逃げたい、でも最後には、やっぱり安心できる場所に戻りたい―という、そんな子どもの心理が、よく描かれている絵本です。

 担当は、メンバーのTさん。午前の部の「おはなし会大集合」を私と一緒に聞いた後、二人でリハーサルをしました。大型絵本ですから、私がページをめくる補助をすることにしました。子どもの反応をどう確認して進めるかも打ち合わせをしました。自宅でするだけでなく、実際の場所で練習することが大事だとよく分かりました。本番でも、彼女は、しっかりと出来ていました。また、一緒に準備から本番までしてみて、彼女は、この作品が、本当に好きなんだなということもわかりました。

⑤(NO.18) 「へっこきよめ」 
 作/香山美子 絵/川端 誠 教育画劇 
 関連するリンク先はー日本のユーモア民話 へっこきよめ

 大きな大きなおならでおばあさんをふっ飛ばしてしまったお嫁さんのお話です。こんな嫁さまは、いくら器量よしでもだめだねということで息子はお嫁さんを郷へ帰そうと送っていきました。道の途中で、風で倒れた大きな木を起こそうとしている村人達に出会いました。お嫁さんは、「ちょっくら、おらがやってみるべ」とおならをすると、倒れた木がおきあがって、元の姿に戻りました。そのまた先で、浅瀬につかえている船にであい、またまた先で、梨を食べたいお殿様に出会いました。それぞれをおならで助けると、お礼をたくさんいただいてしまいました。「たからもののようなよめっこだ。」と息子は大事におよめさんを家に連れて帰り、おばあさんと三人でなかよく暮らしました。という内容のお話です。

 「へっぷりよめ」「へこきよめさま」などなど、様々なよびかたがされていますが、日本中に同じようなお話があるようです。子どもから年寄りまで年齢に関係なく、人気のあるお話で、とても話のしやすい文章と、このわかりやすく民話にぴったりの絵が、よくよくあっていて、とても楽しめる紙芝居になっています。絵本では、文/大川悦正 絵/太田大八の「 へっこきあねさがよめにきて」が、私は、大好きです。こちらの方は、母屋とは別に「へや」(部屋)という、嫁さんが「へをこく」離れを建てたというオチがついていますが、こちらのほうが一般的のようです。日本昔話百選(稲田浩二・和子編著 三省堂)によると「そのお手柄を嫁に与えたのは、礼儀作法で女をしばろうとする者への反発であろう。」としています。このお話は、ただ面白いだけではなく、「この民話をはぐくんだ日本の農民たちの生活と、そのおおどかさ、(おおらかさーの間違い?)ずぶとさまで…」(大川悦正のあとがき)があるように、私にも思えます。

 自宅では、手製の紙芝居の箱で、何回も練習しましたが、どうもしっくりいきませんでした。7月27日の読み聞かせ講座①で講師の常盤 洋美(ときわ ひろみ)氏の紙芝居の実演を見て、自分なりに紙芝居の把握は一応できたと思いました。そして、今日の午前中、鴬沢のグループがした紙芝居の実演を見ていて、その問題点の把握もできました。そこで、前述のTさんとの二人でのリハーサル、実演となったわけです。その結果、私の方も、何とかしっかりと本番もできたと思いました。注意した点は、紙のめくり方、そのタイミング、話す時の顔の位置、(口の位置、目線、)子どもたちの反応の見方、それに合わせた進行の仕方等です。この作品自体がとても紙芝居の特性を生かしたものになっているため実演もこれらの注意を充分してすることができました。
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